【プロレス黄金期】80年代プロレスアニメ特集🏆
全国の三千万人の80年代アニメファンの皆様
こんばんは、SATAトミオです
今日はここ「80年代アニメを知りたい!伝えたい!」国技館より『80年代プロレスアニメ特集』をお送りしております
古舘伊知郎さん風のそれっぽい感じの実況から始めましたが、今回は2月19日のプロレスの日を記念して『80年代プロレスアニメ特集』をやってやるって❗️
プロレスの日とはーー1954年(昭和29年)、2月19日に蔵前国技館で日本初のプロレス試合【力道山・木村政彦 組VS シャープ兄弟】が行われたことを記念する日ことであります
実はプロレスこともちょっとだけ知っている私
新日本プロレスを観て、たまに会場へ足を運んだりもします(最近は行けてませんが…)
昭和プロレスに関してもAmazonプライム・ビデオで配信されている「有田と週刊プロレスと」などで少しだけ勉強しております
80年代といえばプロレス黄金期の時代でもあります
金曜日のゴールデンタイムにはテレビ朝日系列で【新日本プロレス】を、土曜日のゴールデンタイムには日本テレビ系列で【全日本プロレス】がテレビ中継されていました
その為、80年代のアニメにも多大な影響を与えたのです
今回の記事は80年代のアニメ作品を軸に、プロレスブームがアニメにどのように影響を与えたのか、プロレスの話も交えて書いていきます(素人レベルなプロレス知識と素人レベルなアニメ知識のタッグマッチをご覧ください)
タイガーマスク二世
1981年4月20日〜1982年1月18日にかけて放送されました(全33話)
本作は「タイガーマスク(1969)」の続編であります
しかし前作「タイガーマスク」は日本テレビ系列での放送でありましたが、本作はテレビ朝日系列での放送となっています
その理由は、アニメ「タイガーマスク二世」が新日本プロレスとのタイアップタッグを組んでいたからであります
そして、そのタイアップで生まれた覆面レスラーが【初代タイガーマスク】であります
1981年4月23日、蔵前国技館で初代タイガーマスクは対 ダイナマイトキッド戦でデビューしました(『タイガーマスク二世』の初回放送から3日後)
初代タイガーマスクの軽快でアクロバティックな動きは多くの子どもを虜にして、プロレス人気に更なる火をつけることになりました
初代タイガーマスクは子どもたちのヒーローになるわけです
『タイガーマスク二世』には、アントニオ猪木や坂口征二など、当時の新日本プロレス所属のレスラーも実名登場します
現在、東映Youtube公式チャンネルにて第1話が無料配信されていますので、是非ご覧ください♪(全話配信してくれ!)
【公式】タイガーマスク二世 第1話「ほえろ! リングの誓い」
キン肉マン (1983〜1986)
言わずと知れたプロレス漫画の金字塔
週刊少年ジャンプで連載され、1983年にテレビアニメ化、1991年には王位争奪編のテレビ放送があり、2011年からは王位争奪編の続編漫画が『週プレNEWS』で現在も連載中であります
元々はプロレス漫画ではなく、キン肉マンと怪獣の戦いを描いた作品でした
本作がプロレス作品へと路線変更していったのも、当時のプロレス人気が影響しているのではと感じます
【公式】キン肉マン 第1話「キン肉星からの使者の巻/アメリカから来た男の巻」
初代タイガーマスクが突然の引退…子どもたちに絶大な人気があった初代タイガーマスクの引退は新日本プロレスに大きな打撃を与えます
ニュースターを獲得しようと覆面レスラーを新たにデビューされるも初代タイガーマスクほどの人気を得ることはできなかったのです(ザ・コブラというレスラーのことです)
そこで浮上してきた名前がキン肉マンなのであります
知名度も抜群!子ども人気もすごい!
早速、キン肉マンのプロレスデビューに動き出した新日本プロレス…しかし、ここで重大な問題を見落としていたのです
『キン肉マン』が放送されていたのは日本テレビ系列、ライバル団体・全日本プロレスと提携を組んでいるテレビ局であります
当然許可が下りず、キン肉マンのマスクまで準備していた新日本プロレスは撤退を余儀なくされたのです
デビュー目前でありながらも、お披露目することができなかったキン肉マン
しかし、新しい覆面レスラーの登場を予告していた新日本プロレス…キン肉マンをデビューさせるわけにもいかなくなった苦しい状況で生まれた覆面レスラーが【ストロング・マシン】であります
"お前、平田だろ事件"や"しょっぱい試合をして、すいませんでした"など数々の伝説を残してたレスラーですが、2018年で現役を引退しました
獣神ライガー
1989年3月〜1990年1月に放送された永井豪原作のアニメ(全43話)
本作は『ガンダム』シリーズなどで知られるサンライズ製作のテレビアニメで、ロボットアニメを多く手がける会社というだけあってロボットアクションが目立つ作品となっています
一見プロレスとは無縁に思われる作品でありますが、この作品から誰もが知る名レスラーが誕生しているのです
『獣神ライガー』はプロレス描写もない無関係に等しい作品ですが、新日本プロレスとタイアップし誕生したレスラーが【獣神ライガー】であり、…のちの【獣神サンダー・ライガー】であります(決して、山田恵一ではありません)
プロレス以外にもバラエティ番組などで大活躍の獣神サンダー・ライガー(以後:ライガー)選手
元々は作品と同名のリングネーム"獣神ライガー"として、1989年4月24日の東京ドーム・小林邦昭戦でデビューしました
デビュー後も『獣神ライガー』の作品展開に合わせて"ファイヤーライガー"→"獣神サンダー・ライガー"へと変化していきます
放送終了後もライガー選手は獣神サンダー・ライガーとして新日本プロレス所属で活躍し、IWGPジュニアヘビー級王座を11回獲得・BEST OF THE SUPER Jr.でも3度の優勝など輝かしい成績を残しました
『獣神ライガー』のオープニング曲でありライガー選手の入場テーマ曲「怒りの獣神」が、ドームクラスの会場で流れる時はそこがライブ会場のような盛り上がりになります
自分も会場で「怒りの獣神」を聴いてライガー選手の入場を見たときは興奮しっ放しでした
しかし…2020年1月5日、場所はデビューと同じ東京ドームでライガー選手は引退をされました
獣神ライガーとなってから31年…
レスラーが30年という長い間、第一線で活躍するのは身体的にも相当大変なことです
本当にお疲れ様でした
【新日本プロレス】31年間の獣神伝説 ー 獣神サンダー・ライガー引退セレモニーVTR
プロレスが80年代アニメに与えた影響
先ほどまではプロレス団体によるタイアップで巻き起こったムーブメントについて書いてきましたが、プロレスブームの影響により生まれた作品を紹介していきます
プラレス3四郎
1983年6月〜1984年2月にかけて放送されました(全37話)
名前の通り、80年代に人気であった【プロレス】と【プラモデル】を合体させた夢のような作品
ロボットの形をしたプラモデル"プラレスラー"を使ったロボット競技「プラレス」を主人公・3四郎が"プラレスラー"柔王丸で戦うストーリーです
キャラクターデザインは「テイルズ」シリーズで知られている、いのまたむつみさん
現在動画配信サービスなどで配信されておらず、なかなか観れない作品となっています
ダーティペア
1985年7月〜12月にかけて放送されました(全26話(TV24話+OVA2話)
その他にも劇場版、OVA(OAV)シリーズと続くヒット作となった本作でありますが、原作は1979年に高千穂遙さんによって書かれた短編小説から始まるシリーズであります
"ダーティペア "という名前は、70年代に活躍した女子プロレスタッグチーム「ビューティペア」が元ネタとなっています
ウォナビーズ
1986年12月に発売されたOVA(OAV)作品
80年代は女子プロレスも熱い時代でありました
『ウォナビーズ』は女性2人組のアイドルユニットの戦いを描いたプロレスアニメです
実況アナウンサー役に古舘伊知郎さんを起用、本作の挿入歌「アダムの林檎」を歌われている当時・聖飢魔IIのボーカルであったデーモン小暮(現:デーモン閣下)さんもゲスト声優として参加されています
80年代アニメのプロレスエピソード
80年代のアニメはプロレスを扱ったエピソードのある作品が数多くありました
簡単にですが紹介させていただきます
キャッツアイ(1983)
#18「追いつめられて」
キャッツアイは逃亡中に女子プロレスラー「タイガーレディス」に変装し、プロレス試合をするシーンが描かれいます
光速電神アルベガス(1983)
#31「ほたるは熱烈プロレス狂」
ほたるに惚れている熊井五郎が、プロレスラーになる為に奮闘する回です
ストップ‼︎ひばりくん!(1983)
#21「女子プロレス!理絵VSひばり」
ひばりくんらが女子プロレス団体のテストを受ける回です
重戦機エルガイムII フェアウェル マイ ラブリー+ペンタゴナ ドールズ(1987)
『重戦機エルガイム(1984)』のOVA(OAV)2作目の最後に挿入されているオマケアニメ
きまぐれオレンジロード(1987)
#14「予知夢! まどかと恭介ついに破局!」
まどかが朝のトレーニングの一環にプロレスをするシーンが描かれています
シティーハンター2(1988)
#12 「場外乱闘流血必至!! 恋のコブラツイスト」
獠と香は度重なる嫌がらせを受ける女子人気レスラー・久美のボディガードの為にプロレス合宿所まで同行する話
その他にも『ハイスクール!奇面組』に登場する冷越豪が熱狂的なプロレスファンであったり、『Dr.スランプ アラレちゃん』では"プロレスごっこ"と称してアラレちゃんが無邪気に恐ろしい攻撃をする回などもございます(『ドラゴンボール』にゲスト登場した時も、ブルー将軍に対してアラレちゃんはプロレスごっこをしていましたね)
まだまだプロレスをテーマとしたエピソード作品はあると思いますが、いかにプロレスと80年代アニメの間に深い繋がりがあることをわかっていただけたと思います
再び、プロレス×アニメの時代へ
獣神サンダー・ライガー選手が引退されたことで、80年代アニメとプロレスの大きな流れは終わりを迎えました
しかし今プロレス業界は、昔のような輝きを取り戻しつつあると言われています
プロレスブームが確実に巻き起こっているのです
プロレスブームがドンドン加速すれば、80年代のプロレス黄金期のようにアニメとタイアップなど、再びアニメとプロレスは強力なタッグチームになるのではないかと期待してます!
(現在連載中の『キン肉マン』の新作アニメも観たいですからね)
以上!
若い昔のアニメ好きと出会い・生まれる化学反応🧪
最近、レコードなどの80年代アニメグッズを大量買いして財政難に悩んでいるSATAトミオです
ホント最近、色々と買いすぎです
EPレコード、セル画、アニメ雑誌にと…
それに加えて『富野由悠季の世界』島根会場までの遠征費など
金遣いの荒い性格がよく出ています
そんな状況になっているのには、ある理由があります
私のTwitterのフォロワー様でもあり、同世代の昔のアニメ好きの高校生・火鳥さん(@hato35101)とリアル(現実世界)でお会いしたからです!
