80年代アニメを知りたい! 伝えたい!

主に1980年代に制作されたアニメや関西で行われるイベントについてを20代の若造の視点で書いていこうと思います。

【平成生まれが衝撃を受けた!】80年代アニメOPソング ロボットアニメ編🤖

どうも、最近心身ともに疲れ果てているSATAトミオです


お盆休みからの仕事への生活リズムの変動で、どうも疲れ易い体質になっていている感じがします

まるで『装甲騎兵ボトムズ』のプロローグでのキリコのセリフのように「俺は疲れた。 誰も彼もが疲れていた。」みたいな状態になっていました(仕事は 飽きたのさ~♪)

これから少しずつ体調を戻していき、またブログ活動に精進していきます

 


つい先日、心の回復を図るように80年代アニメのOP映像をひたすら観ていました

改めてOPのアニメ映像を振り返ってみると、80年代アニメのOPに衝撃を受けてばっかりだな~と感じたワケです

その衝撃を伝える記事を書くのも、ちょっと面白いかもしれないと思い立ちました

 

というわけで今回は

平成生まれが衝撃を受けた! 80年代アニメOPソングを紹介していきます

とはいえ、80年代アニメOPソングのは非常に多く語りたい作品もたくさんあるので、今回は【ロボットアニメ編】として書いていきます

 

平成6年生まれの私が、80年代ロボットアニメOPソングのどこに衝撃を受けたのか…是非ご覧ください!

(ほぼ熱い感情だけでゴリ押しした記事になっておりますが、どうか暖かく見守っていただけると幸いです)

 

銀河旋風ブライガー

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1981年に国際映画社制作により放送された『銀河旋風ブライガー』のOP

 

私のような学生時代にニコニコ動画を見て育った平成生まれからすると"ライガーおじさん"という名で知られており、いかにも興味をそそるようなサムネイルで動画再生させ、巧みに本OPを視聴させるという釣り動画が横行していました

そういう意味では、平成生まれからしたら悪名高き有名なOPかもしれません

まぁ、そんな話は別にどうでもいいですよ


本作のOPは「タイムボカン」シリーズでお馴染みの山本正之さんが作曲をされ、軽快なメロディと程よい熱さがグッときます


まずはイントロ、\ ブライガーという掛け声から本作のナレーションをされている柴田秀勝さんのセリフが入るのですが…これがめちゃくちゃカッコいい!!

まずこの柴田さんのセリフが無いとブライガーのOPとは言えません

 

そのセリフを書いてみます

夜空の星が輝く陰で 悪(ワル)の笑いがこだまする

星から星に泣く人の 涙背負って宇宙の始末

銀河旋風ブライガー お呼びとあらば 即参上


初めてこのセリフを聞いた時に〔なんじゃこりゃ!〕ってなったのを思い出します

渋いの一言! 〔ここから始まるだぞ!〕というワクワク感がホント堪りません!


そこからAメロへと突入するわけですが、ここの映像もすごいのです

本OPのアニメーションを手掛けてられるのが金田伊功さん…「金田パース」「金田ポーズ」と呼ばれる独自のアニメーション技術を編み出し、70年代後半〜80年代に一世を風靡し多大な影響を与えた伝説のアニメーターであります

 

銃をクルクル回しガニ股ジャンプを決めるキッド、独特なポーズで飛び上がるボウィーとお町、電子鞭を華麗に操るアイザック…そして真ん中に現れるJ9のマーク

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くぅ〜カッコ良すぎます!!

 

金田さんのアクションは、初見だと独特すぎて違和感を感じるかもしれません

しかし、緻密に計算されて描かれているカットである為、観れば観るほど痺れてくるハズです


そして「ひ ろ が る プ ラ ズ マ」からのサビ突入なのですが、ここもめちゃくちゃカッコええ!

ウ・ウ・ウルフのマーク ア・ア・アイツは」という歌詞も素晴らしく、歌われているたいらいさおさんの絶妙な歌い方がまた良いのです

 

そしてそして、宇宙を縦横無尽に駆け回り敵に一太刀入れるブライガーの顔アップ観てください!この顔!

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めちゃくちゃイケメンです

正しく「ア・ア・アイツは」言いたくなるぐらい華麗に登場し、超絶イケメン姿を披露していきます


そして最後に「ブライガー! ブライガー…」という歌詞と共にJ9メンバーが揃ってポーズ決め終わるわけです(ここもカッケェ!)

