どうも、長期休暇があると何故かブログ更新頻度が落ちてしまうSATAトミオです
GW(ゴールデンウィーク)があったのにも関わらず、全然ブログ更新ができておらず少し恥ずかしい思いをしております
唯一GW期間にした事といえば、部屋を整理してアニメ雑誌の置く場所を拡張したくらいでしょうか
買い集めドンドン増え続けていたアニメ雑誌も、ようやく収納することができました
また改めて紹介できればと思います
そんなこんなで私がブログ活動をサボっている間に、アニメ業界にも様々なニュースがありました
その中でも『ドラゴンボール超』の劇場版最新作の公開が決定した事は、自分の中でも気になるニュースとしております
超速報!劇場版「ドラゴンボール超」2022年公開決定!
— ドラゴンボールオフィシャルサイト (@DB_official_jp) 2021年5月9日
鳥山明先生のコメントが届いたぞ!#ドラゴンボール #dragonballhttps://t.co/hjZXwvxOGd
近年の『ドラゴンボール』事情というのは、 2009年に『ドラゴンボールZ』を再編集した作品の『ドラゴンボール改』や2015年放送の新作TVシリーズ『ドラゴンボール超』や劇場版『ドラゴンボール超 ブロリー』の公開など非常に充実していると言えます
もちろんゲームやカードダスなどの展開…更には「DB芸人」と呼ばれる『ドラゴンボール』に登場するキャラクターになりきったお笑い芸人たちの存在もあり、『ドラゴンボール』は40年近く前の作品でありながら現在も子どもたちに大人気なコンテンツなのです
今後も老若男女問わずに盛り上がっていくであろう『ドラゴンボール』ワールド…
だがしかし、ただ一つだけ危惧する事があります…
それは…
「今の子どもたち(若者)、悟空の少年期時代を知っている人少ないじゃない?」問題です!
悟空の少年期時代というのは、漫画連載の初めから第23回天下一武道会編までをアニメにしている「無印(元祖)版」と呼ばれている1986年2月から1989年4月まで放送されたTVアニメシリーズことであります(以後、無印『ドラゴンボール』と呼ぶ)
つまりは、ベジータやナッパらが地球に来る「サイヤ人編」以前のストーリーと言えば分かりやすいでしょうか
近年の『ドラゴンボール』というのは、サイヤ人編からスタートする『ドラゴンボールZ』から軸に展開されており、それ以前の悟空・少年期時代を語られる事が少なくなっていると感じます
現在26歳の私自身も小学生高学年の頃からDBファンで『ドラゴンボール改』の放送も中学生の頃に観ており、発売されたゲームもたくさんプレイしました
しかし、ゲームなどからでは悟空・少年期時代を完全に追体験することは難しく、ストーリーを知るには原作を初めから読むかアニメ作品である無印『ドラゴンボール』を観る必要があります
それは今も変わらない現象でしょう
無印『ドラゴンボール』が子どもたちに忘れ去られそうになっている今、作品の魅力を発信していく必要があります!
ということで今回は『ドラゴンボール』シリーズの原点とも言える、無印『ドラゴンボール』のストーリーを簡単に紹介していくと共に各章の魅力を書いていきます!
まずは、無印『ドラゴンボール』の基本情報を書いていきます
『ドラゴンボール』とは、1984年より週刊少年ジャンプで連載がスタートした作者・鳥山明のバトル漫画です
『Dr.スランプ アラレちゃん』の後番組として1986年に東映動画(現・東映アニメーション)によりTVアニメ化され、全153話が放送されます
1989年に一度番組が終了し、『ドラゴンボールZ』と番組タイトルを変えて再スタートします
連載の初めから第23回天下一武道会編までをアニメにした本作は、いわゆる「無印(元祖)」と呼ばれている『ドラゴンボール』シリーズの原点となる作品です
無印『ドラゴンボール』は大きく分けて6つの章で成り立っており、各章ごとに『ドラゴンボールZ』などで活躍するキャラクターの初登場シーンが描かれています
(①ドラゴンボール編▶︎②第21回天下一武道会編▶︎③レッドリボン軍・占いババ編▶︎④第22回天下一武道会編▶︎⑤ピッコロ大魔王編▶︎⑥第23回天下一武道会編)
ではこれより、各章の見どころや登場するキャラクターについて書いていきましょう!