今回の記事は、80年代に生まれていない二人の交友とTwitterで知り合った同世代の若い方と実際にお会いして感じたことを書いた内容になっています
出会ったきっかけと実際に会って感じたこと
火鳥さんは、80年代90年代アニメを中心とした切り絵をTwitterに投稿している高校生の方です
(↑以前ご好意でいただいた、火鳥さん作の切り絵)
『めぞん一刻』に登場するヒロイン・音無響子さんの切り絵でありますが、晴れ着の模様(特に帯)の細かさと響子さんの持つ大和撫子な雰囲気がモノクロの切り絵に良くマッチしています
切り絵でめぞん一刻の音無響子さん
— 火鳥 (@hato35101) December 27, 2019
今年最後の切り絵作品になります(^^)
来年もぼちぼち切り絵を投稿していこうと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします(-^〇^-) pic.twitter.com/Dw1vIlZQFL
アプローチは違いますが、自分と同じように昔のアニメを愛して創作活動をされてる方です
ちなみに私自身も切り絵に挑戦した時期があるのですが、手先がスーパー不器用な自分には到底できない職人技だと感じ挫折…
故に切り絵をされている人は、ホントにすごい!と尊敬の眼差しでいつも見ております
ほぼ同世代で同じ昔のアニメ好きということもあり、Twitter上で仲良くさせていただておりました
火鳥さんが大阪(日本橋)に遊びに来るということになり、日本橋によく行く自分が〔大阪、案内しますよ〕という話しの流れから会うことになったのです
初めて会う自分と同じ昔のアニメ好きの若い方…
さらに自分(25歳)よりも約9歳も年下の高校生…
今までそんな存在がこの世にいるとは思ってもみなかったので、最初にお会いした時に確認するように〔本当に高校生ですか?〕と何度も聞いてしまいました
だって高校生ということは生まれてから20年経ってないのですよ!21世紀生まれなわけですよ!!
小学生の頃に遊んでいた携帯ゲームは?と聞くと「(ニンテンドー)3DS」という答えが返ってきて〈いや、ほぼ現行機種やないか!〉と感じぐらい世代差があります…(ちなみに私は「ゲームボーイアドバンス」世代です…)
こういうことを書くと、おっさん化が進んでいる自分の現状を痛感するので、この辺でやめておきます
大阪へ遊びにきた火鳥さんになんば・日本橋を案内したわけですが、日本橋にはアニメ好きの心を掴むお店が数多く存在します
アニメイト?とらのあな?…私たち、昔のアニメ好きの心を掴むのはどちらのお店でもありません
レコード屋であります!!
最近レコードを集め始めたという火鳥さん
自分もアニメレコードを集めており、二人で日本橋にあるレコード屋を回り、アニメレコードを漁りに漁ってまいりました
その後も、日本橋近くにある「まんだらけ グランドカオス店」へ行き、アニメ雑誌を爆買い!
二人ともレコードにアニメ雑誌と、大量の荷物を手に持ち、同世代の方と昔のアニメについて語れる喜びを感じながら帰路についたのです
私のフォロワー様である火鳥さん〔@hato35101 〕に日本橋を案内してきました♪
— SATAトミオ@80年代Lover (@YTOSzjxpdHOjt9g) 2020年1月19日
二人で日本橋のレコード・アニメ雑誌を漁り、自分も爆買い🤣
響子さんの切り絵(火鳥作)のお土産もいただき、こんなに嬉しいことないです✨
ほぼ同年代の方と昔のアニメ雑談ができる…夢の時間をありがとうございました😭 pic.twitter.com/nlLJVunlyL
同じ趣味で平成生まれの同世代ということもあって話しも弾み、先日も名古屋で開催されているパトレイバー展へ二人で行き、名古屋のレコード屋も回ってきました(ここでも爆買い♪)
昨日、私のフォロワーさまであります火鳥さん〔@hato35101 〕と名古屋パルコで開催中の #パトレイバー 展へ行ってきました🎶
— SATAトミオ@80年代Lover (@YTOSzjxpdHOjt9g) 2020年2月12日
大阪会場とは少し違った展示と念願の【上海亭】ラーメン🍜を購入できて、大満足でありました😆✨
関西圏で劇パトの上映会も待ってます😎🎶 pic.twitter.com/7ehPxFsKqx
今思い出しても夢のような空間でした
同世代の方と昔のアニメについて語るのは、高校生の頃から夢見ていたことです
しかし、自分の趣味がおかしいと思っていたあの頃…ネットという広い海を超えた先に同じように昔のアニメを愛する若い人がいることなど全く考えていませんでした
80年代アニメを広める為のブログを開設し、そのブログを宣伝する為だけに始めたTwitter…
そのTwitterという海を航海した先で出会った同じように80・90年代のアニメを観て、同じように80・90年代のアニメ誌を集めて、同じように80年代のレコードを買う同世代の若い人…
Twitterというツールは使い方によっては素晴らしいツールになることを再認識しつつ、出会えてよかったと心の底から思うわけです
今の高校生はヤバイ!
大阪・名古屋と火鳥さんにお会いして話しをしていると、驚かされる瞬間が何度もありました
今の高校生の昔のアニメ知識の深さを垣間見ましたので、ここで紹介させていただきます
どこで知った、そんな作品⁉︎
レコード屋を回っていると『さすらいの太陽』のレコードが出てきて、火鳥さんが作品の存在を知っていた時にはゾッとしました
えっ!、何でこんな若い人が70年代前半に放送されていた『タイガーマスク』の裏番組であった超名作を知っているのかと震えました…
…でもこの感覚ってリアルタイム世代の人たちが私(SATAトミオ)に感じている感覚と同じなんだろうなと思うと、人のこと言えないなと再認識しました
『さすらいの太陽』は好きな作品で、〈もしもあなたが、生まれた時によその子供と入れ替えられたら〉という始まる方が印象的ですよね
ただ観ている途中で配信が終了してしまい、全話見れていないのですがいつかは全部観たいです
あと、ダ・カーポが主題歌を歌う『地球へ…』のドーナツ盤も買われていたりして〔どこで知ったんだよ、その作品〕というシーンが何度もあり、驚かせられました
驚異の視聴スピード
『無敵鋼人ダイターン3』全40話をわずか3日で観たという話を聞いた時はひっくり返りそうになりましたね
他にも『シティーハンター 』全TVシリーズ(100話以上)を3週間足らずで見終えたりと驚きのスピードです
しかし、よくよく考えてみると自分も学生時代に同じようなことをしていたなと懐かしく思うわけです
自分が高校生の頃は動画配信サービスもまだまだ定着していない時代だったので、レンタルショップでDVDを借りて観ていた生活を思い出しました(だいたいDVD1本(約5話分)を一日で観ていましたね)
また、初めてdアニメストアに加入した時は『巨神ゴーグ』全26話を2日で観たりもしていました
高校生の頃は忙しいなりにも時間がありましたので、1日に沢山の話数を観ていたなと高校生時代の生活を思い出します(若くて疲れ知らずだったからというのもありますね)
自分と重なる学生時代特有の悩み
火鳥さんは現役の高校生であり、話していて感じたのが高校生の時の自分と同じことで悩んでいるということでした
それは、学校では自分の趣味を話せないということです
自分の高校生の時(2010年頃)もそうでしたが、今の高校生はアニメに関してわりとオープンです
深夜アニメを普通に観て、その愛を周りに公言することにも抵抗がありません
しかし昔のアニメとなると話は全く違います
周りに80年代アニメのことを話そうものなら〔何が面白いのだ、あんな古いの〕と絵のタッチやストーリーの時代観を否定されたり、〔昔のアニメって汚らしいよね〕とセル画の彩色に苦言をつけられ、〔なんかダサい〕…これが一番効きました…
そう言ったことを当時のクラスメイトに言われたのが私の高校生時代でした
もちろん昔のアニメに抵抗感のない友人もいますが、勧めても観るということはありません…
今の一般的な高校生が同じように感じているかはわかりませんが、大きな壁があることには変わりないと感じています
人と違うことを言うと変に見られ疎外されるのではないかという不安から、いつの間にか好きである事を言わない(隠す)ようになりました
周りが好きなモノを熱く語って共感を得られているなかで、自分は好きなモノを公言できず思いを殺し続ける…
これはとてつもなく苦しいことです
カラオケでもそうです
周りが最新アニメのアニソンを歌ている場で、自分は好きな80年代アニメソングを歌うことができない…
なぜなら、疎外されることを恐れているからです
異常者のような目で見られ、周りの空気を壊しているという感覚は耐えがたいものであります
本当の自分を晒せず周りに合わせる…それがいつしか本当の自分のように思えて、自分自身を嫌になったのが高校生の頃の私でした
それほどまでに苦しめるものならと、手放そうと80年代アニメ断ちをしていた時期もありましたが、好きなモノをやめられるわけがなかったのです
(「どんなに不愉快でも、どんなに憎くても、自分自身をやめることも、自分自身殺すこともできないのよ」という『機動戦士ガンダムZZ』のプルのセルフを今思い出しました)
そんな高校生の頃の悩みと、現在進行形で悩んでいる火鳥さんの姿を重ね合わせて見ていた私
そういった若い人が苦しんでいる状況を変えてたくて始めたのが、このブログであったりもします
高校生の頃に苦しんだあの思いを今の若い人たちには味わうことなく、純粋に昔のアニメを楽しんでもらいたい…周りが深夜アニメを語るのと同じように、昔のアニメをオープンに語れる世界であってもらいたい
それが私の望みであり、若い人に80年代アニメを伝えるブログを書く真意でもあります
同じ趣味の若い人と話す意味
これまで私は、若い世代に80年代アニメを広めようとブログやツイッターで活動してきました
しかし、同世代の火鳥さんとお会いして、80年代アニメを広めるために書き始めていたブログが、いつからか自分の趣味を誰かに認めてもらいたくて書いている部分もあるのだと気付かされたのです
今まで同世代の誰にも理解されなかった80年代アニメ好きという趣味…
イベントや展覧会へも一人で行き、その感動を共有することもありませんでした
火鳥さんとお話しをして、同じような悩みを持ち・同じようなポイントにときめきを感じ・同じように喜ぶ
同じ思いを共有する…
それは、自分の愛するモノが間違いでなかったことを答え合わせするような空間でありました
誰かに趣味を肯定されるというのが、こんなにも心の奥に響くのだなと嬉しくて泣きそうになりました(書いている今もちょっと泣きそう…)
また相手が高校生ということもあり、忘れていた高校生の頃の感覚や今の高校生の考え方に気付かされたこともたくさんあります
そして何よりも、同世代の方と話したり買い物するのが楽しい!
シンプルですが、これが一番言いたかったことです
他にもTwitter上で仲良くさせていただいている同世代の昔のアニメ好きの方が何人かおり、今後機会があれば是非会ってお話しできればと考えています
はっきり言って出会い厨です(笑)
しかし、これは救済とも考えています
昔の自分と同じように、昔のアニメを好きになったことで周りの環境に合わず苦しんでいる人は絶対にいると思うのです
なので、その思いを共に語り合いましょう!
同じ思いをしている仲間がいると知ると心が少しは和らぎますし、また高校時代に苦しんだ経験者としてのアドバンスもできるはずです(たぶん)
出会うことでSNS上のやり取りだけでは感じられないこともあり、それが今後の活動の参考になると感じています
これからも同世代の方とお会いして、若い力で80年代アニメをドンドン盛り上げいきたいと思います
応援よろしくお願いします!
