どうも、『ファイブスター物語(1989)』を映画館で観てれたことをいつまでも感動しているSATAトミオです
イェーイ!!!『ファイブスター物語』🎶🎶
— SATAトミオ@80年代Lover(25歳) (@YTOSzjxpdHOjt9g) 2020年6月21日
三ヵ月ぶりの映画館😆✨✨
映画館で80年代のアニメ映画が観れる喜びを噛みしめて観ます😭😭😭✨https://t.co/bN019glHxU pic.twitter.com/jv0Vvxerdo
80年代のアニメ映画が今でも映画館で観れる…本当に素晴らしいことですね
当然ながら、80年代に公開されていたアニメ映画というのは、今の映画館で観ることは簡単にはできません
しかし、リバイバル上映や4DX・爆音上映など新たな映画鑑賞スタイルの確立により、現在でも小規模ながらスクリーンで観れる機会は訪れます
リバイバル上映などで80年代アニメ映画が観れる機会があれば、私はできる限り映画館に行き観るようにしています
映画館で観ることにこだわるのには、80年代アニメを愛する20代の若造なりの理由があります
今回は【20代の若造が、80年代アニメ映画を劇場で観る理由】について書いていきましょう!
80年代アニメ映画の劇場上映の現状
まずは私が今までに映画館で鑑賞することができた80年代アニメ映画を発表します
これらの作品は今(2020年)から5年以内観た作品ばかりです
書き出してみると、意外と観てるなという印象になりますね
逆に言えば、現在でもこれだけの作品がスクリーンで観ることができたわけです
そして最近だと『ガンダム』シリーズ40周年プロジェクトの一環で劇場版『機動戦士ガンダム』三部作と『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』が上映されたり、大友克洋原作の『AKIRA』が4KリマスターBlu-rayの発売を記念して、最高級の映画体験と称される"IMAX上映"での公開がされていたりします
さらに、6月26日からは『風の谷のナウシカ』や『千と千尋の神隠し』などのジブリ映画4作品が劇場公開されています
まさかジブリ作品が映画館で観れる日が来るとは、全く想像していませんでしたね
80年代アニメのことを偉そうに語っている私ですが、80年代の代表的なアニメ映画である『ナウシカ』は観てないのです
えっ!アレだけ金曜ロードショーで流れているじゃないですか⁉︎という感想が飛んできそうですけど…だから観てない!の一言に尽きます(いつでも観れる感覚と観ているのが普通という空気が重かったりして…)
しかし今回、映画館で鑑賞できる機会をいただいたので、有り難く劇場で観たいと思います(あと、鑑賞料金が1100円というのもすごい!)
・【追記】
『ナウシカ』映画館で観てきました…
なんでしょう…心の底からくる高鳴りが止まらない…!
また凄い作品を観てしまったと感じる、力ある映画でした
この作品の初見を映画館という素晴らしい環境で観れたことをほんとにホントに感謝します!!
『風の谷のナウシカ』観てきました♪
— SATAトミオ@80年代Lover(25歳) (@YTOSzjxpdHOjt9g) 2020年7月5日
実は今回が初鑑賞だったのですが、もうね…貴重な初見を映画館で観れてホントに良かったです✨
劇場で観ることで世界観に入り込めて、目まぐるしく動く展開に胸の高まりが止められませんでした!
いや~…ナウシカってすごく可愛いかったんですね🥰(今更💦) pic.twitter.com/NIDztES4ha
今回の『AKIRA』や『ナウシカ』の上映は、大型ショッピングモールの中にあるシネコン型の映画館での上映ですが、普段80年代アニメ映画を上映してくれる劇場は約100席ほどの小規模であるミニシアター系が多いです
関東圏だと「目黒シネマ」「新文芸坐」「シネマノヴェチェント」などのミニシアターで80年代アニメ映画が上映されることが多いと感じます
そして、関西在住の私がこれだけ80年代アニメ映画を鑑賞できてるのは、関西映画ファンの聖地…兵庫県にある老舗映画館「塚口サンサン劇場」の存在です
いつもホントにありがとうございます!
ここからは80年代アニメ映画を映画館で観る、20代ならではの考え方を書いていきます
当時の感覚を追体験したい
やはり映画作品というのは、映画館で観てこそ、なんぼ!
