どうも、最近新しいゲームを購入してブログ執筆が疎かになっているSATAトミオです
買ってしまいました「eBASEBALLパワフルプロ野球2020」、これで2年間は遊ぶものに困らなさそうです
しかし、困ったことにブログを書く時間がない!
そんな困った時は手軽に書ける、レコード紹介であります
前回のレコード特集↓
そして今回は、レコードの中でもEP…シングル(7インチ)レコードを特集した記事を書いていきます
EPレコードとは、
7インチサイズの小さいレコード
表面(A面)に一曲、裏面(B面)に一曲の2つの曲が楽しめる仕様になっている、CDで言うところのシングル盤の様な存在であります(その為、シングルレコードという言い方もあります)
大きな輪ような形から「ドーナツ盤」という言い方もあり、人との会話などではそちらの方が伝わりやすいです(レコード店でEPと言っても、?マークが返ってくる経験がありますので…)
自分のようなレコードに触れずに育つてきた世代からすると、レコードというのは顔よりも大きいサイズの…いわゆるLPレコードを想像すると思います
現に私もレコードを集めるまではEPレコードの存在を知りませんでした
しかし、集め始めるとLPレコード以上に楽しくなるのがEPレコード
そんなEPレコードの集める魅力を書いていきます
EPレコードの魅力
まず、私が現在所持しているEPレコードの数なのですが、なんと68枚!
前回よりも13枚増えました
意外に多いのでは?とお思いかもしれませんが、レコードの世界というのは海のように広大であります
まだまだ欲しいレコードはたくさんあるので、これからもドンドン集めていきたいと思います
EPレコードは、小さくてコンパクト
レコードを集める上で問題なのが、置き場所と重量であります
EPレコードは、12インチのアルバム(LP)レコードよりも一回りコンパクトなので、場所を取られずにコレクションすることができます
先ほど68枚EPレコードを所持していると書きましたが、それでも小さなカゴに収まるぐらいです
コレを見れば、いかにEPレコードがコレクションしやすいグッズか分かります
また重さもLPレコードに比べてとても軽量であり、移動させやすいのも大きなメリットであります
一曲のために聴くレコード
複数の曲が収録されているLPレコードとは違い、EPレコードというのは"一曲入魂"…一つの曲を楽しむだけに聴くものであります
逆にいえば、一曲で再生が終わってしまう線香花火のような儚さもあるのです
だからこそ、一曲に集中する思いも強くなりますし、また再生中に次に聴くレコードを準備する時間にもなります
またLPレコードは複数の曲の集合体であり、自分が好きな曲を聴く為にはイマイチ乗らない曲も避けられない時があります
EPレコードにはそれがなく、聴きたい曲だけを選択できるのも大きなな魅力です
今回も持っているレコードの中で、お気に入りのEPレコード5枚を紹介します
ガリアン・ワールド -Run For Your Life-/星の1秒(歌:EUROX)
『機甲界ガリアン』のOPとED
元々の評価はすごく高い曲なのですけど、これもレコードで聴くことによって更に素晴らしい楽曲であると感じます
間奏部分のヴァイオリンや裏から支えるベース音など…
とにかく音の厚みがすごい!そして、音がなめらかでカッコよすぎる!
こういった違いはCDでなく、レコードでしか感じれないはずです
今回紹介しているEPレコードは結構貴重な音源であり、2年前に発売された『機甲界ガリアン』音楽集完全版が発売されるまで、このEP音源のリマスタリングはされていませんでした
『機甲界ガリアン』音楽集完全版は、音楽集vol.1,2などCD4枚組でありながら定価でも1万円する高価アイテムであります(ちなみに私は持ってます♪)
さすがに高い!とお思いの方は、ハイレゾでの配信もありますので是非‼︎
星のシルエット(和也のテーマ)/風のメッセージ(達也のテーマ)(歌:芹澤廣明)
TV版『タッチ』の第1章を象徴するのが芹澤廣明が歌う、この2つ挿入歌「星のシルエット(和也のテーマ)」と「風のメッセージ(達也のテーマ)」であります
この2曲がない『タッチ』なんて考えられないと思うほど、作品を代表する挿入歌であります
A面の「星のシルエット(和也のテーマ)」は名前の通り和也のテーマ曲で、南の為に甲子園を目指す和也の心境と、その姿を見る達也の影を感じる曲です
本曲は和也のテーマでもあるのですが、達也がボクシングするシーンでもよく使われてるイメージがあります
しかしそれは、達也の中に和也の存在が常にチラついているからで、それもある意味では和也のテーマである証拠かもしれません
B面の「風のメッセージ(達也のテーマ)」は、夢に向かってどこまでも真面目な和也とは違い、少しふざけた表情でしか南と接することができない達也の不器用な感情が軽快なポップスと共に表れてる曲であります
あとジャケットが素晴らしい!
