80年代アニメを知りたい! 伝えたい!

主に1980年代に制作されたアニメや関西で行われるイベントについてを20代の若造の視点で書いていこうと思います。

【謝罪】ブログ一周年🎉80年代アニメ視聴記録、晒します🙇‍♂️…

皆様おはこんばんちわ、SATAトミオです


4月に突入したことで周りの環境が少しずつ変化していく季節ではありますが、私の80年代アニメ推しは平常運転でございます


来たる4月7日は、当ブログが本格的なブログ活動を開始した一周年記念日であります

ガンダム40周年の記念日であった2019年4月7日に発起して、さまざまな記事を書いて1年間続けることができました

 

これまでに書いた記事は60件…自分で言うのもなんですが、よく続けているなと感じます

私の人生、やるぞ!と決めたことは初めの3ヶ月ぐらいはもつのですが、そこから失速していくのがパターンとなっています

始めた当初は今回もそんな感じに辞めるのだなと思っていたのですが…ブログを書くのがまぁー楽しいのです

ブログを書くようになって、80年代アニメについて語りたいという思いが増幅したり、また始める前よりも知りたいという知識欲が向上してきました

 

さらにそれは行動にも現れ、昨夏から福岡・神戸・島根と全国を巡回をしている『富野由悠季の世界』展にも遠征して観覧してレポート記事を書いています

展覧会などのイベント行事は好きで近郊であれば見に行っていましたが、【大阪→東京→島根→東京→大阪】のような無茶苦茶な旅をすることはありませんでした

完全にこれはブログを始めた影響です

80sanime.hatenablog.com


 

ブログ継続一周年を記念して当ブログでは、さらに新しい取り組みをしていきます

その新しい取り組みとは、、、当ブログ公式のFacebookの開設です!

 

カッコいい感じに言っていますが、ただFacebookを始めますという紹介です

ブログを始め、それを宣伝する為にTwitterを本格的に始動した一年前

Twitterでは色んな方と交流でき、さらに同世代の同じ趣味の方とたくさん出会えることができました

きっとTwitter以外にも同じ趣味の同志がいるのではと、まずはFacebookに進出する次第です

 


Facebookを始めるのにはもう一つ理由があります

はてなブログの仕様として記事の最後にFacebookのシェアボタンがあります

たまにそのカウントが入ったりしていて〔なんだろうな?〕と疑問に思い調べてみると、Twitterリツイートに近い効果があるらしいです(詳しくことは理解していませんが…)

前回投稿したアニメ雑誌に関する記事「【アニメ誌特集】80年代OVAを知りたければ『アニメV』を見よ📖 」を書きTwitter上で多くの方に反応をいただいたこともあり、本記事のFacebookシェア数が50を超えております

 

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つまり、私の記事はFacebookにも通じる!ということです

通じるというのはオーバーな言い方ですが、更に多くの方に見ていただける為にFacebookという未知なる世界へ進み、今後も精進していきたいと思います

 


ブログの更新情報やFacebookだけの投稿もしていきますので、Facebookのフォローお願いします

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謝罪…私の80年代アニメ視聴記録を晒します

しかし、ブログ一周年を迎えるにあたり見ていただいている皆様には謝罪しなければならないことがあります…

 


ブログ名にもあるように、私は同じ平成世代の若い方に80年代アニメを伝えるという目的でブログを書いております

Twitter上でも80年代アニメの話題を多く取り上げ、さぞ詳しいであろう振る舞いをしていますが本当は…全然知りません!

本当に申し訳ございません!

 

タイトルは知っていても全話観ていない作品というのが多すぎて今まで声に出せませんでした(中には観ていると嘘をついたこともあります…ごめんなさい!)

恥ずかしさのあまり語ってこなかった私のアニメ遍歴…

ブログ一周年という節目に皆様への謝罪と共に、私が今までに観てきた80年代アニメ作品(全話視聴作品のみ)を公開したいと思います

80年代アニメ視聴記録(TV編)

 

1980年

伝説巨神イデオン(全39話)』

『坊ちゃん』

宇宙戦士バルディオス(全35話)』

あしたのジョー2(全47話)』

 
・『トライダーG7』や『鉄腕アトム』などは半分ぐらいは観ているのですが…全話視聴となるとこれだけに限定されます(恥ずかしい)

 

 1981年

最強ロボ ダイオージャ(全50話)』

『おはよう!スパンク(全63話)』

Dr.スランプ アラレちゃん(全243話)』

六神合体ゴッドマーズ(全64話)』

太陽の牙ダグラム(全75話)』


・はい、80年代アニメ好きのくせに『うる星やつら』を観れていない愚か者です(話数が多いから…←言い訳)

うる星やつら』はいつか時間をかけてでも全部観ることを心に誓っているタイトルです

そして『Dr.スランプ』を全話観ているというのは、ちょっとした自慢に感じています

 

 1982年

戦闘メカ ザブングル(全50話)』

『機甲艦隊ダイラガーⅩⅤ(本編52話)』

超時空要塞マクロス(全36話)』

ときめきトゥナイト(全34話)』

さすがの猿飛(全69話)』


・『パタリロ!』『ミンキーモモ』などの有名タイトルを観れていないのも隠したいほど恥ずかしい事実であります

 

1983年

未来警察ウラシマン(全50話)』

聖戦士ダンバイン(全49話)』

愛してナイト(全42話)』

光速電神アルベガス(全45話)』

『みゆき(全37話)』

装甲騎兵ボトムズ(全52話)』

魔法の天使クリィミーマミ(全52話)』

『キャッツアイ 1期(全36話)』

機甲創世記モスピーダ(全25話)』

銀河漂流バイファム(全46話)』

『ナイン2 恋人宣言』


・80年代アニメの中でも1983年前後に製作された作品が一番好きなので、他の年に比べて多く観ています

しかし『キン肉マン』は悪魔超人編までしか観ていなかったり、『キャプテン翼』や『ストップ!!ひばりくん!』などのジャンプ原作アニメを観れていません

 

1984

超攻速ガルビオン(全22話)』

重戦機エルガイム(全54話)』

ビデオ戦士レザリオン(全45話)』

巨神ゴーグ(全26話)』

ガラスの仮面(全23話)』

アタッカーYOU!(全58話)』

ゴッドマジンガー(全23話)』

『ナイン 完結編』

機甲界ガリアン(全25話)』

超力ロボ ガラット(全25話)』

『キャッツアイ 2期(全37話)』

 
1984年のタイトルも好きな作品が多くて、現在も『スターザンS』や『ウイングマン』を視聴中であります(4月中旬からはdアニメストアで配信される『魔法の妖精 ペルシャ』を観ていきます)

 

1985年

機動戦士Zガンダム(全50話)』

ダーティペア(全26話)』

蒼き流星SPTレイズナー(全38話)』

ハイスクール!奇面組(全86話)』

 
・『タッチ』も80話あたりまで観て止まっており、ロボットアニメの中でも有名作品である『ダンクーガ』も観れていません(本当恥ずかしい)

 

1986年

ドラゴンボール(全153話)』

機動戦士ガンダムZZ(全47話)』

めぞん一刻(全96話)』

あんみつ姫(全51話)』

 
・『宇宙船サジタリウス』も数年前に途中まで観ていたのですが止まってしまいました(再視聴したタイトルであります)

現在はGYAOで配信中の『ワンダービートS』を視聴しております

 

1987年

機甲戦記ドラグナー(全48話)』

陽あたり良好!(全48話)』

きまぐれオレンジロード(全48話)』

シティーハンター(全51話)』

エスパー魔美(全119話)』

『赤き光弾ジリオン(全31話)』

 
・1987年に関しては主要なTVシリーズは観れているかなと感じます

ただ『ミスター味っ子』を途中までしか観れていなくて、一度30話ぐらいまで観たっきりで2年ぐらいたってしまってます

 

1988年

シティーハンター2(全63話)』

美味しんぼ(全136話)』


・自分が観ているタイトルを書き出していき、今回一番驚いたのが1988年であります

うわぁ、全然観ていない!これは恥ずかしい‼︎

『キテレツ』や『魔神英雄伝ワタル』などちょこちょこ観ているタイトルが多くある1988年、今後はこの年を強化的に視聴していく必要がありそうです

 

 1989年

魔動王グランゾート(全41話)』

ドラゴンボールZ(全291話)』

機動警察パトレイバー(全47話)』

シティーハンター3(全13話)』


・『ドラゴンボールZ』が中学生の頃のバイブルだった私、話数がこんなに多いのに何故か2周しています(その時間を他の作品に当てていればとちょっと思ったりします)

らんま1/2』や『YAWARA!』も途中まで観て止まっていますね

 

ちなみに20歳以前までに観た80年代アニメに絞るとこうなります(TVシリーズ限定)

 

・『Dr.スランプ アラレちゃん(全243話)』

・『戦闘メカ ザブングル(全50話)』

・『超時空要塞マクロス(全36話)』

・『聖戦士ダンバイン(全49話)』

・『機動戦士Zガンダム(全50話)』

・『ドラゴンボール(全153話)』

・『機動戦士ガンダムZZ(全47話)』

・『ドラゴンボールZ(全291話)』

自分が思っていた以上に観ている作品が少ないですね…

この結果を見ていただければ分かるように、自分は20歳を超えてから本格的に80年代アニメを観始めました

そこには動画配信サービスの普及し、使い始めた影響が大きく関係していると感じます

 