作品に込められた真の力は、劇場でこそ発揮されるものであります
自分はブログを通じて80年代アニメの素晴らしさを伝える活動をしているわけですが、そこで一番欠けていると感じるのが【当時の体験】であります
同じ80年代アニメ作品を観ていても、20代の私とリアルタイム世代の方とでは"体験"という部分では大きな差があると感じます
その差を埋めるのが劇場での鑑賞です
リアルタイムに80年代アニメ映画を観られていた人のほとんどは、劇場に足を運び観られていたと思います
もちろん、今のスクリーン環境や周りの雰囲気など当時と違う点を挙げればキリがありませんが、"映画館で観た"という事実には変わりはないと感じるのです
20代の若造が少しでも80年代に近づく為には、こんな些細な方法で感動するしかありません
そんな揺るぎない事実を手に入れる為だけに映画館に運ぶ作品もあります
劇場では、今しか観れない⁉︎
80年代アニメ映画が今でも映画館で上映されている背景には、リアルタイム世代の存在が大きなカギを握っています
懐かしんで観てくれるリアルタイム世代の方がいて、その為の企画をリアルタイム世代の方が立案してくれるからこそ、リバイバル上映というのは成立しているわけです
まぁ普通に考えて、平成生まれの為の上映ではないことはわかりますよ…
逆に20年30年後には、私のような平成世代が観ていた映画をリバイバル上映する流れが訪れることは目に見えていることです
時代の世代交代というのは必ず訪れます
となれば、今という機会を逃せば映画館で観れないかも…今しか映画館で観れるチャンスはない!という危機感から、80年代アニメが上映される時はなるべく映画館に行くようにしています
映画は観客がいて、はじめて完成する
映画館で観る意味というのは、自分が楽しむ以外にもその作品の客層を確認することも大事です
例を上げるなら、『クラッシャージョウ(1983)』では40代後半の普段は会社勤めしている様な男性が多く、『ファイブスター物語(1989)』では30代後半〜40代前半の方が男女比がバランスよく鑑賞されていた印象を受けました
同じ80年代アニメでも、制作年度が5年以上離れていると年齢層の差が分かりやすく感じれます
こういった年齢層の違いは、現場(劇場)に行かないと分かりません
そして、映画館で観てこそ生まれる化学反応もあります
以前、シティーハンターと塚口サンサン劇場から学ぶ 🔷ファンの熱い思いが映画を作る🔷でも書いたように、映画というのは観客がいることではじめて完成するのだと実感しました
コメディシーンでの笑い声や緊迫したシーンでの張り詰めた空気…そういった劇場でしか味わえない雰囲気を楽しむことで作品はより良く輝きます
それこそが映画館で楽しむ醍醐味です
20代の若造が劇場で観たい、80年代アニメ映画3選
映画館での上映というのは、需要と供給の合致して初めて実現するものです
そして、映画館で観たい80年代アニメ映画はまだまだ山ほどあります
ということで、20代の私が映画館で観たい80年代アニメ映画作品を実現可能な範囲で3作品選んでみました
本当は『SF新世紀レンズマン』とかマイナー作品をチョイスしたのですけど、まずは現実味がある作品から実現していきましょう
幻魔大戦
1983年に原作・石ノ森章太郎・平井和正の漫画及び小説をりんたろう監督が映画化した「角川アニメーション映画」第1作目の作品です
キャラクターデザインに、当時『AKIRA』の連載をスタートされたばかりの大友克洋さんを起用したことでも有名な作品です
アニメ史ばかり気にする若造としては、同時期に公開された『宇宙戦艦ヤマト 完結編』『クラッシャージョウ』と共に"1983年・春のアニメ映画三つ巴戦"を繰り広げた作品というイメージがあります
3作品の同時期公開は当時のアニメ雑誌でも多くの注目を集め、その注目度から3作品のキャストを集めた座談会が開催されるほどです
ジ・アニメ2月新春特大号を読んでたわけなんですが、1983年3月に公開された三作品
— SATAトミオ@80年代Lover(25歳) (@YTOSzjxpdHOjt9g) 2019年7月15日
『宇宙戦艦ヤマト 完結編』
『幻魔大戦』
『クラッシャージョウ』
その三作品のキャストによる座談会という、とんでもない企画がありました
三作品とも配給会社が違うのによくやるよなぁ
やはり80年代はぶっ飛んでる pic.twitter.com/6CbaMPEwoO
しかし、ライバル作品のキャストを集めて座談会を開くなんて、現代では考えにくい発想ですよね(色々と怖い…)
『幻魔大戦』を映画館で観ようと思うとそこまで難しくないように感じます
先月ぐらいにも関東のミニシアターでは上映されていたりと、定期的に各地で上映が行われている作品
ということで、なんとしても関西方面でも上映していただける劇場が現れることを期待してやまない作品です(塚口サンサン劇場とか塚口サンサン劇場とか…)
アリオン
1986年に原作・安彦良和さんが自ら監督を務めて制作されたファンタジー映画
安彦さんが80年代に監督したアニメ映画というのは主に3作品あり、『クラッシャージョウ(1983)』と『ヴイナス戦記(1989)』、そして『アリオン』であります
『クラッシャージョウ』はファンの積極的な活動もあり、定期的に劇場上映が行われています(ファンはもちろんのこと、キャストからも愛されている作品って感じでめちゃくちゃ好きなんですよね)
そして近年、幻のアニメ映画と呼ばれていた『ヴイナス戦記』も封印解除され、各地の映画館で起こる安彦映画祭り
そこにいつかは『アリオン』が加わると信じて、あえて未視聴で待っているわけです
いつか…いつか!よろしくお願いします
タッチ 背番号のないエース
「週刊サンデー」で連載されていた言わずと知れたあだち充原作の恋愛スポーツ(野球)アニメ
そのTVアニメ(全101話)を三部作の劇場版用に再編集した作品であります
配信サービスでも公開されていて、視聴自体もめちゃくちゃ簡単な劇場版『タッチ』をどうして映画館で観たいかって…?
