80年代アニメを知りたい! 伝えたい!

主に1980年代に制作されたアニメや関西で行われるイベントについてを20代の若造の視点で書いていこうと思います。

平成生まれが80年代アニメの為に、LDプレーヤーを購入してみた。📀

どうも、6月になり少しずつ外に出始めたSATAトミオです

つい先日、2ヶ月ぶりに私の大好きな「コメダ珈琲」に行き、ブログ記事を書くことができて〔平穏な日常が戻りつつあるな〜〕と感じております

 

前回のブログでチョロっと書いたように、最近大きな買い物をしました


そうです!、ついについに…

LD(レーザーディスク)プレーヤーを購入しました!(イェーイ!)

f:id:satatomio:20200607092908j:image

思い返せば3年ほど前からLDプレーヤーが欲しいな〜と小さな夢を膨らませてまいりました

なぜ3年も掛かったかというと…LDプレーヤーの購入ってすごくハードルが高いんですよね

そう簡単に手が出るメディアではありません

その為プレーヤーは持っていなくても、ディスクだけは持っている方も多いのではないでしょうか?


今回の記事では、【LDプレーヤー購入→設置、画質レビュー】など、LDプレーヤー購入の一連の流れを私の体感を元にわかりやすく紹介していきます

つまり、LDプレーヤー入門編です


また、自分と同世代の平成生まれの方にもLDの魅力を伝えるのが今回の目的でもあり、購入ハードルを下げることが出来ればと思っています

 

 


LD(レーザーディスク)とは

両面で最大2時間収録できる直径30㎝もするディスクです(LPレコードとほぼ同サイズですね)

日本では1981年より登場して、VHS(ビデオ)のような劣化も少なく安定した高画質な映像を楽しめることから映画ファンやアニメファンなど…いわゆる熱狂的なオタク層に支持されるようになります

しかし、高額ゆえに低価格なVHSほど普及もせず、またDVDのような安価で高画質を楽しめる映像メディアの登場が決定打となり、LDは90年代後半から衰退していきます

そして2009年にパイオニアがLDプレーヤーの生産を完全に終了して、歴史の幕を下ろしました


また吉幾三の大ヒット曲「俺ら東京さ行ぐだ(1984)」の歌詞でも〔レーザーディスクは何者だ⁉︎〕と出てくるぐらい、80年代を代表する映像メディアであったことがわかります

 


LDは、VHSビデオとDVDとの間に誕生して埋もれた映像メディアという扱いを受けることが多く気がします

平成生まれの私もVHSビデオとDVDは子どもの頃から馴染みのあるメディアでしたが、LDの存在を知ったのは20歳の頃でした

 

LDを極めし者は、80年代OVAを制す

現在、様々な動画配信サービスで80年代アニメを観ることのできる時代ですが、全ての作品が観れるわけではありません

特に80年代といえばOVAが初めて登場した時代であり、その後のアニメ界に大きな影響を与えました

それらの80年代OVAアニメの大半は、権利関係の事情などから動画配信サービスでは観ることができません


そこで登場するのがLDです

当たり前の話ですが、OVAというのは(オリジナル・ビデオ・アニメ)という名の通り、ビデオ展開されたアニメことを指します

そして、80年代OVAの多くがLDでも発売されています


80年代OVAについては、こんな格言があります

 

【LDを極めし者は、80年代OVAを制す】(民明書房刊『80年代OVAマスター 最強への道』より)


つまり、動画配信されていないor DVD化されていない作品も当時のLDを手に入れれば確実に観ることができます

 

オススメLDプレーヤー、紹介

というわけでLDプレーヤーの購入へと流れは進んでいくのですが、問題はどの機種が選ぶかです

初心者が最も悩む点ではないでしょうが?