あと、ご覧になって気づいた方もいるかと思いますが、80年代の名作劇場アニメを全く観ていません

70年代だと『母をたずねて三千里』や『ペリーヌ物語』を観ていて苦手なジャンルではないのですが、不思議と観ていません

今後は80年代名作劇場アニメにも手を出していきたいと思います

 

一応、80年代の映画&OVAアニメ作品の視聴記録も紹介させていただきます

 

80年代アニメ視聴記録(映画&OVA編)

 

1980年

あしたのジョー

『地球へ・・・』


1981年

機動戦士ガンダム

『キャプテン』

機動戦士ガンダム哀・戦士編』

さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅

宇宙戦士バルディオス


1982年

『おはよう!スパンク』

機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編』

コブラ

伝説巨神イデオン 接触篇』

伝説巨神イデオン 発動篇』


1983年

クラッシャージョウ

ザブングルグラフィティ』

チョロQダグラム

『ドキュメント太陽の牙ダグラム

『ナイン』


1984

超人ロック

『名探偵ホームズ 青い紅玉の巻/海底の財宝の巻』

超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか


『魔法の天使 クリィミーマミ 永遠のワンスモア』


1985年

『ボビーに首ったけ』

メガゾーン23

幻夢戦記レダ

吸血鬼ハンターD


銀河漂流バイファム 消えた12人』

『魔法の天使 クリィミーマミ ロング・グッドバイ

銀河漂流バイファム ケイトの記憶涙の奪回作戦‼︎』

『戦え‼︎イクサー1(全3話)』

ドリームハンター麗夢 惨夢、甦る死神博士

ダーティペアの大勝負 ノーランディアの謎』


1986年

タッチ 背番号のないエース

メガゾーン23 PARTⅡ 秘密く・だ・さ・い』

プロジェクトA子

天空の城ラピュタ

『名探偵ホームズ ミセス・ハドソン夫人人質事件の巻/ドーバー海峡の大空中戦の巻』

『11人いる!』

タッチ2 さよならの贈り物

『時空の旅人』


ドリームハンター麗夢Ⅱ 聖美神 学園の妖夢

蒼き流星SPTレイズナー ACT-Ⅲ 刻印2000』


1987年

ダーティペア

『タッチ3 君が通り過ぎたあとに』


ドリームハンター麗夢Ⅲ 夢隠 首なし武者伝説』

重戦機エルガイムフルメタル・ソルジャー』

プロジェクトA子 大徳寺財閥の陰謀』

ダーティペア OVAシリーズ(全10話)』

 

1988年

銀河英雄伝説 わが征くは星の大海』

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア

『映画 ドラえもん のび太のパラレル西遊記

火垂るの墓

AKIRA

陽あたり良好! KA・SU・MI 夢の中に君がいた』


聖戦士ダンバイン New Story of Aura Battler DUNBINE(全3話)』

機動警察パトレイバー OVAシリーズ(全6話)』

六神合体ゴッドマーズ 十七歳の伝説』

プロジェクトA子3 シンデレラ・ラプソディ』

吸血姫美夕(全4話)』

トップをねらえ!(全6話)』

1ポンドの福音

銀河英雄伝説 本伝(全110話)』


1989年

ヴイナス戦記

シティーハンター 愛と宿命のマグナム』

機動警察パトレイバー the Movie

ドラゴンボールZ


機動戦士ガンダム 0080 ポケットの中の戦争(全6話)』

プロジェクトA子 完結編』

OVA作品も全然観れていないです…

もっと観ていかなければと思わされる次第です

 

 ブログ二年目、更に精進してまいります!

今回、これまでの80年代アニメ遍歴を公開したのは、いかに自分がまだまだ勉強中である身だと公表する為であります

知識ばかりを蓄えてばかりで中身を知らない25歳の若造であるということです

しかし、それは現時点での話です

昨年も様々な作品を観て、80年代アニメへの愛を深めてきました

80sanime.hatenablog.com

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そして今回の記事を書いたことで、自分がまだまだ未熟な存在であることも再認識できましたし、もっとたくさんの作品を知りたいという欲も膨れ上がってきています


 

二周年目に突入にする当ブログ

もちろん今後も継続していく所存でございますし、新しいことにもドンドン足を踏み入れていきたいと思っています

80年代OVA作品の視聴数が少ないので、まずはLD(レーザーディスク)を観れる環境を整えていきたいです

 

今のご時世、色々深刻な時期ではありますが自分が好きなモノにはとことん愛をもって接して、またその素晴らしさをたくさんの方に伝えていければと思っています

 

そんな2年目の当ブログ『80年代アニメを知りたい!伝えたい!』を宜しくお願いします!!

宜しければ、Facebookフォローお願いしまーす♪

 

 

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🌟-前回の記事-🌟

【アニメ誌特集】80年代OVAを知りたければ『アニメV』を見よ📖

どうも、『富野由悠季の世界』青森会場が延期になり生きる希望を失いかけているSATAトミオです


新型コロナウィルスの感染拡大を考慮しての延期…初の東日本での開催であった青森会場を安心してより多くの方に観覧していただく為にも延期という決断は正しいと感じます

むしろ中止でなく、延期であったことにホッとしております

しかし延期の影響は大きく、私自身『富野由悠季の世界』青森会場の魅力を紹介するブログ記事を書いて公開する準備をしていましたが延期になったことで幻の記事となってしまいました…

 


突如ブログネタが無くなり困っていた私…

そこで急遽、Twitterでブログネタを募集させていただきました

 

そして投票の結果【当時のアニメ雑誌・ムック本の紹介】が選ばれた訳です

投票・反応していただいた方、ありがとうございました


とういうわけで今回は80年代アニメ雑誌について書いていきたいと思います


現在、80年代アニメ雑誌を集めている私

まず始めに2020年の令和2年になぜ80年代当時のアニメ雑誌を集めているのかという事を書いていきます

 

20代の私が80年代アニメ雑誌を集めるワケ…

私は、自分と同世代やそれよりも下の次世代に80年代アニメを伝える為にブログ活動などをしております

しかし伝えると言っておきながら80年代アニメに関する知識は乏しく、またネット上だけでは調べるのにも限界を感じる思いがありました

やはり、当時のことは当時のメディアから…

当時の匂いというのは当時のモノからしか感じられないと思い、80年代アニメ雑誌を集め始めました

(以前アニメ雑誌の事を書いた記事がこちら↓)

80sanime.hatenablog.com

まぁそれっぽい理由を書きましたが、単に80年代アニメをもっと詳しく知りたい!というそれだけの話です

これはわりとポピュラーな考え方で、Twitterで仲良くさせていただいている同世代の若い方の中にも3人に1人ぐらいは昔のアニメ雑誌を所持しています

 


まんだらけなどのアニメ関係のショップやネットオークションなどで購入・収集をしていて、現在の80年代アニメ雑誌所持数は163冊となっています!

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…今回初めて自分の所持しているアニメ雑誌を数えてみたわけですが、想像していたよりも多くて何故か震えています

内訳

アニメージュ』27冊

『ジ・アニメ』20冊

『マイアニメ』30冊

アニメディア』37冊

アニメック』24冊

『アニメV』25冊

計163冊


163冊所持しているといっても『月刊OUT』や『ニュータイプ』もまだ手に入れることができていませんので、もちろん今後も増えていくことでしょう(問題は置き場所ですね…)


最終的には80年代に発刊されたアニメ雑誌をコンプリートするのが目標です(道のりは長いですが…)

 


ここまで80年代アニメ雑誌の所持事情をお話ししましたが、では25歳の若造は何のためにアニメ雑誌を買うのかというのを簡単なポイントに分けてお話しします

 

・当時の作品の注目度・評価を知る

80年代アニメ雑誌を集める意味の50%ぐらいはこれにあたります

今の評価と当時の評価というのは決してイコール関係あるわけではございません

特に当時の人気が凄いと感じるのが『超力ロボ ガラット』です

前年に放送されていた『銀河漂流バイファム』の人気が凄かったのか同じキャラクターデザイナー芦田豊雄さんを起用したこともあり『超力ロボ ガラット』を特集にした雑誌がすごく多いこと

雑誌の表紙傾向などで、すごく期待されたタイトルであったのだなと感じさせられます

こういうことはやっぱり当時の雑誌を手にしなければ分からないことでしょう

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・インタビューなどで当時の考えを知る

監督のインタビューはもちろん、当時の作画監督や演出家さんのインタビューも載っているというのは大変読みがいがあるものです

特に自分が手がけた過去の作品をよく失敗作だとコメントする富野由悠季監督のインタビューなんかは、一貫性がありながらも現代の批評とは違う観点で語られていますのでそういったところをニヤニヤしながら見ています

 

・当時のイベント情報を知る

80年代アニメ雑誌を読んでいて一番面白いと言っていいのがコレです!

例えばアニメ作品のPRの為に全国各地で開催されるアニメイベントのレポートとかはすごく見ていて目頭が熱くなります

声優さんのトークイベントやセル画のプレゼントなど、いろんな催し物があり自分も当時会場にいたらどんな風に楽しんだであろうと空想の世界を旅する時があります

特に惹かれるのが『アニメトピア』

ラジオ大阪で放送されていた声優によるラジオ番組

初代パーソナリティの麻上洋子さん・吉田理保子さんを始め、二代目パーソナリティの田中真弓さんや島津冴子さんなど、女性声優さんのラジオ番組としても先駆け的な番組であり当時を知らない自分としてはめちゃくちゃ惹かれます

そういった公開収録にはどんなことをしても行けませんのでイベントレポートなどはすごくありがたいと思いながら読んでいます(いつか『アニメトピア』についても書いてみたいですね)

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・企画段階の仮タイトルが見れる

これぞアニメ雑誌を読む意味というのが放送前の作品の仮タイトルであります

現在、当たり前ように動画配信サービスで観られている作品にも企画段階があり、そこから何回も変わって今ある形として語られている訳です

それの変わっていく過程を追うことができるのがアニメ雑誌です

例えば、『超時空要塞マクロス』のスタッフが多く参加したとして80年代OVA作品の大ヒット作品として知られている『メガゾーン23

本作は何回も作品のタイトルを変えて現在の『メガゾーン23』という正式なタイトルに決まったわけです

ビデオ発売前のジ・アニメ1984年10月号では「オメガゾーン23として紹介されていました

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こういった企画段階の流れをWikipediaなどのネット情報で知るだけではナンセンスな気がしませんか?

