『富野由悠季の世界』島根会場が1月11日(土)、遂に開催されました
神戸会場が終わってから一カ月も経たずの開催だったのであまり寂しさは無かったかのように思えます
そして私は内覧会&開幕イベントに繰上げ当選ではありますが見事当選し、島根会場の内覧会にお邪魔してきました
「富野由悠季の世界」島根会場
— SATAトミオ@80年代Lover (@YTOSzjxpdHOjt9g) 2019年12月18日
まさかまさかの内覧会に参加させていただくことが決まりました❗️
【こんなに嬉しいことはない】
てか富野監督と記念撮影って…
創造主サマと私が同じフレーム内にだと…
ダメだ、今から震えが止まらん…!! pic.twitter.com/ljRaDhdIq5
私が最も尊敬の念を抱くお方"富野由悠季監督"にお会いできて大変光栄であり、今でも鳥肌が立っております
今回のブログ記事は『富野由悠季の世界』島根会場 内覧会(1/10)レポート及び富野監督との記念撮影(1/11)についてを書いていきます
イベントへの参加条件が羽田〜萩・石見区間の飛行機を往復路使用することであり、関西在住の私は…【大阪→東京→島根→東京→大阪】という壮絶な3泊3日のおバカ旅プランで参加してきました(マジで自分でもバカなことをしていると思います)
これも富野監督への愛だと笑ってくださいw
そんなおバカ旅の記録は #島根をたずねて三千里 というハッシュタグでツイートしておりますので良ければ見てください(Twitterもフォローしてね♪)
というわけでレポート記事は萩・石見空港に到着したところからスタートします
1月10日(金) 開会式&内覧会
空港に着くなり『富野由悠季の世界』展のスタッフに迎えられ、専用バスで島根県立石見美術館(グラントワ)に移動しました
バスでの移動は希望者のみで、当選者20人中15人ぐらいが専用バスを利用していました
グラントワ到着後、スタッフの誘導で美術館のバックヤードにある部屋へ通されます
そして希望者のみ、グラントワ内にあるレストラン「レストランポニィ」で昼食を取ります
こちらのレストランは羽田〜萩・石見区間の飛行機を利用したプランの特典として配られる1000円分の「石見の神楽めし」クーポンが利用できて、【日本海式海鮮どんぶり 1,360円(税抜)1,495円(税込)】がいただけます
鯛・マグロ・サーモン・タコらの刺身を彩りよく並べられたスペシャルな丼飯でした
昼食後、参加者受付を済ませて【内覧会ツアーのしおり・内覧会ツアーの首掛けパス・『富野由悠季の世界』島根会場のチラシ一式・飛行機利用で頂けるオリジナルコースターAセット・萩・石見ぶらり手形クーポン】などをいただきます
そして前日から島根旅をされていた方々も合流し、内覧会ツアー当選者20名は開会式・内覧会参加への注意事項のレクチャーを受けます
今回の羽田〜萩・石見空港区間を往復路利用する内覧会ツアーの応募総数は108名!…当選定員が20名なので、およそ5倍の確率です!
さらに自分は当選者の方が辞退され、再抽選の結果で選ばれた繰上げ当選した人間…
めっちゃラッキーじゃんか‼︎(今更)
もちろんどれほど幸運なことかも分かってはいたつもりですが、改めて自分が多くの人の想いを背負ってこの場にいるのだと身が引き締まる思いになりました
レクチャーを受けた後は少しの休憩を挟み、開会式会場へ移動しました
開会式では120名前後の席が用意され、我々内覧会ツアー当選者20名は、なんと!最前列2列を用意していただいておりました
関係者の方々よりも前の高待遇に鳥肌が立ちました
開会式が始まり、島根県益田市山本浩章市長の挨拶→島根県立石見美術館澄川喜一館長の挨拶(東京スカイツリーの設計監修をしたすごいお方)と続き、富野由悠季監督の登場です
富野監督の挨拶が終わり、来賓の紹介へ
富野由悠季監督→山本浩章市長と紹介され、島根県在住で数多くの富野作品にも参加されているメカデザイナー・山根公利さん、『ガンダムUC』『Gのレコンギスタ』のプロデューサーである小形尚弘執行役員、【この世界を風景のーDive】(命名:海に陽にエリア)を制作した映像作家・八嶋有司さんらが参列しておりました
その後は主催者の紹介・巡回会場学芸員の紹介と進み、島根会場担当・川西由里学芸員の挨拶がありました
挨拶の後は、富野監督を含む来賓・主催者によるテープカットが行われ、開会式は終了しました
学生時代以来ぐらいのカッチリとした式だったこともあり、何をするわけでもないのに緊張してしまいました
そして内覧会か始まり、川西由里学芸員・富野由悠季監督による生解説を少し(ガンダムエリアぐらいまで)聞くことができました
内覧会観覧時は、関係者同士が挨拶をしたり報道陣が解説する富野監督を撮影したりと、一般公開されている時には感じられない展覧会の空気を感じることができて貴重な経験になりました(富野監督がテレビの取材を受けてる様子も後ろから見てました)
約1時間半ほどで内覧会は終了し、ロビーに集合した内覧会ツアー当選者はバックヤードへと戻り、翌日(1/11)に行われる富野監督の記念撮影へについてのレクチャーを受けます
そこで富野監督との記念撮影の持ち時間が一人3分もある事を聞き、雷に打たれるほどの衝撃を受けます
いくら自分が富野監督と話す『心』の準備💚というブログ記事を書いて準備してきたらといっても3分間なんて想定外でした
『機動戦士ガンダム』に登場するコンスコン部隊の12機のリック・ドムですら3分持たなかったのに…アムロの乗るガンダム以上に巨大な存在である富野監督に3分持つ訳がない