 

LDプレーヤーを所持したことがない初心者の私も相当悩みました…

そこでLDプレーヤーに詳しいフォロワーさんに、オススメ機種を3つ教えていただいたのです

ここで紹介します

(専門的なことは知らないので、自分の主観で書くことを許してください)

 

①LD-X1

1989年12月にパイオニアから発売され、映像の深みと音の深みを追求した当時の最高級機種であります


ヤフオクでの落札相場は、2万円〜6万円

 

②LVD-Z1

1992年?にKENWOOD(ケンウッド)から発売され、CDも聴ける機種であり、画質だけでなく音質にもこだわったプレーヤーです


ヤフオクでの落札相場は、1万円〜3万円

 

③HLD-X0

1995年にパイオニアから発売され、「LD-X1」よりも高性能を目指し作られたLDプレーヤー界の王者

スーパー金持ちならコレを買っておけば間違いないと誰もが憧れるLDプレーヤーです


ヤフオクでの落札相場は、10万円〜30万円

 

LDプレーヤーの相場というのは、機種や状態によって大きく変化する傾向があり、安い機種だと5000円ぐらいから完動品の購入ができます

(人気機種でも安い値段で落札されている物は、電源が入らないなどの【ジャンク品】である可能性が高いので、説明欄をしっかりと読みましょう!)

 

特にアニメを観るならLD-X1かHLD-X0とネットでも激推しされている名機ようです

さすがに10万円以上するHLD-X0は買えそうにないので、2万円から購入できそうなLD-X1を探すことにしました


あと、オタクなら"最高級"という響きにロマンを感じませんか?

 

購入→到着・配置作業

オススメのLDプレーヤーを教えてもらってから約3ヶ月…毎日LD-X1の新着のオークションは無いかと探し、競り合いにも負け続けました

そしてついに念願のLD-X1を落札!!!

 
落札価格は25,000円

2万5000円です!!


3ヶ月見てきましたけど、なかなか安く落札できたのではないでしょうか

 
自分が落札したLD-X1は競う相手も少なく、本当に運良く手に入れることができた一品だと思います(まぁ3ヶ月粘りましたからね)

 

そんな感じで落札ができて、落札してからLD-X1について色々と調べて始めましたけど、一番驚いたのが当時の価格が400,000円ということ…

えぇーっ!40万ーー!!!

 

一瞬4万円の間違えかなと疑いましたが、間違いなく40万です(さすが当時の最高級機種)

それを30年経っているとはいえ2万5000円で落札できたと思うと興奮が止まりません

 



落札から三日後…ついに我が家にLD-X1が到着

まず家に届いた第一印象が…

デカイー!!!


ある程度大きいモノだとは思ってましたが、現物の入っているダンボールを見て圧倒されました

そして自分の部屋に運ぼうと持ち上げると…

重いイイイ!!!

体感でいうと自分の想像より5倍は重たかった気がします

LDプレーヤーを所持する重みを、心で理解する前に体で理解することになりました

 


さぁ部屋に運んで開封の儀を行い、LDプレーヤーちゃんとの初対面

その第一印象は、めちゃくちゃキレイ!

f:id:satatomio:20200607204600j:image

中古買いましたよね?と疑ってしまうほど使用感がなくて、黒で統一されたシックなデザインが美しいと感じました

更に私が落札したLD-X1にはリモコンや取説などの付属品が揃っていて、前オーナーがいかに大事に扱っていたのかが伝わってきます

f:id:satatomio:20200607154156j:image

保証書までついており、お買い上げ日には『2年.3月10日』と書かれていました

f:id:satatomio:20200607094115j:image

この"2年"というのは、もちろん令和2年(2020年)のことではなくて、平成2年(1990年)…今から30年前のことです

私が平成6年(1994年)生まれなので、LDプレーヤーの方が4歳も歳上になります

そう考えると不思議な感じがしますね


このLDプレーヤー自身、自分が買われた30年後に、まさか自分よりも年下の若造の元で活躍するとは思ってもみなかったでしょうね

 

 

では、ここでLD-X1の基本情報を紹介します

再生可能・・・CD VIDEO LD、LD(レーザービジョンディスク)

再生方法・・・片面再生

重量・・・28Kg

外形寸法・・・457(幅)×458(奥行)×182(高さ)mm

28キロ!!!そりゃ重いわけです

あと、LD-X1の再生方法は片面再生でありますので、A面からB面へのディスクの移行を、トレーを開閉して行う必要があります(それがめんどくさい方は両面再生できる機種をオススメします)