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ここまで『銀河旋風ブライガー』のOPの素晴らしさを語ってきました

ただ残念なのが、この最高なOPのクオリティが本編には全く反映されていないという点です

 

先ほど超絶イケメンだったブライガーの顔も本編ではおかしくなったり残念な感じもありますが、まぁそれも国際映画社の特徴であり魅力ってのが憎めない所でもあります

 

ストーリーもロボットアニメでありながらシリアスさが控えめで、〔イェーイ!〕って感じのノリで明るく観れる作品で面白いです

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是非OPと合わせてご覧ください!

 


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銀河旋風ブライガー

銀河旋風ブライガー

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ダンバインとぶ

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1983年に日本サンライズ(現•サンライズ)に制作により放送された『聖戦士ダンバイン』のOP

 

このOPで衝撃を受けたワケは、実にシンプルだったりします

それは、イントロ!

初めて聴いた瞬間、音楽素人の私でも分かるぐらい〔めちゃくちゃスゲェことをやってやがる!〕と身体の芯から震えました


一音目からフルスロット全開で音が一気に広がっていき、テンションが爆上がりします

例えるなら、全身の毛が一気に立って覚醒させられるようなイメージです

そして、ここのベース音も凄く、めちゃくちゃ存在感を主張してきます

ベース音がドンドン前に出てくるあの感じ…ホント狂わしい程に良い!!


そんな本OPのイントロは、なんと新日本プロレスの「前田のあっちゃん」こと前田日明選手も、1983年に入場曲としてイントロ部分をループさせた特別バージョンを一時期使用していました

プロレスの入場曲になるぐらい、かっこいいイントロということであります

 


ちなみに私も前田選手に肖り、本OP「ダンバインとぶ」を朝の目覚ましアラームの曲に設定しています!

朝の目覚ましアラームというのは、1日の始まるを告げる言わば入場曲みたいなものです


私は朝が弱い方で、これまで標準の目覚ましのアラームとかだと音が鳴っている事すら気付かず、中々起きることができませんした

それが「ダンバインとぶ」を目覚ましのアラーム曲にセットしてから、めちゃくちゃ変わったんです


ぐっすり眠っている中で、例の神イントロが聴こえた瞬間〔シャキーン!〕と一気に覚醒して飛び上がるように起きれるようになりました

まるで臨戦態勢に入るかのようにサッと起き上がり、眠気が一気に吹き飛んでしまいます

ホントこの効果は凄いです!

 

好きな曲が流れるからってもあると思いますが、コレは完全に神イントロのお陰だと思っています


朝、中々起きられないと悩んでいる方は是非お試しください!(「ダンバインとぶ」の神イントロ聴いてね♪)


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ダンバイン とぶ

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Dreamy My Love

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1984年に東京ムービー新社(現•トムス・エンタテインメント)制作により放送された『ゴッドマジンガー』のOP

 

80年代ロボットアニメの中でもあまり知られていない作品でありますが本作のOPもまた素晴らしいのです

まぁ素晴らしいというよりも〔ロボットアニメでそんなことする?〕というのが本作に対する衝撃の受け方でした

 

ロボットアニメのOPといえば、言わば宣伝です

うちのロボットアニメこんなに面白いですよー〕と視聴者にPRする為にキャラクターやロボットの活躍を描き、視聴欲を刺激するのがOPの役割であります 普通はそうです

しかし、本OPは違います…全く動きません

ビックリするぐらいピクリとも動くことが無いのです


問題はそれだけでありません、OP映像も衝撃的であります

歯車が動く中に、波が立つ海面…そして電子回路がビッシリ…その正面にデジタル表示の時計?が「08:17:--」から1秒1秒時を刻んでいく謎の世界

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そこからゴッドマジンガーの立ち姿を脚から腰へ、腰から肩へと徐々にPANアップさせていきます

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そして、最後の最後に顔をアップに映して終わる…

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正直、はぁ?です

 

なんだ!?このOPは!〕とゴッドマジンガー』スタッフは正気の沙汰ではない!と思わせるOP映像に、衝撃を受けるのでありました


なぜこんなOPになったのか…? どんな意図があったのか…? 初めて観た直後…そればかり考える日々が始まるわけですが、それこそが制作スタッフの狙いだったのかもしれません

 

このように『ゴッドマジンガー』の謎のOPの魔力にハマった私は本編も完走し、未だにOPの意図を考え続けています

意味深な映像が宣伝になる…まさに逆転の発想にまんまとハメられた素晴らしいOPというわけです(多分深読みしすぎているだけだと思いますけどw)


まぁ本OPついて色々弄ってきましたが、なんといっても歌詞がすごく良いのですよ!(これが言いたかった)

歌われている須田翔子さんの声もめちゃくちゃ美しく、歌詞が心地よく頭の中に入ってきます

是非聴いてください!(ちなみにEDの歌詞も最強に素晴らしいです)


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水の星へ愛をこめて

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1985年に日本サンライズ(現•サンライズ)に制作により放送された『機動戦士Zガンダム』の後期OPです


言わずと知れた名曲でありますが…

全てが完璧!