だってラフ&レディの「背番号のないエース」を劇場で聴くのて、80年代の青春そのものって気がしませんか?
しかし、劇場版『タッチ』というのは三部作…三部作にはそれなりの試練があるのです
三部作の作品というのは、だいたいが三部作全て観ることを想定して上映されているケースが多いと感じます
現在も頻度に上映されている三部作界のレジェンドアニメ映画『機動戦士ガンダム』の例をみても、オールナイトでイッキ見であったり、上映時間を上手くずらして映画館でかけられることが多いです
後は劇場版『タッチ』に三部作を観てもらえるほどの需要があるのかどうかという部分に焦点が置かれると感じます
もちろん80年代アニメ好きの私としては、需要あり有りだと思っているのですけど果たして…ありますよね?
他にも劇場版『うる星やつら』シリーズなど観たい作品はたくさんあります
今回、近いうちに実現できそうな3作品を選出しましたが、自分の中では一年以内にどれか1本でも観れたら満足です
私の小さな夢を実現してくれる映画館が現れるのを願っています
守りたい80年代アニメ映画と、その思い出…
80年代アニメ映画が30年経った今でも映画館で観れることは、本当に素晴らしいことです
7月17日(金)には新型コロナウィルスの影響で一度は延期になった『機動警察パトレイバー the Movie』4DX版の再公開も決定して益々盛り上がっています
しかし先ほども書いたように、そのターゲット層はあくまでもリアルタイムに劇場に足を運んだ方に向けてのモノ…20年後・30年後も同じように映画館で観れるとは思っていません
それは今の平成世代に80年代アニメの需要が僅かしかないから…ホント当たり前のことですよね
私がこのようにブログ活動をしているのは、20年後・30年後も同じように映画館で80年代アニメを観れる環境を守る為であり、その理念が次世代へ80年代アニメを伝えていく活動に繋がると思っています
簡単に言えば、私と同世代の平成生まれの間に、80年代アニメの素晴らしさが広がれば良いなと感じるわけです
いつか、そんな日が来ればと願うばかりであります
80年代のアニメ映画というのは、最新作でもないので映画館で観る必要もなく、なんなら配信サービスでも公開されている作品ばかりでコスパ的にも最悪です
しかし、コスパ以上に得られるものがあるのが映画館であります
・初めて生富野監督を舞台挨拶で見て、サインを貰える好機がありながら貰いそびれた『ガンダム』三部作
・何度も観ているはずのラストシーンで号泣した『マクロス』
・予備知識もない後輩を無理やり劇場に誘い、絶望させてニヤニヤ笑った『イデオン』
劇場で観た一つ一つの作品に、思い出がたくさん詰まっています
一度観た作品でも映画館で観ることで新たな発見ができることがありますし、映画館という最高の環境で観れるのは素晴らしいことです
それに4DXのような新たな映画スタイルが現れてくると、80年代アニメ映画の楽しみ方も無限大に広がっていきます
そこから新たに【映画館で80年代アニメ映画を観る意味】が生まれてくるでしょう
そんなわけで、今後の80年代アニメ映画の上映状況も気にしつつ、当ブログでは80年代アニメ映画も全力で伝えていきます!
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