 

奥行きの感じもわかるように、右端に「アニメV」を置いてみました

f:id:satatomio:20200607161217j:image

アニメ雑誌一つ置いても上が結構余るほど奥行きがあることが分かっていただけると思います

 

80sanime.hatenablog.com

 

本体のデカさに圧倒されながらテレビへの配線をしていきます

f:id:satatomio:20200607153449j:image

接続方法としてRCA端子…三色(黄・赤・白)ケーブルでの接続があります

最新のテレビだと、HDMIケーブルでの接続が主流でRCA端子がオミットされているテレビも多いですよね

しかし、このように昔ながらの家電を使う人間としては、RCA端子は必要不可欠なので残していただきところです

その他にもS端子での接続もありました

 


特に難しい接続もなくセットできたのですが…本体がデカい!!!

LD-X1は本体の高さも規格外なので、PS4Blu-rayレコーダーが入っているテレビ台には収まり切らず…仕方がなく、LD-X1用にカラーボックスを新調して設置しました(ホントお金が掛かる子です)

f:id:satatomio:20200607094915j:image

更にカラーボックスの奥行きがLDプレーヤーよりも小さいので、下に追加板を左右幅側に2枚敷いて奥行きをカバーしています(まったく手が掛かります)

f:id:satatomio:20200607095131j:image


LD-X1の配置場所も決まり、通電も確認OK!

f:id:satatomio:20200607183629j:image

トレーを開けてディスクをセット…ホントに再生するか、緊張の瞬間です……

 

こいつ、動くぞーー!!!

 

いや〜、とりあえず一安心しました

再生しなかったら2万5000円どうしようと思っていましたけど、ホント良かったです

 
ついに動き出した私のLD人生…これで怖いものはありません!

 

LDの画質徹底レビュー

皆さんが一番気になっているのが、LDの画質ではないでしょうか?

LDプレーヤーは欲しいけど画質が悪かったら嫌だな〜という思いは、誰も抱えている不安材料だと思います(自分もそうでした)


安心してください、全く問題ありません!


もちろん現代の液晶テレビに合わせてリマスターされているBlu-ray作品と比べると画質のきめ細かさは劣りますが、自然な配色(特に暗い色)からくる当時のアニメを観ているぞ!という感覚は圧倒的にLDが上です

それに思っていた以上に滑らかに動くので、嫌悪感なく視聴できます

 


画質に関しては実際に観ていただくのが手っ取り早いので、検証として『機動新世紀ガンダムX』のOP映像で比較していきましょう!

f:id:satatomio:20200607183701j:image

80年代アニメブログで、なんで1996年放送の『ガンダムX』なんだ?というと…他に比較できるLDを所持していないからです(すいません)

しかし、4年前ぐらいになんとなくジャケ買いしていた『ガンダムX』のLDがこのような形で活躍するとは思ってもいませんでした


大きく中央で流れている映像がLD、小さくワイプサイズの映像はYoutubeガンダムチャンネルで配信されているモノ(リマスター版)を使用しています

 


どうです?リマスター版のようなシャープな線はありませんが、LDにはLDなりの良さがあると感じます


動画だけでは分かりづらい点もあるので、静止画でも比較しましょう

f:id:satatomio:20200607123001j:image

←LD  リマスター版→

ガンダムXのV字アンテナ(黄色)を見ればリマスター版の明るさが目立ちます
特に背景の色合いは、暗いシーンではLDの方が自然な配色と言えるでしょう

 

こんな感じで『ガンダムX』の第1話を丸々観て、比較した感想をまとめてみました

メリット

・色合いが暗め(自然な配色)

・映像にぐらつきがない(ノイズがない)

・BGMの抑揚(メリハリ)がすごい

・当時のアニメを観ているぞ感がより増す

 

デメリット

・映像停止時にはノイズが少し入る

・上下の映像が少しカット?されている

・暗くて細かい部分が見にくい

正直、LDを舐めていたのかもしれません

 