(※キャラクター紹介についてはその章内でわかる情報などを掲載しています〈若干のネタバレもあり〉)
ドラゴンボール編 (第1話〜12話)
都会から離れた山奥・パオズ山でひとり生活する孫悟空は、西の都からパオズ山にきた少女・ブルマと出会い、7つ集めるとどんな願いも叶えてくれるという「ドラゴンボール」を探す冒険に同行することになる
ドラゴンボールを集める道中でウーロンや亀仙人らと出会い、盗賊・ヤムチャやピラフ一味といった敵に狙われながらも各地に散らばったドラゴンボールを集める
はてさてこの先、どうなることやら…
「西遊記」のストーリーを元に進んでいくこのパートは、作品の原点となると悟空とブルマの出会いが描かれています
当初の悟空は育ての親・孫悟飯以外の人間に会うのも初めてのことで男女の性別が見分ける事が出来ず、股をパンパンと叩き男女を判別しておりその行動も面白いです
また今では色々とネタキャラにされているヤムチャも強キャラとして登場し、悟空たちの前に立ちはだかる敵として現れます
孫悟空(cv.野沢雅子)
パオズ山で拾われ育てられた尻尾が生えた少年
育ての親・孫悟飯に武術を習い、長さが自由自在に操れる不思議な棒「如意棒」を持っている
孫悟飯が亡くなってからはパオズ山で自給自足のひとり生活しており、孫悟飯の形見であるドラゴンボール(四星球)を大事にしている
まだこの頃の悟空は、自分の本名が「カカロット」というサイヤ人である事を知りません
かめはめ波も使えませんし、舞空術で空を飛ぶこともなく、「如意棒」を使い敵と戦います
今の『ドラゴンボール』と比べれば派手さはないかもしれませんが、少しずつ成長する悟空を観ていただきたいです
ブルマ(cv.鶴ひろみ)
西の都にある大企業カプセルコーポレーションの令嬢
ドラゴンボールの存在を知り、位置を探知できるメカ「ドラゴンレーダー」を自らから開発し「カッコいい彼氏が欲しい!」という願いを叶える為にドラゴンボール集めの旅に出る
パオズ山で出会った悟空を冒険に誘い、仲間(ボディガード)にする
悟空のことを「孫(そん)くん」と呼ぶ
初登場のブルマは16歳のピチピチギャルということもあり、『Z』や『改』時に比べてブルマ役の鶴さんの声も若々しく演じられています
また初めの頃のブルマはバニーガール姿やアラビアナイト姿など、コスプレ要素のある衣装を着ることもありました
ブルマの髪型の変化や服装の変化にも注目していただきたいです
ヤムチャ(cv.古谷徹)
砂漠を根城にする盗賊
相棒のプーアルと共に通りかかった旅人などを襲い金品などを奪い、悟空たちを狙う
しかし、女性の前だとアガってしまう癖があり、女性を苦手としている
悟空たちの会話からドラゴンボールの存在を知り、後をつけようになる
必殺技は「狼牙風風拳」
初登場のヤムチャはナイスガイでイケメンな敵キャラクターとして登場します
なので、ネタキャラとして扱われている今の現状に私はちょっと不満があったりします
是非カッコいい【荒野のハイエナ・ヤムチャ】様を観てください!
またヤムチャを演じられる古谷徹さんが歌うキャラソン「ウルフハリケーン」も素晴らしい曲なので是非聞いていただきたいです
第21回天下一武道会編 (第13話〜28話)
ブルマとのドラゴンボール探しの旅を終えた悟空は亀仙人に弟子入りし、はるばる東の村から来たもう一人の弟子入り志願者・クリリンと共に修行に励む
8ヶ月におよぶ亀仙人の修行に耐えた悟空とクリリンは、修行の成果を試すべく数年に一度パパイヤ島で開催される武道武術の達人が集まる大会「天下一武道会」に参加する
予選を勝ち進んだ8人が本戦に出場し競われる「天下一武道会」…この「天下一武道会」という分かりやすいトーナメント式でのバトルを取り入れ、作品が軌道に乗り始めるのが、この「第21回天下一武道会編」であります
また、大会前に修行をするというのもバトル作品の鉄則であり、亀仙人の元での修行も【牛乳配達・石探し・勉強】などユニークな修行ばかりです
そして「天下一武道会」開催時に流れる挿入歌「めざせ天下一」も作品を盛り上げる名曲です
クリリン(cv.田中真弓)
はるばる東の村からやってきた少年
元々は多林寺という寺で修行をしていたが、亀仙人に取り入り悟空と共に弟子にしてもらう
初めは悟空の事を良く思っていなかったが、8ヶ月に及ぶ厳しい修行を経て悟空との間に友情が芽生える
頭の回転が速く、修行でも悪知恵を働かせてズルをしようとする行動も目立つ