 

80年代OVAの宝庫『アニメV』

紹介したいアニメ雑誌はたくさんあるのですが、今回は今一番力を入れて収集している『アニメV』を紹介したいと思います


『アニメV』とはーー1985年に『アニメディア』の姉妹誌として創刊され、のちに月刊された雑誌です

OVA作品が増え始めていた当時、それらのリリース情報などを紹介する〈OVA専門雑誌〉

として人気を博していたとされています

しかし90年代に突入するとTVアニメの作品本数が増えたことによりオリジナルのOVA作品が減少し、1998年に休刊しました

 

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現在所持している『アニメV』25冊を並べて写真を撮ってみたのですが…我ながら壮観な眺めに30分ほど凝視しておりました(しかし照明下に長時間晒すのは良くないので、スムーズに片付け)

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そもそもOVAというのは、80年代当時は【OAV(オリジナル・アニメ・ビデオ)】と呼ばれていました

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それがなぜOVAという表記に変わったかというと、AV(オーディオビジュアル)機器への配慮や、オスとメスの営みを収めたAV(アニマルビデオ)のイメージから変更したと言われています

 

そんな80年代OVAの記事満載の『アニメV』の魅力を語っていきたいと思います

 

視覚情報はイラストから

80年代OVAとは底無し沼のような未知の世界です

2018年に「オリジナルビデオアニメ(OVA) 80’s テープがヘッドに絡む前に」という80年代OVAを細かく取り上げた本が発売されましたが…絵がない!

人間の視覚情報というのは画像の方が残りやすいのは当然のこと、250以上もの作品を素晴らしく細かいレビューをされていますが絵がほとんどないので記憶に残りづらいのです

その為、名前は聞いたことあるけど画像を見て〔こんな作品だったの⁉︎〕と思うこともありますし、逆にパッケージ画像を見て作品に惹かれるということもあるわけです

 
そこで登場するのが『アニメV』

80年代OVA作品の情報がギッチギチに詰まっており、カラーで作品のカット画像がババーン!と大きく載っています

これぞ当時のアニメ雑誌を手にする意味!

もうね、知らない作品だらけで笑えてきますよ

しかし、そういった刺激が新たな作品への出会いとなるのです

 

当時のムフフな作品拝める貴重な雑誌

『アニメV』といえばムフフな作品もチラッと載っていてるアニメ雑誌であります

掲載方法も袋綴じという実にいかがわしさを掻き立てられる仕様であり、好奇心に訴えかけてくるものがあります

(一応言っておきますがそういった作品をやらしい目で観ていませんからね、純粋な映像作品として興味があるだけなんだからね、勘違いしないでよね)

しかし私が持っている『アニメV』は前オーナーが僧侶だったのでしょうか?未開封のものが多く、今更開封する気もないのですが見れないと思うと見たくなるのか人間の心理であります

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又野ユカルさんの書くファンアート

80年代の『アニメV』で取り扱っているのは80年代OVA作品であり、それに関する作品の読者から募集したイラストがたくさん掲載されています

今ではTwitterやpixivでイラストを投稿して手軽に見れるわけですが、80年代のタッチでイラストが拝めるのはアニメ雑誌の魅力

特に80年代OVA作品のイラストとなると中々お目にかかれるものではありません

その中でも私は、又野ユカルさんの書くイラストが好きで『アニメV』を買うと毎回探してしまいます(30年前の雑誌のペンネームだから名前は出してもいいよね?)

1987年9月号に載っていたキャミソールを着たセクシーなイクサー1のカラーイラストがめちゃくちゃ美しいのです

本当に30年前に描かれたのかというぐらい色の使い方が今風で、柔らかくもキリッとしたタッチに驚かされました


…ファンアートなので掲載できないのにこの熱さ…私の異常な熱意が伝わっているか不安なのでこの辺にしておきます(興味ある方は是非、1987年9月号の83Pをご覧ください!)

 

80年代アニメ雑誌はおもちゃ箱

今回『アニメV』に関して書いていきましたが、80年代のアニメ雑誌は奥が深い世界であります

『グロービアン』『BREAK・TIME (ブレーク・タイム) 』などまだまだ知られざる実態を秘めた雑誌がございます

『BREAK・TIME (ブレーク・タイム) 』は〈アニメスタッフが作る業界誌〉という触れ込みで発刊されていますが、何年に創刊されて何号出たかも把握できていないので情報求ム!という状態です…


80年代アニメ雑誌というのは私からしおもちゃ箱のような存在なのです

好きな作品をファン同士が語り合い、新作アニメの情報をワクワクするような文と構成で届けてくれる雑誌…当時を知らない自分のような若者を80年代の世界へと繋げてくれるメディアであります

雑誌の中にある空気感というのは、何年経とうが損なわれることがないのです

そして何より新たな発見をくれるということです

調べごとをするならネットで検索してみる方が、最短でたどり着き便利かもしれません

しかし、そこに当時の熱さを感じることはできません

遠回りしていろんな情報に触れることで、新たな発見を繰り返してまた新たな疑問にたどり着く

そういった出会いを愛おしく感じ、大事にしていければと思います

 


まだまだ紹介したいことはたくさんありますが、またアニメ雑誌を収集してストックが溜まったところで紹介できればと思います

 


ダラダラと長い文になってしまった記事を読んでいただきありがとうございました!

 
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🌟-前回の記事-🌟

80年代当時を知らない、平成世代の特権

最近、仕事が忙しくなってきてマトモにアニメが観れていないSATAトミオです

アニメも観れなければ、資料収集などをしてブログを記事化できない現象

というわけで資料収集も必要とせず、80年代アニメが好きな25歳の私・SATAトミオがアニメ観を語る"通称:若造語り" をお送ります


同世代の仲間がいない…高校時代は辛かった…など、いつもは暗いムードがパターンとなりつつある"若造語り"…

暗いことばかり書いていてはつまらないアニメライフを過ごしていると思われるので、今回は【80年代当時を知らないからこそ手に入れる、平成生まれの特権】について語っていきます

 

生まれる時代を間違えたからといって嘆いているばかりではございません!

この時代に生まれたなりのメリットというのがあるのです(キラッ⭐️)

(今回の記事は若干、リアルタイム世代の方々に喧嘩を売っている内容になっていますが、温かい気持ちでご覧ください。)

 

今、熱量がハンパない

当たり前の話ではありますが、80年代アニメというのは今から30年以上も前の作品になります

私は現在25歳であるため、放送当時を知らないわけです(これも当たり前の話ですね)


しかし、そんな30年前の作品を語る為に80年代アニメブログを開設し書く理由は、熱量がハンパなくあるということであります

ガンダムZZ』に魅了された中学二年生(14歳)の時、それから約10年…取り憑かれたかのように80年代アニメを観てきました

80sanime.hatenablog.com
つまり、私が熱く語る80年代アニメというのは、14歳〜25歳の約10年間に観た作品ということです

ファン歴でいうと短いのがちょっと恥ずかしいところでありますが、現在進行形で愛しているというわけです

たまにリアルタイム世代の方のコメントで〈昔は良かった…〉みたいなのがありますが、我々は今を楽しんでいるのです!

決して、過去を語っているわけではありません!!

懐古厨ではありません!!!!!


〈どんなに昔の作品でも、知らない・観ていなければ最新作である〉…この言葉は受け売りでありますが私のスピリッツに刻まれた言葉であります

私が熱く語る80年代アニメは、現在巷で話題になっている「鬼滅の刃」と全く同じなのです

これは冗談でなく本気で思っています!

