80年代アニメを知りたい! 伝えたい!

主に1980年代に制作されたアニメや関西で行われるイベントについてを20代の若造の視点で書いていこうと思います。

宝島 COMPLETE DVD BOOK VOL.1発売👑 さあ行こう、夢に見た島へと‼️

5月23日に『宝島 COMPLETE DVD BOOK VOL.1』が発売されました(発売日を忘れていて今更の告知でお恥ずかしい(>_<))

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第1巻にはTV版1話〜9話(3時間45分)が収録されていて、それが一枚のディスクに入っているって凄くないですか

そして画質もDVDにしてはめちゃくちゃ綺麗で驚きます

どうやらBlu-ray BOX発売時にマスタリングされた原版を使っているので以前発売されたDVDより画質がいいそうです

それでお値段が税込1500円なんてすごい‼️

全3巻集めても5000円払ってお釣りがくるというのも魅力的ですね

あとBOOKという名がついてるだけあって書店やコンビニで買えるというのも良いですね(自分はTUTAYAで購入しました)

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宝島の魅力を今から語っていこうと思います(書いていくことはTV版の内容となります)

 

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『宝島』は1978年放送、全26話あります

原作はロバート・ルイス・スティーヴンソンの児童文学「宝島」、それを元に監督である出崎統さんが解釈し直した作品です

出崎監督は他にも「あしたのジョー」や「エースをねらえ!」や「ガンバの冒険」などのアニメ作品を世に放ち、日本アニメ界に多大な影響を与えました

そんな数々の名作の中でも私は宝島が一番好きな作品です

この作品を一言で表すならば"可愛い子には旅をさせよ"ということでしょうか

主人公・ジム(cv.清水マリ)が様々な大人と出会い、苦悩と絶望にぶつかっても、勇敢に立ち向かう姿に心を動かされます

一本足の男ジョン・シルバー(cv.若山弦蔵)をはじめとする大人たちもジムに感化されるように動き、物語が進んでいくのも本作の魅力です

自分は友達などに説明するときにガンダムUC(ユニコーン)に似た作品だと言っています

この作品を観ていると子どもが持つパワーの凄まじさを感じさせられます

子どもが生まれたら自分の趣味(80年代アニメ)を押し付けるつもりはないですが宝島だけはなんとしても絶対に観せたい‼️と思っている唯一の作品です

あの作品を子どもの頃に観るのと大人になってから観るのでは感じ方が全然違うでしょうからね

それだけ宝島という作品には夢や希望、子供が成長する上で必要なものが詰まっているように思えます

 

 ・敵か味方かジョン・シルバー 

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宝島を語る上で絶対に外せないのがジョン・シルバーという男です

ジムが成長する過程で大きな影響を与える男であり、宝島を観た人誰もがその男の魅力に虜になるほどある意味恐ろしいキャラクターです

更にその魅力を増大されているのがシルバーの声優である若山弦蔵さんです

若山さんは主に吹き替えをされている方で有名なのが007シリーズのジェームズ・ボンド役のショーン・コネリーの声といえばわかっていただけるでしょうか

キャラクターデザイン・作画監督された杉野昭夫さんは"あしたのジョー"の【力石徹監督の【出崎統声優の【若山弦蔵でシルバーのイメージを作り上げたとのちに語っておられます

鋭い目つき言うこと全部がまさに名言一度聴いたら誰もが惚れる声…三位一体で最高のキャラクターが完成されているように思えます

イケボといえば爽やか系のことをよく示されたりしますが男すらも有無を言わさず惚れ込む声こそが本当のイケボなのではと思っています(別の定義があるならすいません)

 

若山弦蔵さんについて詳しい知りたい人は神谷明さんがパーソナリティをされているラジオ神谷明TALK!×3」にゲスト出演されている回をご覧ください

そして神谷さんといえば、宝島でカモメのパピー役で出演されています

カモメのパピーはまさに名脇役といったキャラクターでジム、シルバー共々、関わりのあるキャラクターです

そういった関係性を知ってるファンからしたらニヤニヤものです

 

 

 

ハネケンサウンドの始まり

音楽はハネケンこと羽田健太郎さんが担当されています

ハネケンさんの代表作といえば「渡る世間は鬼ばかり」のテーマ曲や「超時空要塞マクロス」などがあります

ハネケンサウンドといえばダイナミックな曲から繊細なメロディまで様々なジャンルの音楽を手がけられているイメージがあります

そして本作がアニメ初参加作品でもあります

昨年(2018)にファン待望の宝島のサントラ完全版『Columbia Sound Treasure Series「宝島」オリジナル・サウンドトラック』が発売されたのも記憶に新しいです

 

 オープニング、エンディングのフルサイズはもちろん、事あるごとに歌われる海賊テーマ「海賊の合唱」も様々なバージョンで収録されています

オープニングの「宝島」は音楽の教科書に載るなどアニメ音楽という枠を超えた楽曲に思えます

聴いているだけで冒険しているような気分になれるのはこの曲の持つ力ではないでしょうか

映像もすごく個性的なので注目してほしいポイントです

www.youtube.com

 

 

 

 


宝島に興味を持たられた方はYouTubeの公式チャンネルで3話まで配信されています

私の大好きなジョン・シルバーはまだ登場しませんが宝島のプロローグ部分はしっかりと描かれています

というより"そこで終わるの!"ってなると思うのでとりあえず1話だけでも再生してください!

第1話さえ観れば、後は沼一直線です(ムフッ)

www.youtube.com

 


子どもさんと一緒に見るも良し、一人でラム酒片手に見るも良しと是非この機会に宝島を目指して海へ出ようではありませんか!

 


さあ、書店に急げー!

(第2巻(10話〜18話)は6月20日発売予定です)

「宝島 COMPLETE DVD BOOK」vol.1 (<DVD>)

「宝島 COMPLETE DVD BOOK」vol.1 ()

 

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