20代の若造ならではの視点で書いた「若造語り」シリーズも見ていただけると嬉しいです♪↓
【不評を鵜吞みにするな!】『機動戦士ガンダムZZ』今こそ、再評価の嵐🌠
どうも、『機動戦士ガンダムZZ』がガンダム作品の中で一番好きだと叫び続けるSATAトミオです
一番好きなガンダム作品は?と聞かれて…〔『ガンダムZZ』が一番好きですね〕と答えると高確率で"えー なんで?"と変な奴を見る目で返されます……
いや、なんでじゃねぇーんだよ!!
一番好きな作品に何で?もクソもあるかッ!
というのは、『ガンダムZZ』好きの人のあるあるみたいな話なのでもう慣れました
しかし近年、若いガンダムファンの間で『ガンダムZZ』は観なくていいと風潮が何処かあるような気がします
いろいろと言われ続け、不遇の道を辿ってきた『ガンダムZZ』…
このままではいけません!
『ガンダムZZ』を愛して十数年、ここまで感じてきた不遇と意味の分からない偏見を打破し、より多くの若い人に『ガンダムZZ』良さを伝える記事を書いていきます
(多少荒っぽい言葉遣いが目立つ記事になっております、ご了承ください)
トミオ、『ガンダムZZ』愛を語る!
まずは私が『ガンダムZZ』を愛するようになった経緯と愛してからの道のりを書いていきます
今は80年代アニメを広める活動をしていますが、10年ぐらい前まではあまりアニメを観たことがありませんでした
中学二年生だった私が初めて全話観たガンダム作品が『機動戦士ガンダムZZ』でした
思春期真っ盛りだった私は、大人の言うことが無責任で嘘ばかり言っているように聞こえ、大人が嫌いになっていた時期がありました(思春期にありがちなヤツです)
観ていた当時の年齢と同い年(14歳)のジュドーは、理不尽な社会や大人に立ち向かっていき、その姿勢に感情移入したのです
不思議と自分の言っていることを代弁してくれているかのように感じ、『ZZ』の世界にどんどん引き込まれていきました
14歳といえばまだまだ子どもだけど、背伸びしてでも何かできることがあるでは?と感じたものです
正しく【子どもはみんな、ニュータイプ!見せてやろうじゃないの、大人たちにさぁ】です
私が80年代アニメを観るようになったのは、間違いなく『機動戦士ガンダムZZ』の存在があったから…まさしく、恩人ような存在です
今見直した時は、ブライトさんに感情移入して〔自分は子どもたちを信じてあげられるだろうか…〕と考えながら観ております
ブライトさんが一番カッコ良いのは、『1st』でなければ『Z』でもなく、『ZZ』だと思っています
自分の詳しいアニメ遍歴の話などはこちらから↓
『ガンダムZZ』はとにかくイベント行事が少ない
毎年、夏から秋にかけて東京で開催される「サンライズフェスティバル」というアニメ制作会社サンライズ主体のイベントがあります
「サンライズフェスティバル」とは、サンライズ作品を映画館で流すイベントであり、映画作品はもちろんTVシリーズ作品もセレクト上映されます
そして2016年の「サンライズフェスティバル」で『ガンダムZZ』30周年を記念したイベント上映があったわけです
ついにキターーと舞い上がった私は即東京行きを決意
上映話数は、#2「シャングリラの少年」#36「重力下のプルツー」#46「バイブレーション」#47「戦士、再び……」の4話
これを選んだのが『機動戦士ガンダムUC』の作者・福井晴敏さんというのはどういう人選からか分かりませんが、妥当な選出ではないでしょうか
大画面で観る『ガンダムZZ』、何回も観た話ばかりなのに笑ったり・悲しんだりと、スクリーンを通して初めて観た中学生だったあの頃の自分と再会した気分でした
そして最終回のラストシーン、ひろえ純さんが歌う「一千万年銀河」が流れるシーンで目から涙粒がポロリポロリと
感動的なシーンではありますが今まで一度も泣いたことがないのに、今まで溜め込んでいた『ZZ』の思いが爆発して涙が止まりませんでした
顔を赤くして恥ずかしい思いをしましたが、今では良い思い出となりました(来場者抽選プレゼントでポスターもいただきました)
トークショーもない、ただの上映会でこれだけ感動するぐらい『ZZ』のイベントに飢えているのです(また上映お願いします!)
2019年のゴールデンウィークにNHK-FMで行われた「今日は一日“ガンダム”三昧」
約8時間の生放送で永遠とガンダムソングを流す本企画…当然私も『ZZ』ソングをリクエストしました
「アニメじゃない」をリクエストして、何と!生放送内で私の名前が読み上げられたのです
実はSATAトミオとして活動を始めたばかりだった頃なので、これが私のメジャーデビューとなりました(カッコよく言ってみました♪)
ブログ用、音声
— SATAトミオ@80年代Lover(26歳) (@YTOSzjxpdHOjt9g) 2020年2月9日
「今日は一日“ガンダム”三昧」 pic.twitter.com/IlHbslAJJq
そして名前を取り上げていただいたことを報告したツイートを、「アニメじゃない」を歌われた新井正人さんにリツイート&いいねしていただけたのも嬉しい思い出です
ガンダムZZの不評をぶった斬る!
『ガンダムZZ』はガンダムシリーズの中でも不人気と言われている作品です
2018年にNHKBSで行われた「発表!全ガンダム大投票」で、作品部門で第22位という微妙な結果であったのが何より証拠です(そして主人公のジュドーは第43位…)
覚悟はしていたものの結果を突きつけられると苦しいものです(無論、私は『ガンダムZZ』に投票しました)
しかし、不人気と言われているのは観ないで判断されている結果にすぎないと思っております!
ここで観てない人が思う偏見を払拭したいと思います
・前半のコメディ色が受けつけられない
まず『ガンダムZZ』を観るにあたりぶつかる壁が、この前半コメディ問題だと思います
個人的にはこの前半コメディのノリがあるからこそ後半のシリアスが生きてくると感じています
コメディ部分も『ZZ』の魅力、しかしまずは作品全体を観ていただきたい…
そこで私が提案するのが、あえて前半部分を飛ばすということです!
ストーリーが多少分からなくなる分もありますが、挫折するぐらいなら面白いと感じる部分から観ていただきたいです
見始めるオススメポイントは、第11話「始動!ダブル・ゼータ」
まだまだコメディ色が残る回ではありますが、主人公メカの登場・長い日常パートが終了し、宇宙に進出してガンダムらしくなっている回であります
そこでもダメなら、第20話「泣き虫セシリア(前)」
『ZZ』がシリアス路線へと変わる変換期の名作回
この後から『ZZ』は地球編へ突入し、ドンドン面白くなっていきます
これはあくまで前半部分に挫折した人に送る提案です
途中から見始めて「ZZ面白いじゃん!」と最終回まで観ていただけた方は、前半に立ち返り、飛ばしたコメディ回を観ていただけたらと思います
最後まで観ていただけた方には、コメディ回が今までには感じなかった味があるものになると思います
・アムロとシャアが登場しない
これもよく言われます
『1stガンダム』〜『逆襲のシャア』の初期宇宙世紀作品の中でアムロとシャアが出ないのは本作だけです
シャアならOPに登場しますよ(笑)、というネタは置いといて…そう思う方に言いたいのが、アムロとシャアが出ないからなんだ!ということです
二人がでない作品は、毎年のように新作が作られるガンダム作品において珍しくもなく、そんなことを言われるのは初期宇宙世紀作品である『ZZ』に課せられた使命のように感じます
これを逆に考えられないでしょうか?
アムロとシャアが出ないからこそ魅せれるストーリーがあり、そこに縛られない良さが『ZZ』にはあります
縛られないからこそ、ジュドーたち子供を全面的に押しだしたハートフルな物語が描けるのではないでしょうか
『1stガンダム』から続く大河ドラマということを意識せず、『ガンダムZZ』という単発作品としての魅力を感じてもらいたいと思います
ガンダムZZの魅力、教えます!
不満ばかり垂れていても仕方がないので、作品を好きになってもらえる…『ガンダムZZ』だからできた魅力を語っていきます
Zガンダムだけじゃ終わらない
『ガンダムZZ』は前作の『機動戦士Zガンダム』の続編にあたる作品です
その為、前作の主人公であるカミーユたちの戦いは終わったわけではありません!
なのに、なぜ観ない!!
このままではカミーユやハマーン様も救われることがありません…
ゲームだけでストーリーを完結されるのではなく、キャラの生の声・表情を肌でかんじとり、作品と向き合っていただければ嬉しいです
子供はみんなニュータイプ!
ジュドーらの仲間であるシャングリラの子供たちも大きな魅力であります
ゲームだけじゃ分からない、作品を観た人だから語れるキャラの魅力を書いていきます
妹のリィナを山の手の学校に入れてあげるために頑張る妹思いの主人公(しかし、大人の女性には弱い)、ジュドー・アーシタ(cv.矢尾一樹)
ジュドーに対抗意識メラメラで迷惑ばかりかけたクソガキだったけど、作品終盤は常にカッコいい、ビーチャ・オーレグ(cv.広森信吾)
ビーチャの金魚のフン的扱いをうけるが作品終盤のメイン回で好感度爆上げになる、モンド・アガケ(cv.塩屋浩三)
Zザクと女装というイメージ以外にもナイスフォローの名人であることをZZファンは知っているぞ、イーノ・アッバーブ(cv.菊池正美)
服装と金髪という見た目からギャルっぽいと言われるがシャングリラメンバーの中で一番の常識人、エル・ビアンノ(cv.原えりこ)
やんちゃなシャングリラメンバーをまとめるお姉さん、グレミーにジュネと恋の波乱も多いが本命はジュドーなの?、ルー・ルカ(cv.松井菜桜子)
可愛いと言われる人気キャラだが、砂漠編はウザくもあり名シーンが多いのは彼女のおかげ。エラいぞ、エルピー・プル(cv.本多知恵子)
兄ジュドーよりも何倍も大人な妹。足長くないマザコンお兄さんの教育によりスキル的に一番成長し、ガンダム界・妹代表とも出会って太いパイプを獲得する、リィナ・アーシタ(cv.岡本麻弥)
『ガンダムZZ』には沢山の女性キャラが登場してハーレムアニメとして描かれることもあり、"ガンダム作品で不謹慎だ!"と言われる方を無視して、女の板ばみになるジュドーの姿を楽しんでいただけたらと思います
ガンダムタイプ満載の先駆け作品
前作の主役機である〈Zガンダム〉、〈ガンダムMK-Ⅱ〉に〈百式〉…それに加えて〈ZZガンダム〉、〈メガライダー〉といったメイン級の機体が勢揃いするのも本作を観る楽しいところだと感じます
百式に関しては、クワトロ(シャア)の愛機にビーチャというクソガキが乗っているから嫌い…と言われたこともあります
しかし、前半だけでビーチャを評価するのではなく後半も観ていただけたら好きなキャラになりますよと言いたいですね
今こそ、『ガンダムZZ』再評価の時代
『ガンダムZZ』がなぜ不評のレッテルを貼られるのかは、前作の『 Zガンダム 』の存在があるからだと感じます
しかしそれは放送当時の評価です…
最近感じるのが『ガンダムZZ』を推してくれているのはリアルタイム世代ではなく、自分と同じ世代の若い方であるような気がします
それは『Zガンダム』から『ガンダムZZ』のリレーの空気をリアルタイムで感じていないから、2作品を比較して見ることがないのです
だからこそ、リアルタイムで観ていたの方には、今は当時の感覚だけで『ガンダムZZ』を評価する時代ではないと感じていただきたいのです
動画配信などで多くの人に作品を観ていただける時代、自分と同じようにファーストガンダムが『ガンダムZZ』になる方も多くいらっしゃると思います
ネット上に広がる低評価の嵐を鵜呑みにせず、自分の目で評価していただきたい‼️
"シリアスだけがガンダム"という固定概念を捨てて、明るくも大人や社会に立ち向かうジュドーたちを観ていただければと思います
一度観た人も、まだ観てない人も…
感動の嵐!!『ガンダムZZ』を観よう!