ただ製作された時代が違うだけで、自分の中での熱量は最近アニメを愛するファンと同じ以上だと自負しています

こういった視聴感覚はリアルタイム世代の方にはないかと感じます

 

当時の時代背景に惑わされずに作品を観ることができる

平成世代とリアルタイム世代とで決定的に何が違うのかというと…当時のトレンドやブームを知らない(体験していない)ということです

何度も言いますが、1989年以降に生まれた…いわゆる"平成世代"というのは80年代の空気を体験していない世代であります

オレたちひょうきん族」や「夕やけニャンニャン」などの当時のバラエティ番組も知らず、そこから流行ったギャグなども知りません

更に、当時を知らないということは黒電話などの当時のテクノロジーなどにも触れていないことを意味しているのです

そんな平成世代の私たちが、なぜ80年代アニメという30年以上も前の(古い)作品を楽しむことができるのかというと…テクノロジーとトレンドは関係がないということです

以前に『平成生まれの若者は、昔のアニメを「古い」と感じるのか』という記事を書いたのですが、結論だけでいうと「古い」と感じることはありません

(詳しくはこちら↓)

80sanime.hatenablog.com


では80年代アニメの何に感銘を受けて、ここまでドップリはまり込んでいるのかというと…単純に面白いからです


セル画が〇〇とか、声優が〇〇とか、語り口を広げれば幾らでも語り伝えれますが、"面白い"というシンプルな言葉だけで充分だと感じます

観ていて気持ちがいいということです

 


当時の空気を知らないということはプラスな面を多いのであります

 

例えば80年代ジャンプ作品である『聖闘士星矢』という作品で【黄金聖闘士(ゴールドセイント)】という12星座をモチーフにしたキャラクターたちが登場します

しかし、この黄金聖闘士が生まれたことで、非常なカースト制度が学校内であったとされています(あくまで当時を知りませんからね)

作中内で弱い(活躍がない)黄金聖闘士と同じ星座であれば、強い黄金聖闘士と同じ星座のクラスメイトには逆えずに立場関係が決まります(ちなみに私は乙女座でありますので、カースト制度でいえばトップクラスです(笑)

帰宅途中のカバン持ち、掃除当番の押し付けなど…この星座カースト制度により非常な体験をされた方も多いかもしれません


当時を知らない自分としてはちょっと羨ましくも思えますが、カーストが低い当時辛い思いをした星座の方は『聖闘士星矢』という作品に恨みがあると思います

(詳しくは〈星座カースト制度〉で検索ください)


そして現在、当たり前の話ですが『聖闘士星矢』のカースト制度を知っている20代・10代の方は殆どいません

そういった当時の時代背景に囚われることなく素直な気持ちで作品を観れるのは、当時を知らない平成世代の特権であると言えます

 

マイノリティであるがゆえに同年代の同志と出会える喜び

80年代アニメが好きな平成世代というのは中々いないものです

生まれる以前のアニメであるわけですから当然といえば当然ですよね

つまり自分のような存在は"マイノリティ(少数派)"であるわけです


自分もブログやTwitterを始める前までは、何をするにも一人でありました

80年代アニメに関するイベントへも一人で行き、誰とも語ることなく一人で熱くなっていたのです

その為、80年代アニメ好きな若者など自分一人だけだと勝手に思っていました(今に思えば笑い話でありますけど)

そしてブログ開設と共に本格的にTwitterを始め、昔のアニメが好きな同じ若い方がにいることに感動しました

それも一人二人でなく、10数人以上もいる!

同世代の同じ趣味の若い方の存在は貴重であり、存在そのものが励みになります

〔自分の愛するものは間違いでなかった〕と思える…マイノリティで限られた存在だからこそ、好きを共有できるだけで救われるのです


そして交流してみて、同じ悩みや経験を持っているので共感することだらけであります

そういう思いから実際に会って話しがしたいと感じ、今年に入って3人の同世代のフォロワー様とお会いしました

皆さん自分よりも年齢が若い10代の方でありながら、知識が豊富で驚かされました

そして何より…がすごい!

 

先ほども書かせていただいたように、今の若い人たちは現在進行形で作品を愛されています

そういった点でも自分と同じであり嬉しかったです


今後とも、同じ趣味を共有できる若い同志の方とはお会いして話しができればと思っています(よろしくお願いします!)

80sanime.hatenablog.com

 

リアルタイム世代への嫉妬

正直なことを言うと70年代に生まれ、リアルタイム世代の方と同じように80年代アニメを観ながら当時の玩具などに触れて育ちたかったというのが本音です

しかし平成に生まれ、当時の空気を知らないからこそ80年代アニメの素晴らしさを色眼鏡で見ることなく感じとり、今現在も惹かれているのだと思います

たぶん当時に生まれて何気なく80年代のアニメを観て育ていたら、その時代を特別とも感じることなく〔若い世代に伝えよう!〕とする活動もしていなかったでしょう

今こうして、〔80年代アニメを伝えたい!〕とブログなどで発信しているのは、今の若い世代の心もを震わせることができるという確信的な自信があるからです

それができるのはリアルタイム世代ではなく、当時の空気を知らない25歳の若造である自分のような存在だと感じています

 

あえてこう言います…

平成に生まることができてよかった!!

 


 

記事の冒頭で、"リアルタイム世代の方に喧嘩を売っている"と書きましたが、これは嫉妬の裏返しです

今回のブログ記事を読んでいただいたリアルタイム世代の方が〈平成に生まれて80年代アニメを語るのも悪くないな〉〈逆に平成に生まれて同じ思いを共有したかった〉と思ってもらえば、平成世代が語る昔のアニメ観というのにも意味があるように思えます


平成世代とリアルタイム世代で"ベルリンの壁"を形成するような記事に書き上がってしまいましたが…"素晴らしい作品は、いつまで素晴らしい!"この思いだけは全世代共通であります

平成世代が知らない当時のことをリアルタイム世代に教わり、リアルタイム世代が知らない平成世代の感覚をリアルタイム世代に伝える…

そういったWin-Winな関係が、80年代アニメを次世代に伝えていくことに繋がると考えています

 

今後とも、よろしくお願いします!

(リアルタイム世代の方々、この度の失礼な言動の数々をどうかお許しくださいませ…(謝罪)

 

今後も80年代アニメ関する記事を書いていきますので、読者登録お願いします!

 
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20代の若造ならではの視点で書いた「若造語り」シリーズ、他にも色々と書いていますので見ていただけると嬉しいです♪↓
 

名作プレイバック第4回『戦闘メカ ザブングル』笑って元気に走れ🏃‍♂️❗️

新型コロナウィルスの影響で最近の休日の過ごし方は、喫茶店に行くか家でアニメばかりを観ているSATAトミオです

 

問題が深刻化してきて怖いですよね…体が丈夫であればウィルスに感染しないのかな?と少し考えてしまう次第です

 

そんなわけで名作プレイバック第4回の今回は、新型コロナウィルスすらも跳ね飛ばしそうな免疫力の強いキャラクターが登場する富野由悠季監督作品戦闘メカ ザブングルを紹介します

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相次ぐイベントの中止・延期で暗いムードが立ちこめる現在でありますが、そんな時こそ『ザブングル』ようなバカみたいに明るく元気になれる作品を振り返り、今を生きる力を教えてもらうべきだと考えました

 



戦闘メカ ザブングルとは、1982年にサンライズ(当時:日本サンライズ)製作で全50話放送された富野由悠季監督のロボットアニメ作品です

本作は、富野監督が「富野 喜幸」から「富野 由悠季」へと改名後の最初の作品であります

 
あらすじーー

惑星ゾラという地球で文明レベルも低く野性的な庶民階級の"シビリアン"、それを支配し密閉型のドームで生活する"イノセント"という支配階級の身分が存在する西部劇的な世界の物語です

シビリアンはイノセントにブルーストーンという鉱石を上納し、物資やWM(ウォーカーマシン)と取引します

その為ブルーストーンは貴重なものであり、鉱石を掘る"ロックマン"、それを買い取り商売をする"運び屋(交易商人)"、横取りしようとする盗賊から守る用心棒"ブレーカー"というシビリアン内で経済が成り立っています


そんな惑星ゾラに窃盗や殺人などの犯罪を犯しても三日間逃げければ全てが許される【3日の掟】があります…要するに三日間のうちに復讐できなかった方が悪いという弱肉強食の掟です

しかし、一匹狼の"ブレーカー"ティンプ・シャローン(cv.田中崇(現・銀河万丈)に両親を殺された主人公・ジロン・アモス(cv.小滝進(現・大滝進矢)は、その掟を破って三日間過ぎても追いかけるのです

ティプンを追うジロンはアイアン・ギアーの仲間と出会い、やがてイノセントを敵に回す事態になります…さて!

 


ザブングル』はコメディを中心として描かれている作品でありますが、シビリアンとイノセントの階級差やジロンの両親の敵討ちなどシリアスなシーンも多く、エンターテインメントに溢れている作品であります


私は80年代アニメの中でも特に『ザブングル』に思い入れが深く、中学二年生の時にCS放送で『ガンダムZZ』を観て、その次に観た80年代アニメが本作でした

その時の記憶はほとんど無いのですが、とにかくゲラゲラ笑いながら観ていて毎日が楽しかったのを憶えています

ザブングル』という作品は80年代ロボットアニメの中でも異色…しかし、どの作品よりも伸び伸びと勢いがあり、アニメーション本来の豊かさを持った作品だと感じています

だって勝手にキャラクター達が走り出すのですから(笑)

未見の方には、是非そんな体験をしていただきたく今回の紹介記事を書いています

80sanime.hatenablog.com

 

主役は二人のヒロイン!?

ザブングル』といえば、男勝りで山賊サンドラットのリーダーであるラグ・ウラロ(cv.島津冴子)と、演劇などの文化的なことに愛するエルチ・カーゴ(cv.横尾まり)の対照的な二人のヒロインが魅力的な作品です

対照的な二人のヒロインは、主人公ジロンよりも主役であると感じさせられます

ここで紹介させていただきます

ラグ

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WM(ウォーカーマシン)や物資を狙う山賊・サンドラットの女リーダー

男勝りな性格で自分が女性という自覚があまりないからなのか、男の前でも裸になることに抵抗が少ない

その為普段から女性として扱われず、ジロンが女性として接すると照れたりします

また惚れた男に尽くすタイプで、ジロンにベッタリとくっついて離れないのが印象的なキャラクターであります

 

エルチ

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運び屋の中でも屈指の力を持つ、キャリング・カーゴの娘

惑星ゾラに文化の花を咲かせようと演劇や読書を好む女性

その為、高貴的な文化を持つイノセントを神様のように崇めています

手を使い食事するシビリアンが多いの中で、ナイフやフォークを使い常に気品高く生きるエルチでありますが、怒ると脚を大きくあげてパンツが見えたりなど誰よりも品がなくなってしまう欠点があります

またナイフの使い手であり、お嬢様とはいえ厳しいシビリアンの世界を生きる為に身につけたものかと想像させられます

二人は常にジロンを巡り熱い小競り合いをします

よくいうハーレムというやつです

ではなぜ、ラグとエルチがジロン以上に主役であるかというと、それぞれにしっかりとした"生き様"が描かれているということです

ラグとエルチはジロンだけを愛するのではなく、他の男にもなびく時がある…これこそが『ザブングル』、富野作品に生きる女性の素晴らしさなのです

自分の考えをしっかりと持ち、時に主人公の元から身を引き敵対もする…運命的な出会いと別れを繰り返して、ヒロインもまた成長していきます

 

ヒロインにも独自の物語があり、女性としての一筋の芯があるからこそ『ザブングル』のキャラクターはアニメを超えた存在になりうるのであります

 

ザブングル』をご覧になる際は、ラグとエルチ(+.チル、ビリン、マリアなど)のヒロインの恋の駆け引きに注目してください!

