80年代アニメを知りたい! 伝えたい!

主に1980年代に制作されたアニメや関西で行われるイベントについてを20代の若造の視点で書いていこうと思います。

【福岡とは違うのだよ❗️】ここが変わった『富野由悠季の世界』🔷【神戸会場レポート】

10月12日(土)に開催初日を迎えた『富野由悠季の世界』神戸会場…

開催初日は台風19号の接近ということもあり、波乱の幕開けとなりました(私は交通網の規制を理由に初日を断念しました)

そして開催初日は富野由悠季監督も来館され、展覧会に訪れていた方と握手などの交流をされたそうです

はっきり言って初日に行かなかったことを後悔しております…

 

そんなことがあり、その次の日の10月13日(日)の朝一番にやってきました

f:id:satatomio:20191017231702j:image


会場入り口前には【1stガンダムイデオン∀ガンダムGのレコンギスタ】が描かれた福岡会場にはなかった立体物もありました

f:id:satatomio:20191017231831j:imagef:id:satatomio:20191017231851j:image


さらにロビーには富野監督の姿が描かれた巨大タペストリーがお出迎えしてくれます(ファン歓喜!)

f:id:satatomio:20191017231953j:image

なぜか"ジーク・ジオン"と叫びたくなります(笑)

 

初日の台風の影響もあり、会場のチケット売り場に長蛇の列ができており、展覧会受付前でも長い列ができておりました

会場内には家族連れの方や外国人の方など、幅広い層の方が観覧されていて、富野ファンとしてすごく嬉しくなりましたね

 
そして自分も来場し、展示品を見ようとした矢先…

まさかまさかの富野監督、来館!!

昨日来ていたので、まさか今日もいらっしゃるとは思いませんでした!

いや〜朝一番に行ってよかったです!

(富野監督がどういう所を見て回られたか気になる方は、私のツイートを漁ってみてください)

 
開館から閉館までいて、とりあえず全体的に観るのとができましたがまだまだ時間が足りません!

福岡会場にも足を運んだ私ですが、それでも尚足りなかったです!

 

自分は関西在住であと何回か行く予定をしていますが、一回限りの方は作戦を練ってから観覧することをお勧めします

(福岡会場のレポートから、福岡会場作品配置マップ図や展覧会のオススメの周り方を紹介しています。是非そちらも参考にしてください)

 

80sanime.hatenablog.com

 


以前のブログ記事でも明言したように今回も作品配置マップ図を(勝手に)描かせていただきました

 

神戸会場の作品配置マップ図がこちらです!

 

f:id:satatomio:20191017231628j:image

 

こっ、これが神戸会場…圧倒的じゃないか!!

 
福岡会場に行かれた方は、このマップ図を見ていただければ分かると思いますが…

はっきり言って、まるで違います!!

全体的な作品の並びは変わりないのですが展示物の配置・エリアの空間など、一つ一つの要因が重なり、違う世界観を作り上げているように思います

実際に福岡会場で見たはずの展示物も〔あれ、前の会場にもあった…よな?〕という感覚が常にありました

 

 神戸会場・福岡会場徹底比較!

では具体的にどこが変わったのか、福岡会場から神戸会場で変わった部分を書いていきたいと思います

 

・音声ガイドがヘッドホン式からイヤホン式へ

ガンダム Gのレコンギスタ』に登場するベルリ(cv.石井マーク)とアイーダ(cv.嶋村侑)の2人が展覧会を回るという設定で、展覧会のさらに濃い情報を提供してくれる音声ガイド(富野監督監修のセリフ回しが最高にYESです!)

福岡会場ではヘッドホン式が使用され、映像を観るときに音声が聞き取りづらく、外すかズラすという方法で回られていたと思います

神戸会場からイヤホン式を採用されたことにより、音声ガイドを片耳で聞きながら映像を楽しめます

 

・大型スクリーン(モニター)と椅子導入

福岡会場でも話題になった膨大な映像作品の数(トータル2時間ぐらい)

福岡会場ではイデオンエリアにしか大型スクリーンと椅子が配置されていなかったと思います

神戸会場では様々な場所に大型スクリーンが配置されており、椅子が用意されているのでゆっくりと作品に集中して観ることができる(ライフ回復ポイントとしても有効的!)