 

これよりもカッコいいOPがあるのか⁉︎と感じさせるほど素晴らしく、初めて観た中学生の時は雷に打たらような気分でした

その凄さはイントロ前の映像から始まります


ガンダムMK-Ⅱが登場、バルカンを撃ちライフルをブッ放す→ミサイルが飛んできてシールドでガード→その爆煙の中からMK-Ⅱの顔アップ

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そして タイトル画面、ドーン! イントロ、ズバーーん!!

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はい、ありがとうございます!(謎の感謝)


バックミュージックが流れない中、この一連の動作を映像とSE(効果音)で伝える素晴らしさ!…初めて観た時、ホント衝撃を受けました!

もちろん当時観た方もこのカットに衝撃を受けたでしょうし、この始まり方にときめかない人はいないハズです

 

何から何まで素晴らしいので細かいところまで語っていたらキリがないので、好きな(衝撃を受けた)ポイントを幾つか書いていきます


後期OPの素晴らしさは、なんといってもアニメ映像ですよ

OPの映像を担当されているのは『A KITE』などの監督で知られる梅津泰臣さん…80年代アニメだと、OVAメガゾーン23 PART II 秘密く・だ・さ・い(1986)』のキャラクターデザイン・総作画監督を務められたアニメーターとしても知られています

梅津さんは前期OP 「Ζ・刻をこえて」でもアニメ映像を担当されているのですが、そのまま使わず既存のカットを新たに書き直して使用されているのです

もちろん前期OPの映像もめちゃくちゃカッコいいのですけど、書き直さられた後期OPの映像はとんでもないぐらい凄いことになっています


グラサンを外したクワトロ大尉(シャア)が流し目で見るカット…最高!

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Zガンダム の顔アップからの華麗に旋回して、アムロやブライト達らのカミーユを見守る熱い眼差し…サイコー!

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そこに突如現れるシロッコ

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3 1 5 0 ォォォ!!!

そして、この美形カット!

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やばくないですか!?このパプテマス様(シロッコ)!!

これぞ、梅津(泰臣)画ですよ!

 

あとこのシーンの「波間さすらう難破船のように」という歌詞…初めて聴いた時は〔難破船!?なんじゃそりゃ!〕ってなりました


まだまだ語りますよ

そして、初見時は皆が〔これ…誰?〕となるフォウの完全ヒロインカットにKOさせられるのです

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更にオーバーキルを仕掛けるのが、後期OPで初お披露目されるガンダムMK-Ⅱのパワーアップ形態!

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〔なんや!この武装!?〕

オタクというのは新OPで明かされる新メカだったり新キャラに弱いだよな~とつくづく気付かされました


最後には、カミーユのサムズアップからのZガンダム…ビームシャワーの中をウェイブライダーに変形して颯爽と駆け抜けた先には青く眠る水の星が映るのです

 

そして「ファァァーーー!!!」という迫真のSEで締められます

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なんやねん!最後もサイコー過ぎるでしょ!!!!!

 


ハァ ハァ ハァ … …やっぱり後期OP「水の星へ愛をこめて」の衝撃を書き始めたら、めちゃくちゃ感情的になってしまいました

 

今回はアニメ映像を中心に書いてありますが、もちろん作詞された売野さんのワードセンスも素晴らしく、ニールセダカ氏の楽曲とそれを編曲した馬飼野さんあっての「水の星へ愛をこめて」…

そして、歌われた森口博子ねえさんの歌唱力あっての『Zガンダム』のOPだと感じさせられます(さすが全ガンダム大投票1位を勝ち取った楽曲です!)

 

もし『Zガンダム』まだ観たことないんだよな~って方は、この後期OP 「水の星へ愛をこめて」をぜひ観ていただきたく思います

 

マジで凄いので!!

水の星へ愛をこめて

水の星へ愛をこめて

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新たなチャレンジに挑み続けた、80年代ロボットアニメ

80年代のロボットアニメは【ロボットアニメ黄金期】と呼ばれ、様々な試行が重ねられた意欲作が誕生しました

そしてまた、OPも新たなチャレンジに挑み続け、その輝きに平成生まれの私は衝撃を受けてばかりいます


今回、ロボットアニメ編を紹介してきましたが、他にも衝撃を受けた80年代アニメOPソングはたくさんあります

80年代アニメのOPは、ホント良いのが多いんですよ!

また別の機会に他のOPソングを紹介し、「平成生まれが衝撃を受けた 80年代アニメOPソング」をシリーズ化していければと思います

 

次は何編になるか楽しみにしていてください!

 

 

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