 

ザブングル』が生んだパターン破りの数々

ザブングル』という作品には、代名詞である【パターン破り】という言葉があります

実はこの【パターン破り】の数々が常識を覆し、その後のロボットアニメに大きく影響を与えていることをご存知でしょうか?

ザブングル』を語る上で外せないパターン破りを紹介していきます

 


パターン破り① ネジ目と土饅頭

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ザブングル』のキャラクターデザインをされたのは、富野作品で『無敵鋼人ダイターン3』の敵側や『伝説巨神イデオン』も担当された湖川友謙さん

湖川さんは70年代タツノコプロの作品に多く参加されていて劇画タッチのキャラクターを得意とする方でありますが、『ザブングル』ではそれらとは違ったアニメ的な優しいラインが魅力の作品です

また瞳のハイライトに一本の斜線が入る"通称:ネジ目"は『ザブングル』の代名詞であり、キャラクターをより豊かな表情に魅せる演出をします

 
主人公とは、美形でありカッコいいものである…という根底を覆したのも『ザブングル』が起こしたパターン破りの一つであります

ジロンは主人公でありながらふっくらとした丸顔で、作品内でも"土饅頭(どまんじゅう)"や"メロン・アモス"と呼ばれバカにされるシーンがあります

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メロン・アモス

ちなみに土饅頭とは、「グリム童話」に収録されている作品の一つであり、土を饅頭のように小高く盛り上げて作った墓のことらしいです

(今回の件で調べて、ちゃんとした意味を知りました…)

 

パターン破り② 主人公メカが二体!?

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主人公メカといえばロボットアニメの花形

プラモデルやおもちゃなどのグッズが発売されて、作品の顔となり番組人気を決める重要な部分であります

本作では第一話に"ザブングル"と呼ばれる青いロボット・WM(ウォーカーマシーン)が登場し、なんと二体登場するのです

全く同じデザイン・同じ色のロボットが二体…これまで(1982年)にそんな作品はなく、『ザブングル』が初めだと言われています

ザブングルには機体後ろに翼がついており、戦闘で翼が折れた機体をジロンが、もう一機をエルチ又はラグが使って作品中盤まで登場します(同型の主人公メカでも翼の違いで差をみせるあたり、よく考えられています)

 

パターン破り③ 主人公メカ交代

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先ほども言ったとおり、主人公メカとは花形です!作品の顔なのです!!

ザブングル』では作品中盤に主人公が新型WM・ウォーカーギャリアへと乗り換えます

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ウォーカーギャリア

今では主人公メカの交代は長期ロボットアニメ作品の楽しみの一つとされていますが、当時としては画期的なこととされています

その後の富野作品でも『聖戦士ダンバイン(ダンバインビルバイン)』『機動戦士Zガンダム(ガンダムMK-Ⅱ→Zガンダム)』など、数多くの作品に取り入れられました

主人公メカが交代することにより、新型メカのプラモデルやおもちゃを発売させることができます

作品に新しい風を入れたい製作側と新商品を製作し新たな利益を得たいメーカー側、両者の利害が一致したWin-Winなパターン破りというわけです

 

パターン破り④ メタなセリフ

ザブングル』という作品はコメディとシリアスを織り交ぜた作品です

その為、作品内で使われるメタ台詞も『ザブングル』の世界を彩る調味料となるのです

メタ台詞とは、キャラクターが作品の枠を超えて視聴している側に語りかけてくることなど

 
例えば…決戦に向かう前、ザブングルを重装備にしたときのジロンのセリフ

「ちょっと重すぎたかな?成せばなる、ザブングルは男の子!」

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あともう一つ有名なのが、死の淵に追い込まれたときのジロンのセリフ

「そう簡単に死ぬるかよ、アニメでさあ!」

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その他にも、敵が攻めてきて持ち場を求めるアイアン・ギアーの仲間・ダイクに対して「サブキャラだからな、ブリッジに行ってよ」というジロンのセリフがある(ひどい)


 

メタ台詞というのは一つ間違えれば作品の世界観を潰しかねない、いわば綱渡りのようなもの…

しかし『ザブングル』という作品にかかれば、どんなシーンもザブングルだからねぇ〕で全て解決するのです!

どんなことが起きようとその世界観を受け入れてる…これはオカシなことがちょっとでもあればすぐに批判する最近のアニメの流れに対して、もう少し柔軟にアニメを観ればと思うところです

 

ザブングル』を観るときぐらいは、気を抜いて楽しくアニメを観ましょう

 

銀河万丈ボイス冴え渡る、次回予告

ザブングル』といえば、倒置法が多様された独特な言い回しが癖になる次回予告も忘れてはならない魅力です

次回予告を担当されているのは、本作のナレーションやティンプ役でお馴染みの銀河万丈さん

「富野節」でリズムよく語られる次回予告…そしてタイトルコール後の決めフレーズ「さて…!」

そういった楽しみが散りばめられているが本作の特徴であり、この次回予告を聴くと次のエピソードが早く観たくなる魔法にかかります

 

ラストシーンが違う!

ザブングル』にはTV版(全50話)の他に、作品終了後に公開された劇場版アニメザブングルグラフィティ』という作品があります

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名シーンを編集して繋げたダイジェスト方式が取られ、TV版を観た時とは違った印象を受ける作品となっています

ストーリーは基本的には同じでありますが、ラストシーンが少し違います

少し違うといっても確信的な部分が違うので、どちらのエンディングが好みかは賛否が分かれるところです

しかし、どちらのラストも『ザブングル』らしく、またその後のストーリーが豊かになるであろうと感じる素晴らしいエンディングになっています

TV版を観た方でも劇場版はまだという方は、是非『ザブングルグラフィティ』も観てください!!

 

みんな 走れ!で別れです

ザブングル』という作品は画面いっぱいにキャラクター達が走る・走る…とにかく走り回る作品です

観ているだけで感情がお腹いっぱいになり、観終わった後に〔あぁ〜…〕と大きな息をつきたくなるほど世界観に入り込めて、ある意味疲れる作品であります

しかし、逆に言えばこれ程までに自分の欲に忠実で、思いをぶつけて突き進む作品というのも少ないように思えます…いや、唯一無二です!

色んな柵(しがらみ)に囚われている現代、今・特に新型コロナウィルスの影響で学生の方は臨時休校で不安な思いをされていると思います

 

80sanime.hatenablog.com

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だからこそ『ザブングル』に登場するキャラクター達のように"パターン破り"で、暗い世の中を共にたくましく走り抜けましょう!

 


君は走るか、俺たちゃ走る!

GET IT!!

JUST RUNING!!!

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みんな 走れ!!

 

次回予告 (※銀河万丈ボイスでお楽しみください。)

 新型ウィルスの存在なぞ、ジロン・アモスに関係ございません

ウィルスの脅威を跳ね除けて、憎きティプンに迫ります

今、一世一代の大勝負

ザブングル』を観てれば怖くはない

次回、『戦闘メカ ザブングル

「みーんな『ザブングル』観て♪」

さて…!

 

 
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 前回の【名作プレイバック】↓

80sanime.hatenablog.com

 

次回の【名作プレイバック】↓

80sanime.hatenablog.com

【💥学生必見💥】dアニメストアで観れる80年代アニメ❹選

全国の小中高生の皆様こんばんは、SATAトミオです


新型コロナウィルスの影響による突然の臨時休校…色々と不安なこともあるでしょう

しかし、マイナスばかりに考えていてはせっかくの時間が勿体ないです!

物事は常にプラスに考えましょう♪


前回、臨時休校に伴い『アニマックス』と『キッズステーション』の平日無料放送に踏み切ったことについての記事を書きました

80sanime.hatenablog.com

その中でCS放送で出会う、"偶然の出会い"というものを書かせていただきました

しかし、別に偶然の出会いだけでなくても必然的に出会いに行ってもいいのです!


時間があるであろう今こそ、色んな作品に出会うとき…80年代アニメを観てもらう時です!

こんな時こそ80年代アニメ!

80年代アニメをじっくり観れるチャンスでございます


ということで、今回はオススメの80年代アニメを紹介します!

しかし、いくら臨時休校で時間があるとはいえ学生さんは色々と忙しいものです

そんなことも考えて、月額400円(税抜)と比較的安価で観れる動画配信サービスdアニメストアさんで、なおかつ2クール(約26話)ほどの短めで観やすい作品を選びましたのでご検討ください!どうぞ!!

