80年代アニメを知りたい! 伝えたい!

主に1980年代に制作されたアニメや関西で行われるイベントについてを20代の若造の視点で書いていこうと思います。

【アニマックス】無料放送で昔のアニメを観る意味🟣【キッズステーション】

どうも、『アニマックス』キッズステーションが平日放送を無料にするというニュースに涙するSATAトミオです

 

いや〜本当に素晴らしいです!!

新型ウィルス関連のニュースは暗いものばかりで色々と不安になる一方でありますが、「週刊少年ジャンプ」「コロコロコミック」のバックナンバー無料公開など、子どもたちに温かい手を差し出そうとする行動は胸が熱くなります

 

そして今回の『アニマックス』と『キッズステーション』の期間限定の平日無料放送…

この2つのチャンネルが無料で観れることにより、多くの子どもたちの目に止まる…この意味の大きさがわかりますでしょうか?

 

無料放送にする…それは、最近のアニメばかりを観ている子どもたちに昔(80・90年代)のアニメを観せることができるということです

 

私が80年代アニメを観る間接的なきっかけを与えてくれたのが、この2つのチャンネルをはじめとするCS放送があったからです

『アニマックス』や『キッズステーション』がなければ、80年代アニメを愛する自分はいなかったと確実に言い切ることができるぐらいに恩があります

 


動画配信サービスが主流と成りつつある現代、それでもテレビ放送でアニメを観るという行為に大きな意味があると感じています

 


そこで今回は【緊急記事】として、CS放送で80年代アニメを観る意味というのを自分の過去の体験と共に書いていきます

 

思春期を刺激したCS放送の影響、そして80年代アニメの世界へ

まず私が、『アニマックス』や『キッズステーション』などのCS放送でいかにして80年代アニメの世界へと導かれていったのかを書いていかせていただきます


私が小学生の頃…今から15年ぐらい前でしょうか

まだ動画配信サービスというものも(おそらく)誕生しておらず、アニメを観るなら地上波のリアルタイム放送・DVDやビデオのレンタル、そしてCS放送でありました

そのなかでもCS放送は特別で『アニマックス』や『キッズステーション』などの一日中アニメが放送されているアニメ専門チャンネルの存在は"夢の世界"でありました

自分が低学年の頃はCS放送を契約しておらず、その二つのチャンネルが映る友人の家は神様だと崇めてよく遊びに行った記憶があります


そして私が小学生高学年になり、ついにその二つのチャンネルが自宅のテレビに映る日がきます

親がプロ野球を観るために契約したCS放送…見かけないチューナーが学校から帰ってきた私を迎え入れた日ことを鮮明に憶えています

家にチューナーが設置されて飛び跳ね、そこから学校終わってから親のいない時間にCS放送(アニメ専門チャンネル)を観る日々が始まります

始めはただ何となく『ディズニーチャンネル』関連ばかり観ていて、『アニマックス』や『キッズステーション』はサブポジションとしての扱いをしていました(「キム・ポッシブル」や「ティーモ・シュプリーモ」をよく観ていましたね)

それでも『アニマックス』はよく観ていて、(当時の)最新アニメから昔のアニメまで…様々な作品を"つまみ食い"するような感じで観ていました

 


そして私が中学二年生の時に、80年代アニメを本格的に意識する運命的な出会いを果たします

それが、機動戦士ガンダムZZです

これについては過去の記事でも何度も書いているので簡単に書きますが、「PS2 機動戦士Zガンダム エウゥーゴVSティターンズ」というゲームにハマり、元ネタである作品を観たくて当時「アニマックス」で放送していた『機動戦士Zガンダム』の終盤を観始めたのがきっかけです

そして、その後に放送された『機動戦士ガンダムZZ』で覚醒

〔この時代のアニメってなんて面白く、心をうつのだろうか!〕と感動し、そこからのめり込みようにハマっていきます

80sanime.hatenablog.com

ガンダムZZ』の放送後に始まった『戦闘メカ ザブングル』『聖戦士ダンバイン』など、これらの作品を食い入るような目で観ていました

80・90年代アニメの素晴らしさに目覚めた私は中学生の頃に『銀河鉄道999』『ドラゴンボール』シリーズ、『キン肉マン キン肉星王位争奪編』、『キャプテン翼J』などを観ていき、現在に至るというわけです