BGMなどの音周りに関しては、これほどまでにパワフルに力を出すとは驚きました

LDの機種やオーディオ環境の差もありますが、それを差し引いてもLDの方が上かもしれません

 

しかし、LDに比べてリマスター版は配色が明るいので、LDでは見えなかった細かい部分がくっきりと見ることができ、その点はLDのデメリットと感じました


リマスター版の映像と比較しての結果なので、 DVDの映像との比較ではもっと差がないと感じます



今回、LDとYoutubeで配信されているリマスター映像を比較してみて、これはどちらが良いか悪いかではなく好みの問題だと感じます

シャープで明るい配色が好みの人はリマスター版、少し暗めで自然な配色が好みの人はLD…どちらのメディアも素晴らしいです

 

ただ、今回の検証ではっきりとした事があります

それは【LDだって、まだまだ負けていない!】ということ

LDはまだまだ活躍できると分かっただけでも、今回の検証が価値あるものであったと感じます

 

LDの再流行のカギは…レコードにあり!

LDと同じく80年代に活躍してメディアといえば、レコードであると思います

しかし、今やレコードは若者を中心に人気を集める音楽メディアであり、アーティスト側も新曲をレコードで発売する時代です

レコードプレーヤーに関しても、Bluetoothなどの最新の機能を追加され、色んなメーカーから発売され続けています

そういう意味で言うと、レコードは今なお輝き続ける現行メディアであるわけです

おそらく30年・40年後も残り続けるでしょう


しかし、LDプレーヤーはどうでしょうか?…

 

各メーカーからの生産は10年前より終了されていて、Blu-rayなどの新しいメディアの登場にドンドン埋もれていくばかりです

このままではレコードとは違い、30年・40年後には消滅し、DVD化されていない作品や未配信の作品は観る術を失うことになります

 

そんな事、あってはいけません!

 

LDプレーヤーというのは、デカい・重い・お金が飛ぶなど…初心者が手軽に踏み込める世界ではないかもしれませんが、踏み込んでしまえばそれらの事が全く気にならない価値があるメディアです


今回の記事で少しでもLDに興味を持った平成生まれの若い方は、是非LDプレーヤーの購入を検討してみてください!

レコードと同様に平成生まれの若者が、LDの素晴らしさを発信していくのが生き残る道であると感じています

80sanime.hatenablog.com

80sanime.hatenablog.com

 

LDおじいちゃんと20代の若造

先ほども書いたように、今回我が家にやってきたLD-X1は発売されて30年の月日が経っている代物です

スポーツ選手で言うと引退しているのが当たり前のキャリアだと言えるでしょう

そんなおじいちゃんが、自分より年下の20代の若造の家で今後10年・20年と活躍するって面白くないですか?

そんな2人の物語を『LDおじいちゃんと20代の若造』というタイトルで小説にしたらバカ売れするのではないかと、アホな事を考えながら記事を書きました(誰か執筆お願いします!)

 

発売から30年が経っているということは、いつ壊れてもおかしくないということです

今は元気に動いているLDおじいちゃんも、明日になれば動かないということも全然考えられます

形あるもの、いつかは終わりが来る…

こんな平成生まれの自分の元に来てくれたLDおじいちゃんの為にも、私が責任を持って最期を見届ける思いでいます

そんな覚悟を持ちつつ、できるだけ多くの思い出を作り上げていきたいですね

 


ついに始まった、私のLD生活

しかし今の私の現状は、『ポケモン』で言うところの博士からポケモン図鑑を貰った段階です

これから80年代OVAらのレア作品をドンドン集め、より多くの作品と出会い、作品の魅力を発信していきたいと思っております(めざせ!LDマスター)


そして、80年代OVAアニメの素晴らしいが若い世代に広まり、手軽に楽しめる時代になることを願っています!

 

皆さんも、LDプレーヤーを買おう。

 

f:id:satatomio:20200607192557j:image

80sanime.hatenablog.com

 

🌟-前回の記事-🌟

80sanime.hatenablog.com