 

超時空要塞マクロス(1982)

1982年に全36話で放送された『マクロス』シリーズの一作目であり、80年代に3作品放送された『超時空』シリーズの一作目でもあります("初代マクロス"という言い方もされますね)

 

今も続く『マクロス』シリーズの原点が詰まった作品というわけです

つまり、この作品を観ておけば『マクロス』シリーズの疑問点が全て解けます(先に『マクロスF』を見ていた自分は世界観に?でありましたが、『超時空要塞マクロス』を観てからだと結構理解できるようになったという経験があります)

そう言った点でも抑えていてほしい作品です

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あらすじーー謎の宇宙要塞が地球に不時着…それを地球軍は自分たちの戦艦として使用しようと改造します

そして迎えた進宙式、宇宙から現れた謎の生命体【ゼントラーディ軍】に対して突然「マクロス」が動き出し宇宙へと進出しまいます

マクロス」は宇宙に漂流し、そこに巻き込まれ遭難してしまう、一条輝(cv.長谷有洋)とリン・ミンメイ(cv.飯島真理)

奇妙な出会いから始まる恋の物語…そこに加わる早瀬未沙(cv.土井美加)との恋のトライアングル(三角関係)が魅力的な作品です

 

マクロスシリーズ伝統の恋の三角関係

マクロス』シリーズといえばやはり三角関係の恋模様ですよね

マクロスΔ』だとハヤテ・フレイア・ミラージュ、『マクロスF』だとアルト・ランカ・シェリル、『マクロス7』だとバサラ・ガムリン・ギギル…(違うw?)と作品を盛り上げてくれる重要な魅力であります

そして初代『マクロス』でも、飛行機乗りの一条輝、中華店の看板娘からスターへの階段を上るリン・ミンメイ、エリート育ちで恋に不器用な女性士官である早瀬未沙の三角関係が作品の肝でもあります

特に早瀬未沙は声を演じられた土井美加さんと共に私の大好きなキャラクターであり、語らせたらキリがないので今回は自重します

(過去に早瀬未沙の魅力を変態チックに書いた最高に気持ち悪い記事はこちら↓)

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バーチャルアイドルの先駆け

マクロス』シリーズのもう一つの魅力といえば、"歌"であります

今までに数多くの素晴らしい楽曲を誕生させてきた『マクロス』シリーズ

初代『マクロス』では、リンミンメイ役の飯島真理さんが歌われており、素晴らしい名曲が沢山あります

マクロスF』のランカちゃんも歌った「私の彼はパイロット」、イントロのリズムが最高な「小白竜」、感動的な場面で流れる「愛は流れる」など、まだまだたくさんありますので、是非本編を観てお気に入りの曲を見つけてください!

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機甲創世記モスピーダ(1983)

1983年に全25話で放送されたタツノコプロが製作したロボットアニメ?…というよりもバイクアニメというのが正しいように思います

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あらすじーー異星人・インビットに制圧された地球を救う為にスティック(cv.島田敏)たち地球軍は地球降下作戦を開始します

しかし、スティックはインビットの攻撃を受けて目的ポイントから離れてた地に不時着するのです

そこで地球生まれの青年・レイ(cv.大山尚雄)と出会い、インビットの本拠地を制圧する為に仲間たちが集まるレフレックス・ポイントへ共に向かう物語


レフレックス・ポイントを目指し各地を訪れるロードムービーでありますが、荒廃した町で様々な人と出会い、悲しくもコミカルに描かれる世界観が特徴の作品であります

 

仲が良いだけがチームじゃない

真面目な軍人のスティックと自由奔放なレイの凸凹コンビの絶妙な掛け合いも魅力的です

さらに、ヤンキー娘感がある女性・フーケ(cv.土井美加)、常に結婚のことばかり考えているキャピキャピ少女・ミント、大柄な体型のわりに気が弱い元軍人・ジム(cv.西村知道)、普段は男性の姿をしているが女装して各地を回る人気シンガー・イエロー(cv.鈴置洋孝/松木美音(女装時)と個性的な仲間たちがいます

そして番組後半からは言葉もまともに話せない謎の女性・アイシャ(cv.高橋美紀)が加わり、作品をより面白いものにしてくれます

 

仲間と書きましたが、それぞれのキャラ同士がそんなに仲が良いわけではありません

喧嘩は日常茶飯事でバラバラになるシーンも珍しくありません

しかし、仲が良くなくても不思議な絆で繋がっているのが素晴らしく本作の魅力であります

 

伝説のアニメーター・金田伊功が送る最高のオープニング

モスピーダ』で忘れていけないのは音楽であります

ジブリ音楽で知られる久石譲さんが本作の音楽をされていて、劇伴・挿入歌ともに幅広い音楽が『モスピーダ』の世界を魅力を引き立たせてくれています

その中でもOP「失われた伝説を求めて」は80年代アニメ史の中でも外せないオープニングであります

オープニング映像を、金田パースなどで70・80年代のアニメ業界に多大な影響を与えたアニメーター・金田伊功さんが担当

キャラクターの捉え方や独特のアングルなど、本編とはひと味も二味も違う金田流の映像作りが斬新で癖になります

オープニングを歌われているアンディさんも素晴らしく、熱くハートを燃やす歌い方に誰もが心を滾らすでしょう

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ガラスの仮面(1984)

現在も連載中?の言わずと知れた少女マンガであります

本作は2005年のアニメ版の方が有名な気がしますが、実は1984年にも全23話と短いですがアニメ化されています(エイケン版とも呼ばれています)

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あらすじーー主人公・北島マヤ(cv.勝生真沙子)は演劇が大好きで貧しい家庭に生まれながら舞台に立つのを夢見る少女

かつて「紅天女」という舞台で主役を演じ大女優と呼ばれた月影千草(cv.中西妙子)に才能を見出されたマヤは演劇の道へと進んでいきます

紅天女」の主役の座を巡り、ライバル・姫川亜弓(cv.松島みのり)との戦いを描いた作品です

 

本作はとにかく演劇への思い入れの強いキャラクターばかり登場します

演劇の魅力を様々な角度から教えられる作品であり、本作を観る前と観た後では演劇への考え方や見方がまるで変わってきます

演劇に興味がある方はもちろん、演劇に興味ない方も楽しく観れる作品です

 

意外な配役が面白い!

主人公・北島マヤを演じるのは勝生真沙子さん

勝生真沙子さんといえば『NARUTO』の綱手役、80年代アニメでは『機動戦士Zガンダム』のレコア・ロンド役や『ハイスクール!奇面組』の伊狩増代役でお馴染みであり、姉御気質のあるキャラクターを多くされているイメージがあります

しかしマヤは、演劇が大好きなどこにでもいるような普通の女の子

そんな普通の女の子を勝生さんが演じられているのが、見始めた当初は衝撃的でありました


そしてマヤと紅天女を座を争うライバル・姫川亜弓松島みのりさんが演じます

姫川亜弓は女優の母と映画監督の父の間に生まれた、いわば"サラブレッド"でありお嬢様です

松島さんは『キン肉マン』のミートくんのような小さい子ども役のイメージが強かったので、亜弓のようなお嬢様を演じられていて驚いたのを憶えています

 

また速水真澄を野沢那智さんが演じれています

速水真澄は、「紅天女」の上映権を月影から譲り受けようとあの手この手で迫ってくる少し悪役ポジションでマヤからも嫌われていますが、実は陰ながらマヤの事を気にかけ応援・支援する〈あしながおじさん〉の様なことをサラッとするイケメンなのであります

あとマヤのことを「おチビちゃん」と呼ぶのですが、このセリフには誰もがノックアウトするはずです(男性も確実にノックアウトしてしまいます〈実体験〉)

 

"センスの塊"なオープニング

本作はOPにも素晴らしくてレオタード姿で踊るマヤのインパクトがすごいです

OPを演出されたのは本作の総監督でもある杉井ギサブローさん、さらにOPの作画監督、オープニング原画をされたのは「聖闘士星矢」や「ベルサイユのばら」でお馴染みの荒木伸吾さんと姫野美智さん…センスの塊がえげつないです

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ガラスの仮面』OP映像より

本編とはまた違った魅力がある素晴らしいOPを是非ご覧ください!

(こちらでは別のアプローチから『ガラスの仮面』OPの魅力について書いてあります↓)

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次々に舞台公演などのイベントが中止になっている今、演劇が作品のテーマとなる本作を観て、観劇できないうっぷんを晴らすのも良いかと思います

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巨神ゴーグ(1984)

1984年に『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザインで知られる安彦良和さんが原作・監督・キャラクターデザインを務め、全26話放送されたTVアニメ作品(『巨神ゴーグ』と書いて"ジャイアント・ゴーグ"とよみます)

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あらすじーー地図から消えた幻の島"オウストラル島"

主人公の田神悠字(ゆう)(cv.田中真弓)は、島の研究をしていた亡き父の友人ドクター・ウェィブ(cv.キートン山田)とその妹ドリス(cv.雨宮一美)と共に、島の秘密を探るためにオウストラル島へと向かう

島の情報を知った複合巨大企業・GAIL(ガイル)らが悠宇たちを襲うのですが、島の護り神であるゴーグの目覚めにより助けられます


ゴーグとの友情物語でもあり、船長(cv.今西正男)やロッド・バルボア(cv.池田秀一)など様々な大人たちに出会い成長する物語でもあります

 

劇場版クラスの作画が魅力

ある諸事情により放送開始前にほぼ全てのフィルムが出来上がっていたといわれている、今のアニメ業界では珍しい作品

本作は、安彦監督自らが率いる作画スタジオ"九月社"が参加していることもあり、繊細で美しい安彦デザインを崩すことはなくTVアニメーションとは思えないほどのクオリティの高い作画ができた作品となっています

要するに作画がえげつなくやべえぇ作品ということです

作画がヤバイのはOP映像を観てもらえば分かると思いますので是非観てください!