現在、ガンダムシリーズ公式Youtubeチャンネル『ガンダムチャンネル』にて『機動戦士ガンダムZZ』が順次公開中!
最終話まで配信されるか分かりませんが、興味ある方は是非ご覧ください!
名作プレイバック第3回『おはよう!スパンク』あなたを幸せにするドジ犬🐶
\✨ボンジュール、皆さん✨/
お元気ですか?
トミオは元気です!
自分の中での年末年始の恒例のイベントとなっている【80年代アニメ・イッキ見期間】
言葉の通り、年末年始にアニメをイッキするだけのことであります(ちなみに昨年は『ハイスクール奇面組!』をイッキ見しました)
そして今年度は、少女と犬の生活を描いたアニメ『おはよう!スパンク』を視聴したわけです
観る前までは、ただ犬と女の子が楽しい日常を過ごすだけのアニメだと思っていたら、とんでもございませんでした
『おはよう!スパンク』…この作品の素晴らしさをもっと広める必要がある!
ということで今回は『おはよう!スパンク』を徹底紹介していきます
『おはよう!スパンク』とは、1981年〜1982年に渡り放送された雪室俊一原作のアニメです(全63話)
1982年3月には劇場版アニメも公開されました
あらすじーー
中学2年生の森村愛子は母がフランス・パリでの仕事の都合の為、港町にある叔父(藤波のおじさま(cv.富山敬)の家に居候することになります
そこでドジで太った犬「スパンク」に出会い、やがて一緒に暮らすようになる
物語は春から始まり、春から夏へ…夏から秋へ…と季節の移り変わりを当時の放送季節とリンクして描かれています
そして季節ごとに新たな出会いや別れがあり、視聴している側も愛ちゃんやスパンクらと一緒に港町で過ごしてような擬似的な感覚を与えてくれます
(特に31話〜40話間がバラエティに溢れて、心豊かにしてくれるエピソードが満載です)
中学生の女の子と太ったドジ犬 2人で一人🎶
ここで物語と主軸である2人の主人公・愛ちゃんとスパンクについて書いていきます
森村愛子(cv.岡本茉利)
中学2年生の元気な女の子(あだ名は、愛ちゃん)
父は幼い頃にヨットで行方不明になり、母は仕事でパリへ
近くに両親がいない寂しさを抱えながら、親戚である藤波のおじさまの家でスパンクと共に暮らします
愛ちゃんは恋の話が絶えない女の子で、スパンクの元飼い主の弟・池上玲さん(cv.水島裕)や作品前半で転校してくる塚原誠也(cv.中尾隆聖)など、恋愛関係の話がたくさんあります(劇場版でも島田翔(cv.堤 大二郎)というヴァイオリニストの母を持つ転校生と良い関係に)
恋で悩んでいる愛ちゃんの力になろうと奮闘するのがスパンクであり、失敗するのもスパンクです
お母さんに手紙を出すときの書き始めは「ボンジュール、ママ」であり、本編内の序盤や終盤のナレーションとしてこのフレーズが使用されています
塚原誠也からは、トレードマークである愛ちゃんのもじゃ髪から【わかめっ毛】と呼ばれてます
スパンク(cv.つかせのりこ)
これ程までにドジな犬キャラがいたのかと思わせるほどのドシ犬
しかしドシながらも一生懸命頑張る姿にすごく好感を持てます
食べること・お酒を飲むことが大好きでその為太っており、周りからは【ブタンク】と呼ばれることもあります
スパンクは褒められるとすぐに調子に乗ってしまい失敗します
そのドシは決して悪戯心からくるものでなく、愛ちゃんや周りの人を喜ばせようとするからというのも実に愛らしい犬です
スパンクは作品内で独自の言葉(命名:スパンク語)を話します
(例え:ワンだきます=いただきます、ワンして・ワンして=どうして・どうして)
また愛しのキャットのことを「ニャンコちゃん」と呼ぶ(犬なのにメス猫の「キャット」に恋するというのが、スパンクらしい感じがします)
スパンクの声優のつかせのりこさんは『光速電神アルベガス』でダン子先生という、とてもグラマーな女教師役をやられています
スパンクもダン子先生も個性的で大好きなキャラクターです
衝撃の第一話を観てくれ!
これを書くとネタバレになってしまうのですが興味を持っていただく為にも、ここは敢えて書かせていただきます
第一話を知っていただければ『スパンク』がいかに深い作品であるかわかっていただけるはずです
といっても第一話のネタバレなので作品を観る上で支障にはならないはずです(それでもネタバレ無理という方は飛ばして読んでください(それか第一話を観てから読んでください!)
#1「ついに上陸!! 珍犬センプウ」
母が仕事でパリへ行く為、港町にあるおじさんの家に引っ越しする愛ちゃんと飼い犬のパピ
そうです、愛ちゃんには元々パピという犬がいました
港町に到着し、散歩で海辺へと来ます
愛ちゃんの父はヨット乗りで、幼い頃に海で行方不明になっています
お父さんのことを思いながら海を見つめる愛ちゃん
そこで太った犬・スパンクに出会う愛ちゃんとパピ
パピとスパンクはすぐにお友達になります
スパンクも飼い主を海の事故で失くしており、帰ってくるのを港町でずっと待っているのです
愛ちゃんとパピは買い物の為に、街へ出かけるのですが、パピはトラックにはねられる交通事故に遭い、病院に運ばれるものの亡くなってしまいます
大親友との突然の別れに悲しむ愛ちゃん
そんな愛ちゃんの姿を見かねたスパンクは、元気づけようと愛ちゃんをつけ回ります
〈パピの代わりにはならない〉と突き放す愛ちゃんですが、スパンクの優しさと大切な人を失くしているという共通点から心を開き、叔父さんの家で一緒に暮らすことになります
飼い犬の死という衝撃な展開により、2人の物語は始まるわけです
オープニングのふわふわしたイメージからは、かけ離れているハードな展開
『おはよう!スパンク』が、ふわふわした日常生活だけを描いている作品でないことを知っていただけたと思います
トラ吉ら、動物キャラの魅力を伝えたい!
『スパンク』には個性豊かなキャラ達から数多く存在しますが、中でも登場人物のペットであるスパンクら動物の存在が作品を鮮やかに彩ってくれています
動物らを中心に描かれたエピソードも多く、話数を重ねていく中で動物を演じる声優さんの演技が少しずつ変化していくのも見どころです
ここで、主要動物キャラたちを紹介します!
トラ吉(cv.松金よね子)
飼い主;大山(cv.兼本新吾)
赤いネクタイをしたオス猫
キャットをめぐるスパンクの恋のライバルでもある
しかしスパンクが悩んでいたり落ち込んでいたりすると、全力で協力してくれる心強い友達なのです
愛ちゃんらが通う中学校の柔道部のキャプテン・大山が飼い主であり、大山の教育により漢気を鍛えられた江戸っ子気質の猫
かなりの確率で人間の言葉を喋り、『スパンク』に登場する動物キャラの中で一番人間らしい生き物ではないかと感じます
ちなみに、『スパンク』の登場キャラの中で私が一番好きなのがトラ吉であったりします
キャット(cv.鶴ひろみ)
飼い主:美原せりの(cv.松島みのり)
愛ちゃんと同じ中学校に通うお嬢様・せりのちゃんに似て、お姫さま気質のあるメス猫
スパンクとトラ吉の心をうまく揺さぶる小悪魔的な顔も持ち合わせています(たまにスパンクに擦り寄り、男心を弄ぶのが上手いと感じますね)
バロン
飼い主:塚原誠也(cv.中尾隆聖)
16話で登場する亡くなったパピに瓜二つのオス犬
スパンクの弟分的存在であり、愛ちゃんのクラスに転校生してくる飼い主の塚原誠也に似て運動神経も良く優秀な犬であるが、ドジなスパンクを慕ってくれるめちゃくちゃ良い子
作品後半には、首元のスズが特徴的なメス犬の"ファンファン"や誰かのマネするのが大好きイタズラ猿の"チコ"など、様々な動物キャラクターが登場します
ファンファン
チコ
スパンクの優しさを知ってほしい!
『スパンク』には心温まるエピソードがたくさん存在します
ここでは私が選ぶベストエピソードを紹介します
#35「バァ!コンニチワ 犬ぎらい先生」
愛ちゃんが通う中学校の担任・石橋先生は大のイヌ嫌い
今までにもスパンクと遭遇すると腰を抜かして逃げておりました
〈犬に怯えていてはダメだ!〉と体を鍛えるトレーニングを始める石橋先生
しかし、まるっきり効果がなく、誰とでも仲良くなりたいスパンクは石橋先生のイヌ嫌いなどお構いなしに接近してきます
ある日、無理なトレーニングが体に触り、石橋先生は熱を出してしまい家で寝込みます
それを知ったおせっかい焼きのスパンクは、お見舞いの花を持って石橋先生のアパートまで押しかけて看病しようと考えます
大嫌いなイヌのスパンクの来訪により、石橋先生は気を失い、なぜか大人数の警察官が出動する事態になります(ドジ犬ポイント)
やがて親身に看病するスパンクに心打たれ、徐々にスパンクに気を許し始める石橋先生
どんな相手にも怯まず明るく接するスパンクに、生きるヒントを教えてもらえるエピソードです
ちなみにこのエピソードには続編がありまして、#37「ボクにまかせて!ツッパリ君」では石橋先生とスパンクの熱い友情物語が描かれています
今まで、頭のカタイ教師として描かれることが多かった石橋先生の熱血教師ぶりが見れる素敵なエピソードになっていますので、合わせて観ていただきたいです
#41「やっぱりサンタはやって来た!」
時期はクリスマス間近
クリスマスムードに包まれる街を歩く愛ちゃんとスパンク
店の前でいるサンタコスチュームのおじさんを本物のサンタだと思い込むスパンク
スパンクはいい子にしている子にはサンタからクリスマスにプレゼントを貰えることを知り、大量のドーナツをお願いしようと心躍られます
心優しきスパンクは、その事をバロンやトラ吉に教えてあげます
バロンはホールのケーキ、トラ吉はタイ…3匹は欲しいプレゼントを紙に書き、サンタのコスチュームで働くおじさんに渡します
当然、きょとんとするサンタのおじさん
スパンクはプレゼントを楽しみに待ちますが、愛ちゃんらの会話を盗み聞きしてサンタがいないことを知ります
ショックをうけるスパンクですが、バロンやトラ吉に嘘をついたことになります
2匹を悲しませたくないスパンクは、自らサンタに変装しプレゼントを配ろうと考えました
しかし犬であるスパンクにホールのケーキやタイを用意できるわけがなく、おやつに出されたショートケーキと煮干しをプレゼントしようとします
寝ているバロンにはショートケーキを置いて渡すことができましたが、トラ吉には煮干しだとバレて怒ってトラ吉は、サンタの正体をスパンクと知らず追い回します
またまたドジをしてしまったスパンクですが、最後には皆ハッピーになるエンディングが待ってます
その他にも、藤波のおじさまの悲しい恋を描いた#30「ワォ! おじ様に青い目の恋人?」や愛ちゃんの友達である亮ちゃん(cv.井上和彦)と科ちゃん(cv.吉田理保子)の幼馴染み二人の友情を描いた#33「おめでとう! 科ちゃん入賞」など
心温まるエピソードが満載ですので、是非観てください!