 

今でもCS放送にはお世話になっていて、『アニマックス』では『シティーハンター』シリーズ、ちょっと前になりますが『キッズステーション』では『魔法の天使 クリィミーマミ』や『サンライズDX(80・90年代のOVAを放送する枠)』を観させていただきました


思春期の頃に『アニマックス』と『キッズステーション』に出会っていなければ、絶対に今の自分はいません

 

動画配信サービスではできない、【偶然の出会い】

現在、昔のアニメを視聴する流れとして主流なのが動画配信サービス

自分も最近ではこちらから80年代アニメを観ることが多くなっていますが、昔のアニメを見始める【導入】としては動画配信サービスというものに欠点があるように感じます

それは…テレビで流れているものではないということです

 

動画配信サービスというのは、自分から観たいタイトルを選び、観たい時間に観るというものであります

しかしそれは自分から探し求める必然的な出会いしかなく、偶然的な出会いはありません

アニメ専門チャンネルでは、最新のアニメと昔(80・90年代)のアニメが併用して流れています

最新のアニメが終わった後は昔のアニメが流れ、昔のアニメが終われば最新のアニメが流れる…このサイクルこそが肝なのです

 


先ほどの体験談で書いた"つまみ食い"は、そのサイクルがあったからだといえます

自分が観たい作品を観終わり次になんとなく始まった昔のアニメ…それをただぼーっと観る

その時には何も感じていなくても、頭の中に確実に残ります

やがてその記憶がトリガーとなったり運命的な再会を演出してくれたりすることもあります

-体験談-

まだ『ドラゴンボール』も観ていない小学高学年の頃、キャラクターも悟空しか知らないような頃に偶然1話だけ観たことがあります

その回は悟空ともう一人の男キャラが体内を捜索するという回でした

そうです!、これは作品終盤の[魔人ブウ編]のワンシーンで、ベジット(悟空・ベジータ)がブウに取り込まれ、体内に吸収されていた悟飯・悟天・トランクスらを救出する回であります

ドラゴンボールZ』を観ていると理解できるシーンなのですが、偶然観た時は〔なんだこれ?〕と思ったことを思い出します

自分の中の『ドラゴンボール』のイメージはカッコよくバトルしているイメージだったので〔『ドラゴンボール』ってこういう作品だったのか…〕と強いインパクトを受けたのです

 

その強いインパクトからのちに視聴してこのシーンと再会するのでありますが、それが為せるのも偶然的な出会いがあったからではないでしょうか


人というのは、興味のないものを自分から観ようとはしません


最新のアニメと昔のアニメを同じステージで放送されている…それは配信サービスではできないことで、偶然の出会いにより興味のない作品を観るキッカケをくれるのがアニメ専門チャンネルで観る意味・テレビ放送でアニメを観る意味であるのです

 

80sanime.hatenablog.com

 

無料放送から生まれる80年代アニメへの流れ

今回の無料放送は決して喜ばしい状況から生まれたものではありませんが、何か新しい流れが生まれるキッカケになるのではと感じています

今の子どもたちに昔のアニメの素晴らしさを広めるいい機会だと思っていて、普及に繋がれば!とこの記事を書いています

 

もし小学生や幼稚園などのお子さんがいらっしゃる親御さんがこのブログを見ていただいているならば、是非無料放送しているチャンネルを合わせあげてください!

何もする必要はありません!じっと観なくてもただチャンネルを合わせておくだけで子どもは何かを感じてくれます

 

偶然の出会い…これは自分の力で手に入れるものであり、やがてそれが大きな力にもなります

 


臨時休校で家にいる学生の皆さん、この機会に偶然の出会いを求めて『アニマックス』『キッズステーション』にチャンネルを合わせてみてはいかがでしょうか?

きっと、素晴らしい出会いがあるはずです

 

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アニマックス公式ホームページ

キッズステーション公式ホームページ

 

🌟-前回の記事-🌟

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