 

・『海に陽に』エリアの変更

私の中で福岡会場・ベスト1エリアであった複数のプロジェクターから富野作品の映像を四方に飛ばして作り出される(通称:『海に陽に』エリア)が展覧会場内から受付より前の階段スペースで展開されています

以前にも『∀ガンダム』の黒歴史を観ているようだとツイートしましたが、階段スペースで展開されていることで神殿ような雰囲気を醸し出し、さらに神々しさが増したように思います

さらに本エリアが展覧会場外に配置されたことにより、展覧会を見終わった後にも訪れることができます(見終わった後に訪れると感慨深い感じがしました)

 

特設グッズ売り場が展覧会出口に

福岡会場では展覧会入口前にありましたが、神戸会場では展覧会を見終えた後(出口)に変更されていました

つまり観覧チケットがなければグッズ購入はできません(図録のみは一階ミュージアムルームで購入可能)

グッズ購入を検討される方は、お財布(お金)をコインロッカーに入れず、観覧しましょう!(貴重品はご自身で管理ですね)

 


また神戸会場より新発売された、『富野由悠季の世界』オリジナルグッズもあります

神戸会場から発売されたパンフレットには、富野監督のインタビューや音声ガイドの内容を文字起こしがされているページなど、図録にない情報が満載です!(神戸会場から新発売されたグッズ情報も載ってます)

f:id:satatomio:20191017232107j:image

あと、【富野監督応援うちわ】という正気の沙汰とは思えないグッズもあります(もちろん、買いました♪)

f:id:satatomio:20191017232019j:image

ポストカードも新たに5種類(ライディーン・劇場版ガンダムZガンダム∀ガンダム2種)が追加されています

 

他にも"展覧会場内、随所に公式図録が置いていた"り、"中間地点に大きめの休憩ポイントが配置されていた"りと、あげればキリがないですが、福岡会場で感じた不満点などは全体的にアップデートされていました

そういった点が、富野監督も仰られていた"福岡会場と神戸会場ではまるで違う"と感じる要因ではないかと思います

 



神戸会場開催中は会場周辺の映画館で富野作品のリレー上映が行われています

イデオン接触篇/発動篇』や『ザブングルグラフィティ』といった滅多に劇場で観れない作品も上映されていますので、合わせてチェックしてください!

80sanime.hatenablog.com

 

10月27日(日)には劇場版『ガンダム GのレコンギスタⅠ』の関西最速試写会や11月2日(土)には富野監督が質問に答えてくれるトークイベントも開催されます(応募締め切り済み)

自分はGレコの試写会に当選しましたので、感想をブログに書く予定をしています

どうぞ、ご期待ください!

 

 福岡会場に行った人こそ…!

福岡会場と神戸会場を比較しましたが決してどちらがいいと言うわけでもありません

福岡会場で個人的によかったと感じた所が変わってしまった部分もあります

それは、その美術館を任されている学芸員さんの個性の差でもあり、他の会場に行く醍醐味でもあると思います

 

だからこそ、福岡会場に行かれた方にも是非見ていただきたい神戸会場です!

 

まだまだ始まったばかりの『富野由悠季の世界』神戸会場…

お近くの方は是非何度でもご来場ください!

高校生以下は無料ですから!!(公式さまも、この事をもっと推していきましょう!)

f:id:satatomio:20191017232409j:image

 

富野由悠季世界」神戸会場

会期 2019年10月12日(土)〜12月22日(日)

会場 兵庫県立美術館
〒651-0073 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1

 

80sanime.hatenablog.com

 

富野由悠季の世界」神戸会場特設サイト

www.mbs.jp

 

「富野由悠季の世界」公式サイト→https://www.tomino-exhibition.com/index.html

 

兵庫県立美術館」公式サイト

www.artm.pref.hyogo.jp