オシャレだけが80年代アニメじゃない!
80年代のアニメというと、ネオンの光がオシャレに映える作品やロボットアニメ黄金期と呼ばれる名作の数々に目がいきがちですが、少女と犬の日常を切り取った作品も素晴らしいということを知ってほしくて今回『おはよう!スパンク』を取り上げました
本作については、ネット上でもあまり話題にされていないと感じていたので、大した作品でないと観るのを後回しにしていました
…今ではすごくバカな事をしていたのだなと感じます
素晴らしい・面白い作品というのは、大袈裟に感じるぐらいに声を大きくして伝えないとダメです!
だからこそ、『おはよう!スパンク』はめちゃくちゃ面白い作品なので観てください!…観ていただきたいのです!!!
現在、『おはよう!スパンク(全63話)』と劇場版『おはよう!スパンク』は動画配信サイト『U-NEXT』にて定額見放題で配信中です
配信期間は2020年8月8日まで
今のところU-NEXTでしか配信されていなく、すごくレアな作品となっています
この機会に是非、ご覧ください!
明るいニュースよりも暗いニュースが目立つ現在、『おはよう!スパンク』を観て、周りの人たちの幸せを願い奮闘するドジ犬を温かく見守っていただきたいです
きっとスパンクはあなたの心を笑顔を変える為に、一生懸命おせっかいを焼いてくれるでしょう(ドジもセットで♪)
前回の【名作プレイバック】↓
次回の【名作プレイバック】↓
【島根旅】#島根をたずねて三千里 戦利品報告会🎁
最近、ようやく島根旅の余韻が抜けてきたSATAトミオです
先日、『富野由悠季の世界』島根会場内覧会に参加するにあたって【大阪→東京→島根→東京→大阪】とおバカ旅をしてきました
(詳しい旅の内容は #島根をたずねて三千里 でツイートしておりますので、検索してみてください)
夜行バスで移動・飛行機で移動・新幹線で移動と弾丸ライナーような旅も終わって久しいですが、この旅で頂いたものや買ったものを紹介する【戦利品報告会】を開催させていただきます
買った土地での小話など挟んで紹介できればと思います
島根県・益田市
『富野由悠季の世界』島根会場
・シャア専用源氏小巻
『富野由悠季の世界』島根会場と地元の老舗和菓子店「三松堂」とがコラボした和菓子
赤い箱にジオン軍のマークがついており、和菓子はシャアとその愛機が刻印された『富野由悠季の世界』島根会場であるグラントワでしか購入できません
即日完売の為、1家族2箱までと大変スペシャルな和菓子となっています
自分が島根会場で購入したのは富野監督との記念撮影が終わった11時ぐらい(上限いっぱいの2箱購入)
そしてトークイベントが行われる前の13時あたりには完売しておりました
1箱は自分用、もう1箱は中野ブロードウェイを案内していただいたパワレンismさんへのお土産となりました
東京都・渋谷
数々の名所がある東京
しかし、私が最も行きたいと思っていたのが渋谷であり、圧倒的なレンタルCDの品揃えを誇る「SHIBUYA TSUTAYA」です
何年か前または新宿にあったTSUTAYAが日本最大級の品揃えと言われていましたが、レンタルCDの取り扱いが終了して関東一の品揃えは「SHIBUYA TSUTAYA」ではないかと思われます
行ってみれば80・90年代にリリースされ現在は廃盤になったCDたちがズラっーとあり、滞在時間30分ほどでしたが36組のCDをレンタルさせていただきました(レンタルした袋のボリュームが、完全に大量の札束をバックに詰めた銀行強盗犯ですね)
今回のレンタルは「ヤマト宅配便(¥880)」による返却方法が選択できたので大量に借りることができました
では、私が借りたCDのリストがこちらです!
レンタルリスト
1、ひみつのアッコちゃん全曲集
2、エースをねらえ! 総音楽集 オリジナル・サウンドトラック
3、美樹本晴彦 枯葉の円舞曲
4、姫ちゃんのリボン CDシネマ2 5年たったら…
6、キャプテンフューチャー オリジナル・サウント・トラック-完全盤
7、長編アニメーション エリア88 音楽集
8、「エリア88」ACT3~燃える蜃気楼音楽集
9、エリア88コミックスオリジナルアルバム
12、YAWARA! カヴァーズ!!
13、YAWARA! MEMORIES
14、「超魔神英雄伝ワタル」 音楽篇2
15、「超魔神英雄伝ワタル」 音楽篇3
16、ミンキーモモ フェナリナーサSONGフェスティバル
17、魔法の妖精ペルシャ 音楽篇
18、魔法のスターマジカルエミ
19、「魔法のステージ ファンシーララ」ララのミュージックキャンパス(2)
20、機甲戦記ドラグナーBGM集1
21、機甲戦記ドラグナーBGM集3
22、「きまぐれオレンジ☆ロード」サウンド・カラー1
23、きまぐれオレンジ・ステーション
24、きまぐれオレンジ・ロード あの日にかえりたい
25、きまぐれオレンジ☆ロード もぎたてスペシャル
26、きまぐれオレンジ☆ロード ― オリジナル・サウンドトラック ~このときめきは・・・・・・忘れない
27、機動警察パトレイバー IMAGE SOUND-TRACK ALBUM VOL.2“INTERCEPT”
28、機動警察パトレイバー Vol.3 SONG COLLECTION“INTERMISSION”
29、機動警察パトレイバー Vol.4 INFINITY∞
30、機動警察パトレイバー ORIGINAL SOUNDTRACK ALBUM VOL.5“INQUEST”
31、機動警察パトレイバー Vol.6 ベストアルバム INTENTION
32、CITY HUNTER 2 オリジナル・アニメーション・サウンドトラック Vol.1
33、CITY HUNTER 3 オリジナル・アニメーション・サウンドトラック
34、劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ> -VOCAL COLLECTION-
35、聖闘士星矢・メモリアルBOX
36、ドラゴンボールZ CD-BOX最強音盤伝説
今回の滞在時間が30分ほどで選び漏れもたくさんあったでしょうから、今度来るときはしっかりリサーチして再挑戦したいです!
正直ファンなら新品を購入すべきなのですが、「廃盤」や「高騰」で手が出ないのをレンタルという手段で手元に残すことをお許しください
小話
「SHIBUYA TSUTAYA」の開店前に到着して、開店までの間、渋谷散策をしているとチャラい芸人として今ブレイク中のEXITの喋り方に似ているお兄さんを発見(見た目はチャラくなかった)
まさか本当ににそんな喋り方をする人が渋谷にいるのかと驚いた
さすが渋谷と感じると同時に、これはEXITの渋谷調査力がすごいのか・見た目チャラくないお兄さんがEXITのマネをしているのかと考えながら見ていました
これが一番東京にいるなと実感する出来事でした -おわり-
東京都・秋葉原
アニメ好きならここは行っておかねばと来た秋葉原
しかし、滞在時間はわずか30分たらずでボークスとラジオ会館一階のお土産屋しか行っていません
これこそが、弾丸旅の恐ろしさですね
といっても行く場所も決まっていたので、不満は全くないのでありません
ボークス 秋葉原ホビー天国
以前、秋葉原で『エルガイム』と『レイズナー』のショップが期間限定であり、そこで販売されていたグッズがボークス秋葉原に期間限定で置かれるという情報を入手して行ってきました
今の時代に『エルガイム』と『レイズナー』の新作グッズが手に入るとは思わなかったので、店頭に陳列されているのを見て舞い上がてしまいました
・重戦機エルガイムクリアファイルA・B、蒼き流星SPTレイズナークリアファイルA・B 各¥400
クリアファイルとポストカードは、できるだけ全購入するのが私の主義であります
特に昔の作品のものは、なかなか出る機会がないので高くない限り購入しています(安いし、コレクションとしてもコスパがいいので)
4つ買っても1600円、安いよね…(たぶん)
・重戦機エルガイム アクリルフィギュア 「エルガイム」、「エルガイムMK-Ⅱ」各¥800
・重戦機エルガイム アクリルキーホルダー 「LOGO」¥800
・蒼き流星SPTレイズナー アクリルキーホルダー 「LOGO」¥800
・重戦機エルガイムTシャツ 「ブロークン・エルガイム」¥3500
アニメ系Tシャツを選ぶ選考基準は【普段使いできるか】にしている私
アニメ観の強すぎるTシャツは他の服と合わせにくかったり、自分のメンタル的にダメだったりするのでそういうチョイスになります
こちらのTシャツは白が基調の為、他の服とも合わせやすく、デザインもアニメ観が薄いかなぁと気に入り購入しました
『レイズナー』の最高のヒールキャラであるゴステロ様のTシャツがあり、めちゃくちゃ心奪われたのですが自分の豆腐メンタルでは普段使いできないので泣く泣くスルーしました(家に飾る用に買っても良かったな)
計9点を購入し消費税も込みで、約9000円
7000円弱をイメージしていたので、結構高くついたなという印象でした(Tシャツ分が大きいですね)
ここで紹介した商品は、先日より通販販売が開始されましたので興味ある方は、是非購入してください(2月3日までの期間限定販売なのでご注意ください)
【通販情報】
— INDOR inc (@INDOR_inc) January 22, 2020
「AKIHABARA HANGAR」イベント販売商品の通販を開始します!
名作ロボットアニメグッズをこの機会に是非!!