 

安彦監督の理想の少年像・田中真弓

本作の主人公・田神 悠宇を演じるのは田中真弓さん

田中真弓さんと本作の監督・安彦良和さんの組み合わせといえば、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN(2015)』で、シャア・アズナブルの幼少期(キャスバル・レム・ダイクン)を田中真弓さんが演じたことで話題になりましたね

キャスバル役に田中真弓さんが起用されたのも『巨神ゴーグ』で悠宇を演じられていたという経緯があるからなのです

安彦監督の中で理想的な少年像を演じれるのは田中真弓さんであり、悠宇のキャラクターと田中真弓さんの声の組み合わせは最高に"ベストマッチ"なわけです

 

迂闊に外に出れない今、幻の島の秘密を探る悠宇たちと共に冒険に出てはいかがでしょうか?

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自分に合った80年代アニメを探す旅へ

ここで紹介したのは「dアニメストア」で配信されている80年代アニメのほんの一部です

他にも2クールものだと『ダーティペア』や『名探偵ホームズ』などがあります

 

臨時休校は突然のことで戸惑いなどもあると思います

しかし、こういったイレギュラーな事態がなければ新しいことへと踏み出す一歩というのは中々出ないものです

時間ができた今こそ、できなかったことへチャレンジできるのではないでしょうか

その一つに【80年代アニメの視聴】ということも選択肢に加えていただければ嬉しいです(小声)

 


80年代アニメは名作がたくさん存在します

その中で自分に合った80年代アニメ作品というのも絶対にあります

 

この機会に是非!自分の目で確かめていただければと思います

 

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🌟-前回の記事-🌟

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【アニマックス】無料放送で昔のアニメを観る意味🟣【キッズステーション】

どうも、『アニマックス』キッズステーションが平日放送を無料にするというニュースに涙するSATAトミオです

 

いや〜本当に素晴らしいです!!

新型ウィルス関連のニュースは暗いものばかりで色々と不安になる一方でありますが、「週刊少年ジャンプ」「コロコロコミック」のバックナンバー無料公開など、子どもたちに温かい手を差し出そうとする行動は胸が熱くなります

 

そして今回の『アニマックス』と『キッズステーション』の期間限定の平日無料放送…

この2つのチャンネルが無料で観れることにより、多くの子どもたちの目に止まる…この意味の大きさがわかりますでしょうか?

 

無料放送にする…それは、最近のアニメばかりを観ている子どもたちに昔(80・90年代)のアニメを観せることができるということです

 

私が80年代アニメを観る間接的なきっかけを与えてくれたのが、この2つのチャンネルをはじめとするCS放送があったからです

『アニマックス』や『キッズステーション』がなければ、80年代アニメを愛する自分はいなかったと確実に言い切ることができるぐらいに恩があります

 


動画配信サービスが主流と成りつつある現代、それでもテレビ放送でアニメを観るという行為に大きな意味があると感じています

 


そこで今回は【緊急記事】として、CS放送で80年代アニメを観る意味というのを自分の過去の体験と共に書いていきます

 

思春期を刺激したCS放送の影響、そして80年代アニメの世界へ

まず私が、『アニマックス』や『キッズステーション』などのCS放送でいかにして80年代アニメの世界へと導かれていったのかを書いていかせていただきます


私が小学生の頃…今から15年ぐらい前でしょうか

まだ動画配信サービスというものも(おそらく)誕生しておらず、アニメを観るなら地上波のリアルタイム放送・DVDやビデオのレンタル、そしてCS放送でありました

そのなかでもCS放送は特別で『アニマックス』や『キッズステーション』などの一日中アニメが放送されているアニメ専門チャンネルの存在は"夢の世界"でありました

自分が低学年の頃はCS放送を契約しておらず、その二つのチャンネルが映る友人の家は神様だと崇めてよく遊びに行った記憶があります


そして私が小学生高学年になり、ついにその二つのチャンネルが自宅のテレビに映る日がきます

親がプロ野球を観るために契約したCS放送…見かけないチューナーが学校から帰ってきた私を迎え入れた日ことを鮮明に憶えています

家にチューナーが設置されて飛び跳ね、そこから学校終わってから親のいない時間にCS放送(アニメ専門チャンネル)を観る日々が始まります

始めはただ何となく『ディズニーチャンネル』関連ばかり観ていて、『アニマックス』や『キッズステーション』はサブポジションとしての扱いをしていました(「キム・ポッシブル」や「ティーモ・シュプリーモ」をよく観ていましたね)

それでも『アニマックス』はよく観ていて、(当時の)最新アニメから昔のアニメまで…様々な作品を"つまみ食い"するような感じで観ていました

 


そして私が中学二年生の時に、80年代アニメを本格的に意識する運命的な出会いを果たします

それが、機動戦士ガンダムZZです

これについては過去の記事でも何度も書いているので簡単に書きますが、「PS2 機動戦士Zガンダム エウゥーゴVSティターンズ」というゲームにハマり、元ネタである作品を観たくて当時「アニマックス」で放送していた『機動戦士Zガンダム』の終盤を観始めたのがきっかけです

そして、その後に放送された『機動戦士ガンダムZZ』で覚醒

〔この時代のアニメってなんて面白く、心をうつのだろうか!〕と感動し、そこからのめり込みようにハマっていきます

80sanime.hatenablog.com

ガンダムZZ』の放送後に始まった『戦闘メカ ザブングル』『聖戦士ダンバイン』など、これらの作品を食い入るような目で観ていました

80・90年代アニメの素晴らしさに目覚めた私は中学生の頃に『銀河鉄道999』『ドラゴンボール』シリーズ、『キン肉マン キン肉星王位争奪編』、『キャプテン翼J』などを観ていき、現在に至るというわけです

 

今でもCS放送にはお世話になっていて、『アニマックス』では『シティーハンター』シリーズ、ちょっと前になりますが『キッズステーション』では『魔法の天使 クリィミーマミ』や『サンライズDX(80・90年代のOVAを放送する枠)』を観させていただきました


思春期の頃に『アニマックス』と『キッズステーション』に出会っていなければ、絶対に今の自分はいません

 

動画配信サービスではできない、【偶然の出会い】

現在、昔のアニメを視聴する流れとして主流なのが動画配信サービス

自分も最近ではこちらから80年代アニメを観ることが多くなっていますが、昔のアニメを見始める【導入】としては動画配信サービスというものに欠点があるように感じます

それは…テレビで流れているものではないということです

 

動画配信サービスというのは、自分から観たいタイトルを選び、観たい時間に観るというものであります

しかしそれは自分から探し求める必然的な出会いしかなく、偶然的な出会いはありません

アニメ専門チャンネルでは、最新のアニメと昔(80・90年代)のアニメが併用して流れています

最新のアニメが終わった後は昔のアニメが流れ、昔のアニメが終われば最新のアニメが流れる…このサイクルこそが肝なのです

 


先ほどの体験談で書いた"つまみ食い"は、そのサイクルがあったからだといえます

自分が観たい作品を観終わり次になんとなく始まった昔のアニメ…それをただぼーっと観る

その時には何も感じていなくても、頭の中に確実に残ります

やがてその記憶がトリガーとなったり運命的な再会を演出してくれたりすることもあります

-体験談-

まだ『ドラゴンボール』も観ていない小学高学年の頃、キャラクターも悟空しか知らないような頃に偶然1話だけ観たことがあります

その回は悟空ともう一人の男キャラが体内を捜索するという回でした

そうです!、これは作品終盤の[魔人ブウ編]のワンシーンで、ベジット(悟空・ベジータ)がブウに取り込まれ、体内に吸収されていた悟飯・悟天・トランクスらを救出する回であります

ドラゴンボールZ』を観ていると理解できるシーンなのですが、偶然観た時は〔なんだこれ?〕と思ったことを思い出します

自分の中の『ドラゴンボール』のイメージはカッコよくバトルしているイメージだったので〔『ドラゴンボール』ってこういう作品だったのか…〕と強いインパクトを受けたのです

 

その強いインパクトからのちに視聴してこのシーンと再会するのでありますが、それが為せるのも偶然的な出会いがあったからではないでしょうか


人というのは、興味のないものを自分から観ようとはしません


最新のアニメと昔のアニメを同じステージで放送されている…それは配信サービスではできないことで、偶然の出会いにより興味のない作品を観るキッカケをくれるのがアニメ専門チャンネルで観る意味・テレビ放送でアニメを観る意味であるのです

 

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無料放送から生まれる80年代アニメへの流れ

今回の無料放送は決して喜ばしい状況から生まれたものではありませんが、何か新しい流れが生まれるキッカケになるのではと感じています

今の子どもたちに昔のアニメの素晴らしさを広めるいい機会だと思っていて、普及に繋がれば!とこの記事を書いています

 

もし小学生や幼稚園などのお子さんがいらっしゃる親御さんがこのブログを見ていただいているならば、是非無料放送しているチャンネルを合わせあげてください!

何もする必要はありません!じっと観なくてもただチャンネルを合わせておくだけで子どもは何かを感じてくれます

 

偶然の出会い…これは自分の力で手に入れるものであり、やがてそれが大きな力にもなります

 


臨時休校で家にいる学生の皆さん、この機会に偶然の出会いを求めて『アニマックス』『キッズステーション』にチャンネルを合わせてみてはいかがでしょうか?