レクチャー終了は自由解散となり、美術館内と館外周辺を調査して宿泊先のホテルへと行きました
ホテルに着くなり、すぐに富野監督と話すべきことをメモにまとめ始めました
ブログ記事内にも書いたように80年代アニメが好きな自分のことを話すのと、ブログで同年代の若い人にも80年代アニメを見てもらえるように活動していることなど10個以上の話題を1時間半〜2時間かけて考えたのです
そして翌日(1/11)。。
1月11日(土) 島根会場・開幕&富野監督との記念撮影
緊張からあまり寝付けないかと思っていたのですが、旅疲れの為かめちゃくちゃぐっすり寝ることができました
ぐっすり眠れたとはいえ、頭の片隅(というか全部)には富野監督との記念撮影の事でいっぱいです
いくらメモを書いて準備したとはいえ、面と向かってまともに話せる訳がないので、お酒様のお力を借りて富野監督の待つグラントワへ向かいました
富野監督との記念撮影は午前中(10:30〜)におこなわれ、当選者番号の1番の方から順番に行われていきます
1番〜12番の方と13番〜20番の方で部屋が別れ、後半グループである自分は昨日書いたメモの復習をするわけです
後半グループの参加者が全員集合した部屋にグラントワのスタッフの方とサンライズのスタッフの方が来られ、最終確認をされていかれました
待ち時間の間に、他の参加者の皆様ともお話しすることができました(ちょっとだけ書かせていただきます)
飛行機での参加が必須であるツアーの為、関東方面(特に神奈川)から来られている方が多く、中には北海道…自分と同じ関西圏・京都からも来られている方もいました
富野監督のサインが頂けて記念撮影まで撮っていただける…自分が一番過酷な旅をしているとは思っていませんでしたがお話しを聞かせていただき、そこまでして参加したいと思わせる富野監督の凄さ・ファンの熱意に心打たれました
皆さん他の会場にも足を運ばれる富野ファンの方々で、富野監督イベントについてもすごく詳しくて、話が弾んで楽しかったです(今までそういう経験がなかったので尚更)
富野監督との記念撮影イベントが始まって10分後ぐらい、富野談義に花咲かす後半グループの元にグラントワのスタッフの方が〈予定よりも進行が早く進んでいる〉と報告に来てくれたのです
そうです、皆さん持ち時間の3分を使い切れることなく進行していっているのです
今考えてみれば、3分なんて膨大な時間…使い切れる訳がないのです(富野監督を目の前にして)
そんなこともあり、想定したよりも15分早く呼ばれて撮影スペースへ移動(ここから【富野監督との記念撮影】編です)
富野監督との2ショット記念撮影
待合室では撮影の様子が見えていて、美術館スタッフ・サンライズのスタッフの方など、沢山の関係者が見守る中で撮影が行われていました
そして自分の出番直前に「富野ワールド」が炸裂…(これ以上は語りません、察してください)
考えていたことは当然吹っ飛び、そうなることも予測して用意していたメモを出して話せる雰囲気も消え、ついに自分の番に…
頭の中は真っ白、ただ進行の方に従うままに富野監督の元へ
サインされた瓦を受け取り、相当緊張してぐちゃぐちゃになっていた自分の顔を察してくださり、富野監督は優しく微笑み自分の手を握り温かいハグで包んで下さいました
この時、どれほど救われたか…
その後の記念撮影でもずっと手を握っていただき、富野監督の懐を深さに浸からせていただきました(富野監督の手はめちゃくちゃ暖かかったです)
想定したことと全く違う光景に只々混乱し、目の前にいる富野監督に何か言わないと振り絞って言えたのが〔頑張ってください…〕という一言でした
監督はニッコリ笑ってくださり、そんな事しか言えなかった自分が急に恥ずかしくなり、逃げるように立ち去りました
これが自分の中でのメインイベント【富野監督との記念撮影】の全容でありました
自分は富野監督のことが好きで、ここ数年ではありますが追っかけてずっと見てきたつもりです
普段は滅多にしない男の人へのハグ…これがどのような意味を持つのかも理解しているつもりです
だからこそ言葉は要らず、それだけで充分なわけです
考えていたことを何一つ伝えられませんでしたが何の後悔もありません
逆に伝えれるチャンスをもう一度と掴んでやろうと燃えております
ちなみに今回頂いた富野監督直筆のサイン瓦と記念写真のUPはNGということなので、載せておりません
(参考:これと同じデザインの瓦にサインが入っているものをいただきました)
記念撮影イベントが終わり次第、各自自由行動となり、13時まで展覧会を楽しみます
13時なると14時から始まる開幕記念イベント「元気のGはグラントワのG!富野由悠季×山根公利、島根で語る」の開場の為に集合します
ここでも内覧会ツアー当選者は、名札番号1〜20番がそのまま入場順となり、一番先に入ることができました
何からなにまで至れり尽くせりで、内覧会ツアー当選の旨みを存分に感じたのでした
一番先に入れたので当然ながら最前列付近を確保でき、開幕記念イベント参加者400人を収容するまでの長い時間を待つことになります
同じ内覧会ツアーに参加されている方が私の隣に座られ、そこでも熱い富野トークをさせていただきました(紳士的なお方で、楽しいお話しをありがとうございました)
暑い富野トークをしていると14時になり、いざ開幕記念イベントが始まると最前列ゾーンの中央に座っていた自分の視線のど真ん中には富野監督がのお席が!