「蒼き流星SPTレイズナー」https://t.co/4SC7v5RtLI
「重戦機エルガイム」 https://t.co/knJJLiDiP2#レイズナー #エルガイム pic.twitter.com/6Ji7SGeuAL
GIFT SHOP The AK i Ba
・めぞん一刻 おちょこ付き 180ml ¥600
響子さんのエプロンに描かれている「ヒヨコ(PIYO PIYO)」が最高にかわいいおちょこが付いている純米吟醸のお酒
はっきりいってお酒はオマケです(笑)
こちらのおちょこは私のフォロワー様であり、アニメ『めぞん一刻』に激ハマり中の高校生・火鳥さん〈@hato35101〉へのお土産としてお渡ししました(未成年の方なのでお酒は渡してません)
大変喜んでいただき嬉しかったです
東京都・中野
中野は一度来たことのある地ではあるのですが、ほとんど初めてに近く、全然知らない私…
しかし今回、私のフォロワー様であるパワレンismさん〈@ProjectR_MMPR〉のご厚意で中野のお店を案内していただけることになり、ご厚意に甘えるかたちで同行させていただきました
実はツイッターで知り合った方とお会いするというのが初めての事ですごく緊張したのですが、丁寧に優しく案内してくださり、とても有意義なひと時を過ごさせていただきました
自分一人だと中野ブロードウェイのようなサブカル密集地帯では、溺れ死んでいたと思います
改めてお礼申し上げます、ありがとうございました
中野のでは主にレコード関係のものを購入していきました
・ガリアンワールド/星の一秒(歌: EUROX)¥500
『機甲界ガリアン』オープニング/エンディング
・恋はくえすちょん/あんみつ大作戦(歌:おニャン子クラブ)¥500
『あんみつ姫』オープニング/エンディング
・美しき狼たち(歌:おぼたけし)/ローリング・ファイター(インストルメンタル)¥500
劇場版『あしたのジョー』主題歌
中野ブロードウェイ
ご存知の方が多いと思いますが、たくさんのアニメ・特撮グッズが集まる場所です
といっても初めて来た私にはどの店が何階にあり、どんな品揃えかもさっぱり覚えてないです(店名すら覚えてない)
その為、購入したものをまとめて紹介していきます
アニメ雑誌
・『ジ・アニメ』1985年3月号
EPレコード(シングル)
・ピュアストーン/Push!(歌:結城梨沙)¥500
『赤い光弾ジリオン』オープニング/前期エンディング
・Rock Candy/ノーモア・ノーマル(歌:結城梨沙) ¥500
『赤い光弾ジリオン』後期エンディング/挿入歌
私の勝手なイメージで、80年代後半の音楽業界はCDの登場によりレコードの出荷枚数が少なく、高価なレア品になっているイメージがありました
その為、『赤い光弾ジリオン(1987)』のレコードも当然高いと思っていたので〔掘り出し物だ!〕と即決したのですが市場とそんなに変わらず
しかし大好きな『ジリオン』のEPレコードOP・EDを揃えることができて満足であります
いや〜EP盤の価格レートは分かりませんわ…
・サファリアイズ/パ・ド・ドゥ(歌:松原みき)¥1200
劇場版『ダーティペア』主題歌・オープニング/エンディング
私は松原みきさんのアルバムを聴くぐらいのファンで、「サファリアイズ/パ・ド・ドゥ」は自分のコレクションにして聴きたいと思っていました
しかしアルバム収録がされておらず、(たしか)CD化もされていません
見つけた時に〔即買いだ!〕と思ったら値段が1200円に躊躇する私…
裏面を見ると劇場版『ダーティペア』の特別割引券が付いていたので〔レア物だ!買うしかない〕と思い切って購入しました
しかし、よくよく考えると特別割引券は「サファリアイズ/パ・ド・ドゥ」のシングルレコード全てに付いていたわけで、別にレア物じゃないのではと思うように(気づくのが遅い)…まぁ「サファリアイズ」聴きたかったからいいんですけどね
(聴いてみたら、「サファリアイズ」のラストの大サビで音飛びするひねくれたレコードでした)
・星影のララバイ/太陽の子ら(歌:山形ユキオ)¥500
『銀河旋風ブライガー』挿入歌
・君はス・テ・キ/THE ASTRO ENEMY〈ミューラーのテーマ〉(歌:ムーヴ)¥300
『銀河漂流バイファム』挿入歌
・ムーへ飛べ/信じるかい(歌:水木一郎)¥400
『ムーの白鯨』オープニング/エンディング
・思い出のブルー・ドリーム/女いのち歌(歌:戸田恵子)¥600
劇場版『宇宙戦士バルディオス』挿入歌
『バルディオス』の中でも隠れた名曲だと勝手に思っている曲です
「女いのち歌」は戸田恵子さんのベストアルバムにも収録されていない、未だCD未収録の曲であったと思います(収録されたCDがあれば、教えてください)
そう考えると600円は安いですね
・飛翔〈NEVER END〉/BLOODBATH HIGHWAY(歌:西松一博 by ARAGON)¥200
『クラッシャージョウ』主題歌/挿入歌
・HELLO, VIFAM/NEVER GIVE UP(歌:TAO)¥300
『銀河漂流バイファム』オープニング/エンディング
LPレコード
・『銀河漂流バイファム』音楽集・番外編
・『ガルフォース エターナル・バンド 』素顔のスパイたち 12インチシングルレコード¥800
『ガルフォース』はまだ観ていない作品で、このレコードは完全にジャケット買いです
ジャケット買いとはーーどんな内容かも知らずにジャケット目当てに購入すること
レコードのジャケット自体はネットオークション等で見かけたことがあり、いつかは欲しいなと思っていました
そこで今回、本レコードを見つけ、更にシュリンク付きという外側の状態も良かったので購入
買ってから気づいたのですがこれ、12インチのシングルレコードなんですね
さらに中野ブロードウェイを案内していただいたパワレンismさんからプレゼントとして、EPレコードをたくさんいただきました‼︎
サンライズロボ系が多めで、特にOVA作品である『エルガイム フルメタル・ソルジャー』の主題歌「COOL/せいいっぱいの微笑みを(歌:ひろえ純)」はEP盤も探していたのですごく嬉しかったです
本当にありがとうございます!大事に聴かせていただきます
島根旅を終えて……
今回の記事をもって、長々と引っ張ってきた島根旅の記録を終わりたいと思います(長期間に渡り、お付き合いいただきありがとうございました)
今回の【大阪→東京→島根→東京→大阪】のおバカ旅で感じたのが、"都会がなんだ!"ということです
都会というのは交通も便利だし色んな物が密集していて煌びやかに見えますが、人の優しさや温もりを感じたのは島根です
現に旅が終わった今も『富野由悠季の世界』島根会場のスタッフから御礼状が届いたりします
『富野由悠季の世界』展様から内覧会ツアーの御礼状が届きました✨
— SATAトミオ@80年代Lover (@YTOSzjxpdHOjt9g) 2020年1月25日
心のこもった文をいただき、本当に嬉しいです(お礼を言いたいのはこちらなのに)
だからこそ、これから『富野由悠季の世界』を全力で応援していこうと思えます
グラントワの皆様、本当にありがとうございました!#富野由悠季の世界 pic.twitter.com/VftKvxRSlL
既に終わったイベントについて、ここまで尽くしてくれるスタッフの方に嬉しいという思いを越えて感動しました
これだけ東京を満喫しておきながら矛盾していることを言っている気がしますが、それだけ島根という地・人から感じた豊かさに包まれたのです
今度は観光目的で訪ねていきたいと思っております
『富野由悠季の世界』島根会場が終われば、4月からは青森で『富野由悠季の世界』展が開催されます
当然青森にも赴き、現地レポートをブログに書きますのでまたお騒がせすると思います
どうぞ、よろしくお願いします!
こちらにも今回の旅の記録を書いてあります♪
【地元の力を感じろ🗻】『富野由悠季の世界』【島根会場レポート】
2020年1月11日(土)から、ついに『富野由悠季の世界』島根会場が開幕しました
そして私は前日(1/10)に行われた内覧会に引き続き、開幕当日も招待者として参加させていただきました
こちらのブログ記事では、島根会場のレポートとその魅力について書いていきます
(内覧会&富野監督との2ショット記念撮影レポートのブログ記事はこちらから)
グラントワの世界
『富野由悠季の世界』島根会場は島根県益田市にあり、島根県といっても山口県に近い位置にあります
最寄駅はJR益田駅で、グラントワ行きのバスも駅から出ていますが、徒歩でも約20分とそんなに遠くありません
グラントワの中に入り、ロビー近くでは『富野由悠季の世界』お馴染みのダイターン3立像がお出迎え
さらにロビー上部には『ガンダム』『イデオン』『ザブングル』『ダンバイン』の壁画のような映像が映し出されています(カッコ良すぎます!)
会場を彩るプラモデルの数々
グラントワのでロビーなどに展示されているガンプラの数に圧倒されます
SDサイズのガンプラから1/100スケールの大きいガンプラまで、至ることに散りばめられております
こちらのプラモデルらは、益田市にある株式会社ツクロ様や地元の方々によって作られたそうです
プラモデルで島根会場を盛り上げようとする熱意が見てとれます
また益田市周辺の飲食店・ホテルなどでもガンプラの展示がされており、ガンプラは写真撮影OK、SNS投稿OKとなっております
ガンプラも会場を彩る大事な展示物の一つなので、会場内を見渡してみてください
そしてSNSに投稿して、『富野由悠季の世界』島根会場を皆さんで盛り上げていきましょう!
種類豊富な特製絵柄チケット(当日券)
島根会場には豊富な特製チケットの種類があります
当日券(一般・大学生・小中高生)にWEB割引から購入できる団体割引券などもあります(これら以外にも特製絵柄チケットがあるそうですが該当外の為購入していません)
また一般当日券が1000円と、他会場よりもお安いお値段になっております
今回、自分が買える種類だけの特製チケットを手配していただいたスタッフの皆様、本当にありがとうございました!(手間をお掛けしてすいませんでした)
島根会場、三つの入り口がお出迎え⁉︎
では、ここから島根会場・展覧会場内について書いていきます
福岡・神戸と続き、今回も作品配置マップを(勝手に)書かせていただきました
これが島根会場です
なぜだ!?、なぜ違うゥ!!!