南を間に向かい合う和也と達也…3人の想いと関係がジャケット一つに凝縮され、表れているのが良いですね
とことんI LOVE YOU/夢みing・イースター(歌:河合美智子)
今回紹介する「とことんI LOVE YOU」は、1986年に公開された萩尾望都さん原作の映画『11人いる!』の挿入歌
正直、『11人いる!』は知っていても本曲を知っている人はいるか不安ですが、とにかく名曲であります
本曲が流れる場面もすごく良くて、食堂でキャラクター達が入り乱れてパイ投げをするという文字だけでは伝わりきらないインパクトを感じます
本編の内容(特にラスト)も素晴らしいので、是非ご覧いただきたいです
あと、プチ情報としては『めぞん一刻』の作品内でラジオから聴こえてくる環境音BGMとしても使用された楽曲であります(第62.63話)
五代くんのハートを狙う八神が部屋で色々と考えているシーンなんかで使われたのを憶えています
本レコードはあまり市場に回ることは少なく、自分も2か月以上探して探して…ようやく見つけたすごく思い入れがあるレコードです
河合美智子さんで80年代アニメといえば、あだち充原作の『みゆき』の第2ED「サマー・ホリデー」も歌われていた方ですね
こちらもすごく良い曲なので『みゆき』視聴の際は是非注目してみてください
NIGHT OF SUMMER SIDE/危険なトライアングル(歌:池田政典)
『きまぐれオレンジロード』の第1OP
今回紹介する「NIGHT OF SUMMER SIDE」は以前、City pop(シティポップ)流行の謎 🔶80's Anime(アニメ)の影響を大解剖🔶でも紹介したことがありますが、映像と映像の間に白バックの画面が挿入されて、サブリミナル効果を意識した演出は、今の時代ではできない演出だと感じます
本曲をレコードで聴くことで、80年代後半の世界観がより頭の中で浮かんでくるような気がします
それはジャケットからも感じることです
スポーティな服装のまどかさんからチラリと見える赤いブラ線が堪らなく良いですよね(いや、変な意味じゃなくて)
『きまぐれオレンジロード』のレコード関連はすごく人気が高く、ネットオークションでも他の作品に比べて高価で取引されています
特にLPレコードなんて1枚5000円以上しますので、集めるのが大変です!(お持ちの方は大切にしてくださいね)
CROSS FIGHT! (歌:堀江美都子、水木一郎)/心のオネスティー(歌:堀江美都子)
『破邪大星ダンガイオー』の主題歌
今回紹介する「CROSS FIGHT!」は、ロボットアニメ好きなら一度は聴いたことであろう堀江美都子姐さんと水木一郎アニキの夢のデュエットソング
この2人がデュエットすると聞いた時、リアルタイム世代の方は昇天する思いであったのかなと感じます
本曲の聞きどころと言いますと、やはりお2人のコンビネーションで作り出される熱きアニメソング
「CROSS FIGHT CROSS FIGHT」と歌った後に水木アニキが入れる合いの手〔CROSS FIGHT!〕、2人で歌う「熱く熱く熱く 戦え〜ダンガイオー!」というサビラストなど
2人の可能性は無限大、もうね…相乗効果しか感じられません
そして何よりジャケットがエロい!
なんと言いましょうか…レオタードの美しいラインとそこにできるシワ線、そしてその魅力を何倍にも引き上げるセル画特有の影
あぁ~平野俊弘様、ありがとうございます!
正直に言いますと、本レコードに関してはこのジャケットに惹かれて購入したところがあります
だって、エロいんだもん(笑)
刻まれた音は、何年経っても変わらない
EPレコードを集めていると様々な楽しみがあります
ジャケットを見る楽しみや集まっていく達成感など、LPレコード集めるのとはまた違った面白さがあります
そういった感情は当時のリアルタイム世代の方と変わりありません
そして何より、LPレコードより集めやすいということを考えても、非常に集めがいのあるアニメグッズであります
レコードには"当時の音"が変わることなく刻まれています
80年代のあの時に、リアルタイム世代の方が聴いていた音と同じものを聴けるというわけです
それは80年代当時を体験できなかった私としては、当時の匂いを感じることができるメディアが残っていることに感動しかありません
だからこそ、サブスクなどで同じ曲が簡単に聴ける現代でも、レコードで聴くことにこだわり続ける理由であると感じます
そして、当時のメディアならではの魅力も今後も発信していければと思っております!
今回はレコードの事を軽く書く、ある意味息抜き記事になりました
次の更新はもっと濃い内容の記事を書きたいですね…でもパワプロ面白いんだよな~…