どうも、80年代アニメがリメイクされることに大賛成なSATAトミオです
リメイクというのは、今まで知らなかった若い世代まで作品が届くということ…
どんなリメイクであれウェルカムであり、応援していきたいと思っています
というのも2022年の元日、作者・高橋留美子の人気作『うる星やつら』が再びTVアニメ化(リメイク)されるという情報が舞い込んできました
そして昨年2021年も、1980年に放送された『とんでも戦士ムテキング』のリメイク(※リブート)作品…「MUTEKING THE Dancing HERO」が放送されるなど、80年代アニメのリメイク作品が大きな話題をよんでいます
(※リブートとは、原作の魂を継承しながらも新しく仕切り直して作るという意味です)
このように現在のアニメ業界においてリメイク作品というのは不可欠となっており、時代が「令和」になった今だからこそ、昔の作品も新たに作り直され世に出ることに意味があるのです
まだまだリメイクされていない作品も多い80年代アニメ…新たに制作されることで若い世代にも受け入れられるハズ!
ということで今回は「リメイクが待たれる【令和版】80年代アニメ」について書いていきます
新たな80年代リメイク作品の登場と、その期待を込めて書いていきますのでご覧ください!
Dr.スランプ アラレちゃん
『Dr.スランプ』とは、1980年より週刊少年ジャンプで連載がスタートした作者・鳥山明のギャグ作品
そして、1981年に東映動画(現・東映アニメーション)制作により『Dr.スランプ アラレちゃん』というタイトルでアニメ化し、1981年〜1986年の約6年間(全243話)という長期にわたり放送され、TVスペシャルや劇場版も数多く制作されるなど、80年代ジャンプアニメを代表する作品であります
その後も1997年に『ドクタースランプ』というタイトルで一度リメイク版の制作がされました
つまりは1981年に放送された「昭和版」と1997年に放送された「平成版」…2種類のTVアニメシリーズがあるわけです
そんな平成版の放送から20年も経つわけですが、ここらで【令和版】『Dr.スランプ』としてまた新たにリメイクされてもいいのではと感じます
私が思うに、『Dr.スランプ』は80年代アニメの中でもリメイクしやすい作品です
作品の舞台となる「ペンギン村」は独特な雰囲気から時代に左右されず、鳥山明先生が描くポップなキャラクターたちもレトロが流行りな今の時代と相性がいいと感じます
それになんといっても、当時「昭和版」が記録した平均視聴率22.7%・最高視聴率36.9%は伊達はありません!
当時、"んちゃ"というアラレの挨拶が流行になったように、放送されれば令和でも若い世代の間で流行語になるはずです
『Dr.スランプ』という作品は【基本1話完結】形式なので、エピソード展開も組み立てやすいと感じます
原作エピソードのリメイクを含め、人工知能(AI)やドローンといった現代のテクノロジーを絡めたアニメオリジナルエピソードを展開するのも面白いかもしれません
また本作の登場キャラクターである「かりあげギャル・皿田きのこ」は、今風にYouTuberやTikTokerという設定で登場するオリジナル要素も観てみたいです(きのこちゃんはトレンドに敏感なナウいギャルですから)
アラレちゃんやガッちゃん…それにペンギン村の住人が楽しく動き回るだけで"ワクワク"する自由度のある作品なので、是非"ほほよ"で"うほほーい"な【令和版】『Dr.スランプ』が実現してほしいと思います
美味しんぼ
『美味しんぼ』とは、1983年に漫画連載がスタート、1988年にシンエイ動画制作によりアニメ化し、全136話放送された原作:雁屋 哲・作画:花咲アキラのグルメ漫画
最近ではYouTube の公式チャンネルでアニメ本編が配信されるなど、若い世代にも高く評価され『美味しんぼ』人気が出てきています
そして、さらに多くの若い世代の方にも観ていただくためにも、新たなリメイク版の制作が必要ではないでしょうか
本作が高く評価されている理由としては、 料理・グルメ要素だけでなく[恋愛・親子関係・人情・郷土愛]など、一言では語り尽くせない様々な要素があるところです
さらに、80年代の歌謡曲や昔ながらの喫茶店などのコンテンツが【昭和レトロ】ブームとして、「Z世代」と呼ばれる若者の間で流行している影響もあると感じます
つまり、ネオン輝く80年代が舞台な『美味しんぼ』の"エモい"世界観は、新たにリメイクされても「Z世代」若者に間違えなくウケるはずです
『美味しんぼ』という作品は、食料品(社会)問題にリアルに鋭く切り込んだ作品でもあります