私も福岡・神戸と『富野由悠季の世界』を見てきた、いわゆる"富野展上級者"のわけです(カッコつけて言ってみました)
福岡・神戸会場と『富野由悠季の世界』を見てきたグルメな目線で展覧会を回ってやろうと意気揚々と入場したら、いきなり出鼻をくじかれました
まさかの三つの入り口(進行ルート)がお出迎え
今までは一筆書きのように一本道を順路通り回るというのが『富野由悠季の世界』の定石でした
『富野由悠季の世界』は章ごとに分かれていて、進行ルートが示されていますがどこから見ても構いません(通った経路を引き返して見ても問題ありません)
三つの進行パターンから見て回れることで、より自由度の増した展覧会になったのではないかと思います
順路通りに回りたい方は、展覧会内の標識を確認していただくか、私の作成した作品配置マップを参考にしてください(入口すぐの順路④の方に先に目がいき、間違えやすいので注意です)
入場してすぐに「アニメができるまで」のゾーンがあり、本来は展示物がないであろうエリアにまで溢れる光景は、さすが『富野由悠季の世界』と感心しました
そして本展覧会初の自動扉を挟んで入るという形式(展示物が多い故にそうなったと思います)
展覧会スペースは今までの2会場(福岡・神戸)に比べれば、多少小さいでしょうか
だからこそ、展示物を一部入れ替える前期・後期制を導入しているのだと思います(観覧料も安いのもその理由かと)
しかし、展覧会のスペースが小さいからといって、侮ると痛い目を見るのが『富野由悠季の世界』
ここで島根会場の魅力を紹介したいと思います
『海に陽に』エリア、イデと接触する
私が大好きな『海に陽に』が流れるエリア【この世界を風景のーDive】を紹介します
【この世界を風景のーDive】(命名: 『海に陽に』エリア)とは、富野作品の映像を複数のプロジェクターから四方に掃射し、独特の世界観が作り出される空間であります
富野作品の印象的な場面を重なり合わせて振り返ることにより、『∀ガンダム』の作品内に登場する【黒歴史】を見ているみたいな感覚にあります
福岡会場は「アニメができるまで」エリア後…神戸会場では展覧会入り口手前の階段スペースにありました
そして今回の島根会場は『劇場版ガンダム』エリアの後に配置されています(イデオン前とも言えます)
なぜ『劇場版ガンダム』エリアの後に配置されたのかは…わかりません!(おい)
しかし『イデオン』エリアからも近く、イデオンの曲である『海に陽に』のカラーに一番合う場所に配置されたのではないかと感じてます
映像はより見やすく、より快適に
『富野由悠季の世界』は映像で魅せる展覧会でもあり、富野作品の抜粋映像にも他会場との変化が見られました
神戸会場ではプロジェクターを使った大画面スクリーンで映像が公開されている作品もありましたが、島根会場は福岡会場と同じような形式に戻り、全て液晶モニターでの展示でした
しかし、複数の作品を一つのスクリーンで使用していた神戸会場とは違い、島根会場では作品ごとにモニターが用意されている箇所もあり、観たい作品の映像をよりスムーズに観れるようになっていました(例:ガンダムF91 (約18分)とVガンダム(約17分)が、別のモニターで展示されるようになっていた)
さらに『ガンダム Gのレコンギスタ』エリアでは、1シーンごとに個別で液晶モニターが使われる贅沢っぷり
モニター横に展示されている該当シーンの絵コンテと照らし合わせながら見れる配置にされていて、最新作である本作に対しての熱い思いを汲み取りました
ホビーから見る富野由悠季の世界
島根会場で大きく変わったのがホビー関係の展示であります
他会場でもプラモデルの展示がありましたが、プラモデルのパッケージも同じショーケース内に展示されています
その中でも極めつきは、クローバー社から発売されたおもちゃ、【クローバー ダイカスト 「ザンボット3 合体セット コンビネーションプログラム 」】や【クローバーダイカスト「機動戦士ガンダム DX合体セット」】がパッケージと中身も展示されており、自分も初めて拝めて大興奮でありました
ホビーを通して富野作品に思い入れのある方にも充分に楽しんでいただける展覧会になっております
名曲「哀・戦士」はこうして生まれた
そして今回の島根会場の大きな目玉でもある「井荻麟作詞生原稿」
そこには「劇場版 機動戦士ガンダムⅡ」の主題歌「哀・戦士」の第3稿原稿と完成稿原稿が展示されています
特に注目していただきたいのは第3稿原稿
完成稿では使われなかった衝撃の歌い出し、次第に歌詞が出来上がっていく過程には感動すらもおぼえました(是非、島根会場でご覧ください)
島根会場限定の和菓子「シャア専用源氏小巻」
神戸会場では『富野由悠季の世界』限定グッズを扱った特設ショップが展覧会場内の出口後にありましたが、島根会場では福岡会場同様に展覧会の外に開設されております(入場なしでお買い物ができます)
さらに島根会場限定商品として、地元の老舗和菓子店「三松堂」とのコラボした「シャア専用源氏小巻」があります
シャアとその愛機たちが刻印されたグラントワでしか買えないスペシャル限定な和菓子です(シャアをイメージした赤い箱も良いですね)
即日完売のお菓子なので、在庫状況は『富野由悠季の世界』展公式ツイッター又はグラントワにあるミュージアムショップ「コンアモール」公式ツイッターで確認してください
富野由悠季の世界展 (@tominoexhibiti1) | Twitter
con amore(コンアモール) (@conamore11) | Twitter
島根会場限定オリジナルコースター
『富野由悠季の世界』島根会場では地元の空港・飲食店とのタイアップ企画として、特製オリジナルコースターが貰えるキャンペーンがあります
オリジナルコースターA
羽田〜萩・石見空港間の飛行機搭乗券と本展観覧券又は半券をグラントワ総合カウンターで見せると貰うことができます
羽田〜萩・石見区間は約2時間と非常にアクセスがいいので関東圏の方は是非ご利用下さい!
オリジナルコースターB
島根会場入場時に貰える『石見グルメでプレゼント』引換券を参加店で飲食し、渡すと貰うことができます
(萩・石見空港を利用される方は、空港内にある「キッチンそらら」さんでも使用できます)
私が食べたハンバーグカレーです
参加店はこちらのページで確認することができます
もちろん、本会場でもトイレ休憩・食事休憩などで途中退出しても、半券を提示すれば再入場は当日のみOKです
是非じっくりと『富野由悠季の世界』島根会場に浸ってください
地元の力溢れる、島根会場
今回の展覧会も福岡・神戸会場とは全く違う展覧会であることを感じました
もちろん一部の展示物の違い・作品配置場所の違いなどの細かな違いを挙げればキリが無いのですが、一番に違うと感じたのは"土地の持つ力"です
今までに開催された福岡・神戸会場は、どちらとも周りに住宅地が少ない都会の中にある美術館での開催でした
しかし島根会場である島根県立美術館は、出るとすぐに住宅地があります
島根県立美術館に面している道路(通称:グラントワ通り)には富野展特製タペストリーが灯籠のように町を華やかに照らし、町を歩けば至るところに『富野由悠季の世界』のポスターが貼ってあります
コースター配布による地元飲食店・萩・石見空港とのタイアップ、地元の企業や住民参加のプラモデル作品展示、地元の老舗和菓子店とコラボした和菓子など…
地元の人の協力・応援で、他の会場とは違った素晴らしい展覧会になっているのであります
それは、益田市そのものが『富野由悠季の世界』島根会場と言っても差し支えないはずです
町全体で『富野由悠季の世界』展をつくり上げている…これこそが富野監督が開会式や開幕イベントでも話させていた"地の力"でもあり、島根会場の最大の魅力だと感じました
決して展覧会の規模や立地だけで、その会場の良さが決まるわけではございません
そこに込められたスタッフの方の思いや小さいなりに満足していただこうという工夫の数々が『富野由悠季の世界』島根会場をより豊かな世界へと導いてくれたと確信しました
また細やかな会場の違いに目を向け、その意図を自分なりに考えることが巡回展を回る意味なのではないでしょうか
2月には富野監督とゲストにMIQさん奥井亜紀さんが登壇されるイベント【トークショー&ライブ「井荻麟の世界」】、3月には富野監督登壇の【劇場版『GのレコンギスタⅠ』「行け!コア・ファイター」特別上映会&アフタートーク】が開催されます
島根会場は前期と後期と分かれており、一部展示物の入れ替えがあります
後期の展示物入れ替えの際に、グラントワ内に展示されているガンプラも入れ替えされるらしいので、"もう観覧された''という方も後期開催に合わせてもう一度来館されることをオススメします
島根会場のイベント・オススメ情報はこちらから↓
"地の力"というのは写真や文面だけでは感じとることは不可能です
自分の足で大地に立ち、その地を360°見渡して初めて何かを感じ取ることができるはずです
何度でも言います…!
福岡・神戸に行かれた方、是非島根会場にお越しください‼︎
絶対に違って見えます!!
今後も『富野由悠季の世界』の情報や80年代アニメについての記事を更新していきます
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「富野由悠季の世界」島根会場
会期 2020年1月11日(土)〜3月23日(月)
《前期》1月11日(土)~2月17日(月) 《後期》2月19日(水)~3月23日(月)
会場 島根県立石見美術館
〒698-0022 島根県益田市有明町5-15
「富野由悠季の世界」公式サイト→https://www.tomino-exhibition.com/index.html
過去の会場レポートはこちらから
【監督のハグあり⁉️】『富野由悠季の世界』内覧会&2ショット撮影📸レポート
『富野由悠季の世界』島根会場が1月11日(土)、遂に開催されました
神戸会場が終わってから一カ月も経たずの開催だったのであまり寂しさは無かったかのように思えます
そして私は内覧会&開幕イベントに繰上げ当選ではありますが見事当選し、島根会場の内覧会にお邪魔してきました
「富野由悠季の世界」島根会場
— SATAトミオ@80年代Lover (@YTOSzjxpdHOjt9g) 2019年12月18日
まさかまさかの内覧会に参加させていただくことが決まりました❗️
【こんなに嬉しいことはない】
てか富野監督と記念撮影って…
創造主サマと私が同じフレーム内にだと…
ダメだ、今から震えが止まらん…!! pic.twitter.com/ljRaDhdIq5
私が最も尊敬の念を抱くお方"富野由悠季監督"にお会いできて大変光栄であり、今でも鳥肌が立っております
今回のブログ記事は『富野由悠季の世界』島根会場 内覧会(1/10)レポート及び富野監督との記念撮影(1/11)についてを書いていきます
イベントへの参加条件が羽田〜萩・石見区間の飛行機を往復路使用することであり、関西在住の私は…【大阪→東京→島根→東京→大阪】という壮絶な3泊3日のおバカ旅プランで参加してきました(マジで自分でもバカなことをしていると思います)
これも富野監督への愛だと笑ってくださいw
そんなおバカ旅の記録は #島根をたずねて三千里 というハッシュタグでツイートしておりますので良ければ見てください(Twitterもフォローしてね♪)
というわけでレポート記事は萩・石見空港に到着したところからスタートします
1月10日(金) 開会式&内覧会
空港に着くなり『富野由悠季の世界』展のスタッフに迎えられ、専用バスで島根県立石見美術館(グラントワ)に移動しました
バスでの移動は希望者のみで、当選者20人中15人ぐらいが専用バスを利用していました
グラントワ到着後、スタッフの誘導で美術館のバックヤードにある部屋へ通されます
そして希望者のみ、グラントワ内にあるレストラン「レストランポニィ」で昼食を取ります
こちらのレストランは羽田〜萩・石見区間の飛行機を利用したプランの特典として配られる1000円分の「石見の神楽めし」クーポンが利用できて、【日本海式海鮮どんぶり 1,360円(税抜)1,495円(税込)】がいただけます
鯛・マグロ・サーモン・タコらの刺身を彩りよく並べられたスペシャルな丼飯でした
昼食後、参加者受付を済ませて【内覧会ツアーのしおり・内覧会ツアーの首掛けパス・『富野由悠季の世界』島根会場のチラシ一式・飛行機利用で頂けるオリジナルコースターAセット・萩・石見ぶらり手形クーポン】などをいただきます
そして前日から島根旅をされていた方々も合流し、内覧会ツアー当選者20名は開会式・内覧会参加への注意事項のレクチャーを受けます
今回の羽田〜萩・石見空港区間を往復路利用する内覧会ツアーの応募総数は108名!…当選定員が20名なので、およそ5倍の確率です!