ジャッキー・チュン(cv.宮内幸平)
なぜか武天老師(亀仙人)しか使えないとされていた「かめはめ波」を使うことができる
ナム(cv.塩沢兼人)
深刻な水不足で苦しむ村で生まれ育った僧侶の武道家
天下一武道会で優勝しその賞金で村を救う為に、村の期待を一心に背負い参加している
必殺技は「天空× (ペケ)字拳」
レッドリボン軍・占いババ編 (第29話〜83話)
「天下一武道会」での激闘を終えた悟空は育ての親・孫悟飯の形見であるドラゴンボール(四星球)を手元に置いておく為に、再びドラゴンボール探しの旅に出る
しかし、ドラゴンボールの力で地球征服を狙う悪の組織「レッドリボン軍」と対立した悟空は、壊滅させるべく「レッドリボン軍」と戦う
やがて「レッドリボン軍」は世界一の殺し屋・桃白白(タオパイパイ)を雇い、悟空抹殺を目論む
のちに『ドラゴンボールZ』で描かれる「人造人間(セル)編」と深く関係しているのが、この「レッドリボン軍編」です
また「レッドリボン軍」との戦いの後には亀仙人の姉・占いババの館に悟空らが行き、そこでも激しい戦いとドラマが待っています
そしてこの章で最も特徴なのが、レッドリボン軍の将校・ブルー将軍との戦いの途中で「ペンギン村」へと辿り着き、アラレちゃんやガッチャンなど『Dr.スランプ アラレちゃん』のキャラクターが登場する回がある事です
実際に原作でも描かれているエピソードではありますが、『Dr.スランプ アラレちゃん』のBGMが使われるなどアニメとしても親和性が高く、作者・アニメ制作会社が同じだからこそできるコラボだと感じます
ブルー将軍(cv.古川登志夫)
レッドリボン軍に所属する将校
女性が嫌いな美形のオネエであり、金縛りの術など超能力を使うことができるレッドリボン軍の中でもかなりの強敵
古川登志夫さん演じるオネエキャラクターが見事にハマったのが、ブルー将軍というキャラです
ウパ(cv.堀江美都子)
カリン塔がある聖地カリンを守る番人・ボラの息子
父・ボラの背中に隠れるぐらい怖がりな性格だが、悟空と共に旅をするうちに逞しく成長していく
桃白白(cv.大塚周夫)
レッドリボン軍に雇われた殺し屋
悟空を殺しドラゴンボールも奪ってきてほしいという依頼を受け、レッドリボン軍本部から柱の上に乗り、悟空の前に現れる
必殺技は「どどん波」
第22回天下一武道会編 (第84話〜101話)
レッドリボン軍との戦いから3年後…さらに修行を積んだ悟空は再び「天下一武道会」に参加する
ヤムチャ、クリリン、ジャッキー・チュンと前回大会の強敵に加え、亀仙人とライバル関係にある鶴仙人の弟子・天津飯と餃子の参戦により波乱の展開になる
ルールに基づき和やかなさがある前回の天下一武道会と違い、ライバル同士である鶴仙流と亀仙流の因縁の戦いが描かれているのが、この「第22回天下一武道会編」です
その為、骨を折るなどのルール無用のラフファイトや同じ流派同士による同門対決など、より濃厚なバトルシーンも多く、その中で悟空がどのような対戦相手とドラマを築き戦うかが見どころとなります
天津飯(cv.鈴置洋孝)
鶴仙人の弟子、兄弟子の桃白白のように殺し屋を目指している
餃子と共に第22回天下一武道会に参加する
「舞空術」「どどん波」といった鶴仙流の技から、自らが編み出した「太陽拳」や「四妖拳」まで、技のレパートリーも多く、戦いのスタイルからも非道さを感じさせる
餃子(cv.江森浩子)
サイコキネシスやテレパシーなど超能力を使うことができる
名前の読み方はぎょうざではなく「チャオズ」、算数が苦手
チャパ王(cv.柴田秀勝)
過去の天下一武道会で対戦相手に一度もかすられずに優勝した強者
武道家内での知名度も高く、優勝候補として今大会に参加している
必殺技は「八手拳」
ピッコロ大魔王編 (第102話〜132話)
第22回天下一武道会が終わったのも束の間、かつて亀仙人と鶴仙人の師匠である武泰斗が命をかけて封印したはずのピッコロ大魔王が何百年の時を経て復活し世界は恐怖のどん底に陥れる
ピッコロ大魔王とその手下は次々に武道家たちを殺害し、老いた体を若返られる為にドラゴンボールを集め始める
一度は敗れた悟空も、カリン様の元で再び修行をしてピッコロ大魔王に挑む
章の始まりから衝撃的な展開で幕を開ける「ピッコロ大魔王編」は、【圧倒的な悪の恐怖に立ち向かう】という『ドラゴンボール』らしさも出てきて、ここら辺から仲間が死んでいくシーンも増える章となります