きっと、素晴らしい出会いがあるはずです

 

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アニマックス公式ホームページ

キッズステーション公式ホームページ

 

🌟-前回の記事-🌟

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【レコード熱を伝える🔥】80年代アニメレコードコレクション🎧VOL.❷

最近、週一ペースでレコード屋へ漁りに行くSATAトミオです

ここ最近、レコード熱が熱くてお金がミルミルと溶けていきますね

以前、レコードを紹介した記事を書きましたがレコード熱に触発され、早くも第二弾を書いている次第です(今回はネタ切れとかではございませんので…)

80sanime.hatenablog.com

レコード熱が上がってきた理由というのが、EPレコード…いわゆるドーナツ盤というのを集め始めたのがきっかけです

2ヶ月ほど前まではEPレコードは1枚だけしか持っていなかった自分ですが、「ハードオフ」のレコードコーナーにて300円で売られていた『ハイスクール!奇面組』の「バナナの涙/うしろゆびさされ組」のレコード購入して以来、すっかりEPレコードにハマってしまいました

ツイッターの文章には「おニャン子クラブ」と買いていますが、これは誤りです(正しくは「うしろゆびさされ組」)

今更になって自分の間違えに気づき、自分を殴りたい気分です

 

そこから、東京遠征などでEPレコードを購入したり・いただいたりと数を増やしていき、どんどん沼へと進んでいくわけなのであります

(東京遠征のブログ記事はこちら↓)

80sanime.hatenablog.com

集め始めた一カ月前はこんな感じでしたが、大阪・名古屋とレコード屋巡りをして現在は…

 

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めちゃめちゃ増えてる!

 

数えてみたら55枚ありました…買い過ぎですね

これも同世代の昔のアニメ好きな若い方とツイッターで知り合えた結果であります

(同世代の若い方と大阪・名古屋のレコード屋を巡った記事はこちら↓)

80sanime.hatenablog.com

 

ここまでさんざんEP、EPといっていますが、今回の記事はEPレコードの特集というわけではございません(おい!)

今回も私の所持しているオススメのレコードを紹介していきます

 

機甲創世記モスピーダ』 音楽集VOL.1

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モスピーダ』の音楽を担当されているのは、『天空の城ラピュタ』や『千と千尋の神隠し』などのジブリ音楽で知られる久石譲さん

自分にとって久石さんはジブリ音楽の人でなく、『モスピーダ』の音楽の方だと認識しています

そしてこの音楽集VOL.1には、OP「失われた伝説を求めて」・ED「ブルー・レイン」…挿入歌の「やっつけろ!」・「DREAM EATERS」・「愛の小石」と名曲が詰まった名盤であります

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そして私がアニメ劇伴の中で一番好きな「インビット」も収録されているレコードです

「インビット」は複数の劇伴で構成されたナンバーで、私は特に後半部分が狂おしいほど好きなのです(共感者は未だにいませんが…)

この曲を聴くと、敵・インビット(メカ)の襲来にスティックたちが逃げる様子と敵の脅威が迫る絵が浮かんできます

 

組曲マクロス

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映画「超時空要塞マクロス愛・おぼえていますか」の世界観をイメージして構成されているのがこのレコード

本編で使用されている曲は収録されていないレコードなのですが、それぞれの曲に物語があり、『愛・おぼえていますか』の世界観をクラッシックに表現しています

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今度のアルバムは日常生活の中に素材を求め、ヒカル、ミンメイ、ミサという三人の人間を通して青春の心を表現してみました。(「組曲マクロス」ライナーノートより羽根健太郎さんのコメントを引用)


特に自分が惹かれたのが、このジャケット

プロトカルチャーの街にたどり着いた未沙を切り取ったイラストは『マクロス』レコードの中でもお気に入りの一枚であります(未沙好きの自分としてもポイントが高いです!)

 

めぞん一刻』 音楽編

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フォロワー様の火鳥さん〈@hato35101〉と大阪のレコード屋を漁り巡って発見したのがこちらのレコードになります

「決定盤「めぞん一刻」アニメ主題歌&キャラソン大全集(+BGM集)」という完全版に近いCDが発売されている為、このレコードの重要性は低いのですが…やっぱり、『めぞん一刻』のレコードは手元に置いておきたいですよね(ジャケットもめちゃくちゃ良いですからね)

本レコードには、OP「悲しみよ こんにちは」やED「あした晴れるか」・「シ・ネ・マ」、そして音無響子役の島本須美さんが歌う「予感」「夢の入口へ…」が収録されている大変贅沢なレコードなのです

めぞん一刻』の楽曲は、レコードで聴くと更にあの世界に入り込めるような感覚になりますので定期的に聴いてます

 

ガラスの仮面 』オリジナル・サウンドトラック盤

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まずこのレコードを見て思ったのが、独特すぎるカタチ!

ガラスの仮面のサントラ(CD盤は高価なので)レコードが欲しくてネットで検索してこれが出てきた時にはウソだろ!?と思ったものです

特徴的なデザインなレコードの為、結構お気に入りのレコードだったりします

お気に入りなのはデザインだけでなく、OP「ガラスの仮面」とED「パープル・ライト」に、本作品のBGMが聴けるという点でも貴重なレコードだと感じています

そしてやはり、独特すぎるカタチ!

 

重戦機エルガイム』「フルメタルソルジャー」BGM集

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このレコードにはすごく思い入れがあります

まずこちらのレコードは、OVAで発売された『重戦機エルガイムⅢ「フルメタルソルジャー」』のサントラレコードなのですが、CD盤が高価

ならレコードを手に入れようと考えたのですが…なかなか市場に出てこない!

ネットオークションにすら出てこないのです

欲しくて欲しくてたまらなくウズウズする日々が三ヶ月ぐらい続き、ついにヤフオクに出現!

現れてすぐ入札して、なんとか競い合うことなく手に入れることができたのであります

お店で見つけて購入したわけではありませんが、思い入れのある一枚となっています


内容も申し分なく、ひろえ純さんが歌うと主題歌「COOL」・エンディング曲「せいいっぱいの微笑みを」が収録されています

主題歌の「COOL」がずっーと聴きたくて、ウズウズしていたわけなのですよ

 

EPレコード

せっかくなのでEPレコード(ドーナツ盤)も二枚紹介させていただきます

 

COOL/せいいっぱいの微笑みを(歌:ひろえ純)

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重戦機エルガイムⅢ「フルメタルソルジャー」』主題歌/エンディングテーマ

 

先ほど紹介したレコードのEP盤であります

こちらのレコードもなかなか手に入れることが難しい逸品


こちらのレコードは島根旅の時、東京でお会いしたフォロワー様・パワレンismさん〈@ProjectR_MMPR〉にいただきました

本当にありがとうございました!(大事に聴かせてもらっています)

 

WE NEED LOVE/答えて欲しい(歌:ひろえ純)

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『レリック・アーマーレガシアム』エンディングテーマ/挿入歌

 

またまたひろえ純さんの曲です

前回は本作のLPレコードを紹介しましたが、今回はEP盤を紹介させていただきます

前回も紹介した通り「WE NEED LOVE」は全詞英語で歌い上げられているナンバーです

サビ部分の「WE NEED LOVE〜♪  WE NEED LOVE〜♪」と歌われているところは、聴く回数を重ねるたびに自分の中の鼓動を昂らせているように思います(しかし本編は未だに見たことがない…)


そして、ひろえ純さんのアルバム「VOICE」には「WE NEED LOVE」の日本語歌詞版「愛に帰りたい」が収録されています(もちろん『ガンダムZZ』の「サイレント・ヴォイス」、先ほど紹介した「COOL」も収録)


こちらのレコードもいずれは……フフフッ♪

 

再び考える、今の時代にレコードを集める意味

前回も話しましたように、自分の持っているアニメレコードなど全体の比率を考えれば米粒程度…まだまだなわけです

EPレコードに関しては、集めるのが今一番の趣味になっているので今後も増えていくでしょう(そして、溶ける私のお金…)

近々、EPレコードだけを紹介した特集ができればと思っております

 


今のレコードの世界というのは、自分ような若い世代もレコード屋へ行き、自分の知らない名曲をディグる(発掘する)時代です

しかしそれは、今流行の昭和歌謡曲などの話でアニメレコードにはスポットが当たっていないと感じています

アニメレコードのレア盤は高騰化も進んでいますが、まだまだ比較的安い値段で購入することができます

つまり、今のうちに集めておかないとこの先どんどん減っていき、更に高騰する運命であるのは目に見えていること(80年代アニメが若い世代の間で爆発的人気になり、レコードが買い占めらる時代が来るかも…きてください!)

その前に集めようと思ったのが、今狂ったようにレコードを集めている理由でもあります

 

そして、レコードを聴くことが80年代当時の匂いを感じとる最大のツールであると気がついたのも大きいです

CDや月額定額制の【サブスクリプション】で聴くこともありそこでも80年代アニメソングを楽しむことができますが、はっきり言って感じ方が全く違います!

 

〔自分は今、レコードで音楽を聴いている〕

 

馬鹿げているようで、実はとても大切なこと…

当時の匂いは当時のモノからしか感じとれないものであります(アニメ雑誌も然り)

今、まさに集めどきなワケです!

 

というわけで、皆さんも是非アニメレコードを集めてみてはいかがでしょうか?…という記事でした(最後が雑な締め(笑)

 

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前回(VOL.1)のブログ記事↓

80sanime.hatenablog.com