さらに自分は当選者の方が辞退され、再抽選の結果で選ばれた繰上げ当選した人間…
めっちゃラッキーじゃんか‼︎(今更)
もちろんどれほど幸運なことかも分かってはいたつもりですが、改めて自分が多くの人の想いを背負ってこの場にいるのだと身が引き締まる思いになりました
レクチャーを受けた後は少しの休憩を挟み、開会式会場へ移動しました
開会式では120名前後の席が用意され、我々内覧会ツアー当選者20名は、なんと!最前列2列を用意していただいておりました
関係者の方々よりも前の高待遇に鳥肌が立ちました
開会式が始まり、島根県益田市山本浩章市長の挨拶→島根県立石見美術館澄川喜一館長の挨拶(東京スカイツリーの設計監修をしたすごいお方)と続き、富野由悠季監督の登場です
富野監督の挨拶が終わり、来賓の紹介へ
富野由悠季監督→山本浩章市長と紹介され、島根県在住で数多くの富野作品にも参加されているメカデザイナー・山根公利さん、『ガンダムUC』『Gのレコンギスタ』のプロデューサーである小形尚弘執行役員、【この世界を風景のーDive】(命名:海に陽にエリア)を制作した映像作家・八嶋有司さんらが参列しておりました
その後は主催者の紹介・巡回会場学芸員の紹介と進み、島根会場担当・川西由里学芸員の挨拶がありました
挨拶の後は、富野監督を含む来賓・主催者によるテープカットが行われ、開会式は終了しました
学生時代以来ぐらいのカッチリとした式だったこともあり、何をするわけでもないのに緊張してしまいました
そして内覧会か始まり、川西由里学芸員・富野由悠季監督による生解説を少し(ガンダムエリアぐらいまで)聞くことができました
内覧会観覧時は、関係者同士が挨拶をしたり報道陣が解説する富野監督を撮影したりと、一般公開されている時には感じられない展覧会の空気を感じることができて貴重な経験になりました(富野監督がテレビの取材を受けてる様子も後ろから見てました)
約1時間半ほどで内覧会は終了し、ロビーに集合した内覧会ツアー当選者はバックヤードへと戻り、翌日(1/11)に行われる富野監督の記念撮影へについてのレクチャーを受けます
そこで富野監督との記念撮影の持ち時間が一人3分もある事を聞き、雷に打たれるほどの衝撃を受けます
いくら自分が富野監督と話す『心』の準備💚というブログ記事を書いて準備してきたらといっても3分間なんて想定外でした
『機動戦士ガンダム』に登場するコンスコン部隊の12機のリック・ドムですら3分持たなかったのに…アムロの乗るガンダム以上に巨大な存在である富野監督に3分持つ訳がない
レクチャー終了は自由解散となり、美術館内と館外周辺を調査して宿泊先のホテルへと行きました
ホテルに着くなり、すぐに富野監督と話すべきことをメモにまとめ始めました
ブログ記事内にも書いたように80年代アニメが好きな自分のことを話すのと、ブログで同年代の若い人にも80年代アニメを見てもらえるように活動していることなど10個以上の話題を1時間半〜2時間かけて考えたのです
そして翌日(1/11)。。
1月11日(土) 島根会場・開幕&富野監督との記念撮影
緊張からあまり寝付けないかと思っていたのですが、旅疲れの為かめちゃくちゃぐっすり寝ることができました
ぐっすり眠れたとはいえ、頭の片隅(というか全部)には富野監督との記念撮影の事でいっぱいです
いくらメモを書いて準備したとはいえ、面と向かってまともに話せる訳がないので、お酒様のお力を借りて富野監督の待つグラントワへ向かいました
富野監督との記念撮影は午前中(10:30〜)におこなわれ、当選者番号の1番の方から順番に行われていきます
1番〜12番の方と13番〜20番の方で部屋が別れ、後半グループである自分は昨日書いたメモの復習をするわけです
後半グループの参加者が全員集合した部屋にグラントワのスタッフの方とサンライズのスタッフの方が来られ、最終確認をされていかれました
待ち時間の間に、他の参加者の皆様ともお話しすることができました(ちょっとだけ書かせていただきます)
飛行機での参加が必須であるツアーの為、関東方面(特に神奈川)から来られている方が多く、中には北海道…自分と同じ関西圏・京都からも来られている方もいました
富野監督のサインが頂けて記念撮影まで撮っていただける…自分が一番過酷な旅をしているとは思っていませんでしたがお話しを聞かせていただき、そこまでして参加したいと思わせる富野監督の凄さ・ファンの熱意に心打たれました
皆さん他の会場にも足を運ばれる富野ファンの方々で、富野監督イベントについてもすごく詳しくて、話が弾んで楽しかったです(今までそういう経験がなかったので尚更)
富野監督との記念撮影イベントが始まって10分後ぐらい、富野談義に花咲かす後半グループの元にグラントワのスタッフの方が〈予定よりも進行が早く進んでいる〉と報告に来てくれたのです
そうです、皆さん持ち時間の3分を使い切れることなく進行していっているのです
今考えてみれば、3分なんて膨大な時間…使い切れる訳がないのです(富野監督を目の前にして)
そんなこともあり、想定したよりも15分早く呼ばれて撮影スペースへ移動(ここから【富野監督との記念撮影】編です)
富野監督との2ショット記念撮影
待合室では撮影の様子が見えていて、美術館スタッフ・サンライズのスタッフの方など、沢山の関係者が見守る中で撮影が行われていました
そして自分の出番直前に「富野ワールド」が炸裂…(これ以上は語りません、察してください)
考えていたことは当然吹っ飛び、そうなることも予測して用意していたメモを出して話せる雰囲気も消え、ついに自分の番に…
頭の中は真っ白、ただ進行の方に従うままに富野監督の元へ
サインされた瓦を受け取り、相当緊張してぐちゃぐちゃになっていた自分の顔を察してくださり、富野監督は優しく微笑み自分の手を握り温かいハグで包んで下さいました
この時、どれほど救われたか…
その後の記念撮影でもずっと手を握っていただき、富野監督の懐を深さに浸からせていただきました(富野監督の手はめちゃくちゃ暖かかったです)
想定したことと全く違う光景に只々混乱し、目の前にいる富野監督に何か言わないと振り絞って言えたのが〔頑張ってください…〕という一言でした
監督はニッコリ笑ってくださり、そんな事しか言えなかった自分が急に恥ずかしくなり、逃げるように立ち去りました
これが自分の中でのメインイベント【富野監督との記念撮影】の全容でありました
自分は富野監督のことが好きで、ここ数年ではありますが追っかけてずっと見てきたつもりです
普段は滅多にしない男の人へのハグ…これがどのような意味を持つのかも理解しているつもりです
だからこそ言葉は要らず、それだけで充分なわけです
考えていたことを何一つ伝えられませんでしたが何の後悔もありません
逆に伝えれるチャンスをもう一度と掴んでやろうと燃えております
ちなみに今回頂いた富野監督直筆のサイン瓦と記念写真のUPはNGということなので、載せておりません
(参考:これと同じデザインの瓦にサインが入っているものをいただきました)
記念撮影イベントが終わり次第、各自自由行動となり、13時まで展覧会を楽しみます
13時なると14時から始まる開幕記念イベント「元気のGはグラントワのG!富野由悠季×山根公利、島根で語る」の開場の為に集合します
ここでも内覧会ツアー当選者は、名札番号1〜20番がそのまま入場順となり、一番先に入ることができました
何からなにまで至れり尽くせりで、内覧会ツアー当選の旨みを存分に感じたのでした
一番先に入れたので当然ながら最前列付近を確保でき、開幕記念イベント参加者400人を収容するまでの長い時間を待つことになります
同じ内覧会ツアーに参加されている方が私の隣に座られ、そこでも熱い富野トークをさせていただきました(紳士的なお方で、楽しいお話しをありがとうございました)
暑い富野トークをしていると14時になり、いざ開幕記念イベントが始まると最前列ゾーンの中央に座っていた自分の視線のど真ん中には富野監督がのお席が!
常に視線の真ん中に富野監督が座られていたので、もう大満足!
濃厚な1時半を過ごさせていただきました
開幕記念イベントが終了後は各自で富野監督との記念写真を内覧会ツアーの首掛けパスと引き換えに渡して解散となりました
これにて今回の【内覧会&富野監督との記念撮影】ツアーは全行程終了となります…
数日が経ち、改めて富野監督と自分が写った写真を見返しても現実味がなく、夢を見ていたのではという錯覚が残っています
その旅の事をTwitterでツイートするたびに、「羨ましい」や「凄いね」というお言葉をたくさんいただきました
そうです!、これはとても「羨ましい」し「凄い」事なのです!!
当選したということは落選した人もいるし、日程・交通的にも行くことができなかった人もたくさんいる訳です
そういった多くの【憧れ】の上にいるのだと、改めて感じました
だからこそ全力で挑み、楽しんできたつもりです
少しでも内覧会ツアーの雰囲気を味わっていただけたらと、このレポート記事を書かせていただきました
(自分が当選したのは、そういった使命的な意味もあるのではと感じております)
今後も別会場で同じような内覧会ツアーが開催されるかは分かりません
しかし、もし開催されることがあるなら絶対に応募して参加すべきです!
富野監督と記念撮影できるという点もありますが、同じように全国から集まってきた富野愛に溢れるファンの皆様と交流することで自分を肯定的に捉えることができます
この内覧会ツアーで、自分の中にある富野愛を再確認することが出来ました
では最後に、今回の内覧会ツアーを企画・実行、又携わっていただいた全てのスタッフの方々にお礼申し上げます
同じく富野愛に溢れる素敵な参加者の皆様、富野トークができて最高に楽しかったです
そして今回の記念撮影イベントに快く承諾していただき、たくさんの愛と夢をくださった富野監督にありがとうございました!
この旅で得た経験や思いを最大限に活かせるように、今後も精進して参りたいと思います
どうぞ、よろしくお願いします
見てくれた君に、感謝の心を!
『富野由悠季の世界』島根会場では2月.3月にも富野監督登壇のイベントがあります
また、島根会場を効率よく楽しめる情報も載せてあります
詳細はこちらから確認できます↓
「富野由悠季の世界」島根会場
会期 2020年1月11日(土)〜3月23日(月)
《前期》1月11日(土)~2月17日(月) 《後期》2月19日(水)~3月23日(月)
会場 島根県立石見美術館
〒698-0022 島根県益田市有明町5-15
「富野由悠季の世界」公式サイト→https://www.tomino-exhibition.com/index.html
㊙️ウラ話
内覧会ツアーが解散になった後は、残って翌日も展覧会を楽しむ人・島根観光をする人・夕方の便(飛行機)で東京に帰る人などに分かれていきます
参加条件が往復路の利用であり、東京行き(復路)のチケットがあるのならば、東京に帰って翌日観光してやろうと、自分は夕方の便を取りました
益田駅から萩・石見空港行きのバスに乗り、到着した後空港の食堂でカレーを食べていると富野監督を発見
二度見ならぬ何度見したから分かりませんが、富野監督と見たことのあるサンライズの関係者の方々が萩・石見空港に居られたのです
トークイベントに登壇されていた山根公利さんもお見送りに来られていて、自分には異次元の空間が広がっていました
まさか自分と富野監督が、同じ乗り物に乗る日が来ようとは夢にも思いませんでした
最後の最後まで『富野由悠季の世界』島根会場内覧会ツアーを堪能させていただきました
(富野監督はこの時のクワトロ大尉みたいな黒のロングコートを着ておられて、めちゃくちゃカッコ良かったとだけ報告させていただきます)
-おわり-