常に視線の真ん中に富野監督が座られていたので、もう大満足!
濃厚な1時半を過ごさせていただきました
開幕記念イベントが終了後は各自で富野監督との記念写真を内覧会ツアーの首掛けパスと引き換えに渡して解散となりました
これにて今回の【内覧会&富野監督との記念撮影】ツアーは全行程終了となります…
数日が経ち、改めて富野監督と自分が写った写真を見返しても現実味がなく、夢を見ていたのではという錯覚が残っています
その旅の事をTwitterでツイートするたびに、「羨ましい」や「凄いね」というお言葉をたくさんいただきました
そうです!、これはとても「羨ましい」し「凄い」事なのです!!
当選したということは落選した人もいるし、日程・交通的にも行くことができなかった人もたくさんいる訳です
そういった多くの【憧れ】の上にいるのだと、改めて感じました
だからこそ全力で挑み、楽しんできたつもりです
少しでも内覧会ツアーの雰囲気を味わっていただけたらと、このレポート記事を書かせていただきました
(自分が当選したのは、そういった使命的な意味もあるのではと感じております)
今後も別会場で同じような内覧会ツアーが開催されるかは分かりません
しかし、もし開催されることがあるなら絶対に応募して参加すべきです!
富野監督と記念撮影できるという点もありますが、同じように全国から集まってきた富野愛に溢れるファンの皆様と交流することで自分を肯定的に捉えることができます
この内覧会ツアーで、自分の中にある富野愛を再確認することが出来ました
では最後に、今回の内覧会ツアーを企画・実行、又携わっていただいた全てのスタッフの方々にお礼申し上げます
同じく富野愛に溢れる素敵な参加者の皆様、富野トークができて最高に楽しかったです
そして今回の記念撮影イベントに快く承諾していただき、たくさんの愛と夢をくださった富野監督にありがとうございました!
この旅で得た経験や思いを最大限に活かせるように、今後も精進して参りたいと思います
どうぞ、よろしくお願いします
見てくれた君に、感謝の心を!
『富野由悠季の世界』島根会場では2月.3月にも富野監督登壇のイベントがあります
また、島根会場を効率よく楽しめる情報も載せてあります
詳細はこちらから確認できます↓
「富野由悠季の世界」島根会場
会期 2020年1月11日(土)〜3月23日(月)
《前期》1月11日(土)~2月17日(月) 《後期》2月19日(水)~3月23日(月)
会場 島根県立石見美術館
〒698-0022 島根県益田市有明町5-15
「富野由悠季の世界」公式サイト→https://www.tomino-exhibition.com/index.html
㊙️ウラ話
内覧会ツアーが解散になった後は、残って翌日も展覧会を楽しむ人・島根観光をする人・夕方の便(飛行機)で東京に帰る人などに分かれていきます
参加条件が往復路の利用であり、東京行き(復路)のチケットがあるのならば、東京に帰って翌日観光してやろうと、自分は夕方の便を取りました
益田駅から萩・石見空港行きのバスに乗り、到着した後空港の食堂でカレーを食べていると富野監督を発見
二度見ならぬ何度見したから分かりませんが、富野監督と見たことのあるサンライズの関係者の方々が萩・石見空港に居られたのです
トークイベントに登壇されていた山根公利さんもお見送りに来られていて、自分には異次元の空間が広がっていました
まさか自分と富野監督が、同じ乗り物に乗る日が来ようとは夢にも思いませんでした
最後の最後まで『富野由悠季の世界』島根会場内覧会ツアーを堪能させていただきました
(富野監督はこの時のクワトロ大尉みたいな黒のロングコートを着ておられて、めちゃくちゃカッコ良かったとだけ報告させていただきます)
-おわり-