その為、「捕鯨問題」や「化学調味料」を扱った当時のアニメエピソードは批判や過激な表現があり、今の時代にそぐわない表現があることから再放送時には放送禁止(欠番)になりました
しかし、そういった批判や過激な表現で欠番回になったエピソードは、当時の食料品(社会)問題について知れるなど歴史的な価値があると感じます
もし新たにリメイク版が制作されるのであれば、令和の食料品(社会)問題を扱った新エピソードを期待したいです
1988年に放送された『美味しんぼ』は、【究極のアニメドラマ】と謳った作品であります
山岡・栗田が「究極のメニュー」を完成させようと日夜奮闘したように、アニメスタッフの方々もまた【究極のアニメドラマ】を目指し真摯に作品に向き合い制作されたわけです
そして、食品ロスなどが騒がれる現代…新たなリメイク版が制作されることがあれば、現代の食料品(社会)問題・食文化に向き合い【究極のアニメドラマ】を目指して制作していただきたく思います
みゆき
『みゆき』とは、1980年に少年ビックコミックで漫画連載がスタート、1983年にキティフィルム・フジテレビ制作によりアニメ化し、全37話放送された作者・あだち充のラブコメ漫画
主人公の若松真人とヒロインである2人の「みゆき」による、恋の三角関係が描かれている作品です
先程紹介した『Dr.スランプ』や『美味しんぼ』も【令和版】リメイクが待たれる作品ですが、それ以上に私が今リメイクするべき作品として激推ししたいのが、この『みゆき』です!
本作はあだち充の代表作であり『タッチ』と同じぐらい有名な漫画作品なわけですが、アニメ作品となると知名度に大きな差がでます
『みゆき』のTVアニメは…
(若い世代に)まっっったく!といっていいほど知られていません!!
むしろアニメ化されてたの?となるほど、『みゆき』のアニメは影が薄いです
まぁ『タッチ』のアニメはクオリティが良くそれで知名度が高いという理由もありますが、それでも『みゆき』のアニメの知名度は低すぎます
素晴らしい作品だからこそ、新たにリメイクされ若い世代に『みゆき』を認知してほしいのです!
『みゆき』は、血の繋がりのない妹・若松みゆき、クラスのアイドルである同級生・鹿島みゆき…この2人のヒロイン(みゆき)が魅力の作品です
ショートヘアの(若松)みゆき派、ロングヘアの(鹿島)みゆき派…当時から好みにより2つの派閥に分かれ、どちらが良いか議論されていたとされています
新たなリメイクをキッカケに、若い世代の間でこの議論が再び巻き起こる光景を見たいです
アニメ『みゆき』といえば、原作途中で番組が終わったことも心残りな作品です
ゆえにシンプルに原作のラストまでをアニメ化した完璧なアニメ『みゆき』観たいという気持ちがあります
もちろん1983年に放送された『みゆき』も、若松みゆき役がのちに「ダンシング・ヒーロー」で有名になる荻野目洋子さんであったり、ED曲が学校の教科書に載ることになる「想い出がいっぱい/H2O」など見ごろがたくさんあります
それでも完璧な姿で令和に蘇る『みゆき』のTVアニメを観てみたいです
どこかのアニメ制作プロデューサーさん…お願いします!
『うる星やつら』に続け!
今回、「リメイクが待たれる80年代アニメ」として3作品挙げましたが、リメイクの予定は一切ありません!
あくまで私の独断と偏見で書いたものなので、そこはお間違えのないようにお願いします
アニメ作品がリメイクされる時についてまわるのが、コケる(失敗する)ことを懸念されている声です
今度再びTVアニメ化される『うる星やつら』のリメイクについても、キャストの変更や制作会社が変わることなど否定的な意見もよく目にします
しかし、一番怖いのは"風化"です
何もせずただオリジナル版を崇拝しているばかりでは、素晴らしい作品もどんどん忘れ去られていきます
新たに制作され語り継がれることが、若い世代に伝える上で大事なのです
それにどんなにコケる(失敗する)リメイクされようとも、オリジナル版の持つ素晴らしさは消えることがありません
もともとリメイクなんて夢のような話
なら、新たに制作されるリメイク版を受け入れ、楽しむのも良いかと思うのが私の考えです
結果的にそれが、まだ作品を知らない世代にも認知され、そしてオリジナル版の露出も増えるというwin-winな効果に繋がると思います
皆さんもリメイク作品はゆる〜く軽い気持ちで観ましょう!
そして、たくさんの80年代アニメリメイク作品が生まれることを願っています
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