その為、割と自分は絶望感を持ちながらこの「ピッコロ大魔王編」を観ていました
圧倒的な強さを持つピッコロ大魔王に立ち向かうキャラクターの生き様を観ていただきたいです
ピッコロ大魔王(cv.青野武)
かつて地球を恐怖に陥れた大魔王
亀仙人と鶴仙人の師匠である武泰斗の魔封波により電子ジャーに封印され、海の底に沈められていたが、封印が解かれ復活した
老いた体を若返らせる為にドラゴンボールを集める
体内から卵を吐き、仲間を生み出すことができる
タンバリン(cv.中尾隆聖)
翼の生えた空を飛ぶことができるピッコロ大魔王の手下
戦いが終えた天下一武道会の会場に現れ、ドラゴンボールと出場者名簿を奪い去る
ピッコロ大魔王の命令により、天下一武道会の出場経験がある武道家を次々と殺害していく
ヤジロベー(cv.田中真弓)
拾ったドラゴンボール(一星球)を首からぶら下げている巨体の男
悟空と同等の戦闘力がありながら、勝ち目のない戦いには参加せず陰から様子を伺う小心者である
悟空曰くクリリンと声が似ているらしく、独特な方言を話す
第23回天下一武道会編 (第133話〜153話)
ピッコロ大魔王の復活から3年後…悟空の活躍により平穏を取り戻した地球にまたもや危機が訪れる…
悟空に敗れたはずのピッコロ大魔王が姿を変え生きていた
ピッコロ大魔王は「マジュニア」と名乗り、悟空に復讐する為に天下一武道会に参加し世界征服の序章へと動き出す
悟空も神殿で修行を積み、クリリン・ヤムチャ・天津飯らと再会し、共に天下一武道会に参加する
さらに匿名希望と名乗る女性や謎の中年男・シェン…そして悟空との戦いに敗れサイボーグの体となった男の参加など、第23回天下一武道会は過去最大の混沌渦巻く大会となる
無印『ドラゴンボール』の最終章として描かれているのが、この「第23回天下一武道会編」です
悟空の身長も3年間で伸び、少年姿から青年姿へと成長しており、ピッコロ(大魔王)の参加などでさらにシリアスなバトルが強く描かれています
また第23回天下一武道会後には、原作になかったアニメオリジナルエピソードもあり、観ているだけでニヤニヤが止まりません!
マジュニア[ピッコロ](cv.古川登志夫)
悟空に敗れたピッコロ大魔王が産み残した分身
卵から孵化して3年で青年体となり、悟空に復讐し世界征服する為に「マジュニア」と名乗り、第23回天下一武道会に参加する
匿名希望(cv.荘真由美)
悟空と面識のある謎の女性
しかし悟空は彼女の事を憶えておらず、怒りに燃えている
子どもの頃に悟空と交わした約束の真意を確認する為に「匿名希望」と名乗り、名前を伏せて第23回天下一武道会に参加する
シェン(cv.青野武)
第23回天下一武道会に参加する謎多きの中年男性
飄々とした立ち姿からは想像もできない巧みな技を繰り出し、大会参加者らを驚かす今大会のダークホース
第23回天下一武道会編が終えると無印『ドラゴンボール』のアニメは終了し、『ドラゴンボールZ』と名を変えて「サイヤ人編」へと進んでいきます
あとは「フリーザ編」「人造人間(セル)編」「魔人ブウ編」と多くのドラゴンボールファンが知るストーリーでしょう
『ドラゴンボール』ワールドは、ブルマと悟空の出会いから始まる
今回、無印『ドラゴンボール』と呼ばれる最初のアニメシリーズを紹介したのは、悟空とブルマとの出会いから始まる『ドラゴンボール』のストーリーの魅力を『ドラゴンボール超』や『改』で育った世代の若い世代にも知ってほしいと感じたからであります
初めて出会ったブルマに対して[妖術使い]と呼び敵意を向けた第1話から、様々なキャラクターと出会い冒険しながら成長していき、地球や仲間を守る為に悪の強敵に立ち向かう…
この悟空の成長過程を見ていただきたいのです!
私自身、80年代アニメの面白さに初めて触れたのは『ドラゴンボール』であり、作品への想い入れは強く持っております
やはり無印『ドラゴンボール』を知らずに、『Z』・『GT』・『改』・『超』といったその後のストーリーを楽しむのはすごく勿体ないことです
なので、皆様も少年時代の悟空ら共にトキメク胸にキラキラ光った夢と摩訶不思議なドラゴンボール探しの大冒険に出てみてください!
この世は デッカい宝島
そうさ今こそ アドベンチャー!
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