80年代アニメを知りたい! 伝えたい!

主に1980年代に制作されたアニメや関西で行われるイベントについてを20代の若造の視点で書いていこうと思います。

【ウラ話が聞ける!】80年代アニメ系YouTuberを大調査! 💻

どうも、今日がバレンタインなのに何もバレンタイン的な事が起きないSATAトミオです

 
なんでしょう、あまりに関係ない出来事過ぎて今日がバレンタインだということを書いている今気づきました…

前々から気づいていたら80年代アニメ×バレンタイン特集を取り上げたかったのですが、来年何かできればと思います

 


私ごとながら前回100件目となる記事を書き上げ、そして今回の記事が101件目となります

80sanime.hatenablog.com

これからも20代の目線で新たな80年代アニメの魅力を探究していきたいと思うわけです

 

 

というわけで話は変わり、YouTubeの話になります

 

最近のYouTubeはすごいですね!

今やYouTuberやVtuber以外にも、芸人・スポーツ選手・俳優など、様々な業種の方がYouTubeで動画投稿して独自のコンテンツを配信しています


特に2020年は、新型コロナウイルス感染拡大により緊急事態宣言の発令から外出自粛が余儀なくされ、その影響もありYouTubeに進出する人が増加してました


まさに、YouTube時代!

現代の流行は、全てYouTubeにある!と言っても過言ではないかもしれません

 


そんな大YouTube時代の現在、突然ながらアニメ界からも続々とYouTubeデビューされている方は大勢います

 

そして…

YouTubeでも80年代アニメが楽しめるのですよ!!

 

というわけで今回は、80年代アニメ界で活躍された方のYouTubeチャンネルを紹介しています

80年代アニメ界で活躍されたレジェンドたちは「今、何を届けているのか!?」というところに注目してください!

 

堀川りょう

今、最も勢いがあると感じるのが、声優・堀川りょうさんのYouTubeチャンネル「りょうチャンネル」であります

堀川さんは小学生の頃から子役として活動しており、1984年に『夢戦士ウイングマン』広野健太役で声優デビュー&いきなりの初主演をされます

その後も…

聖闘士星矢(1986)』アンドロメダ瞬役、『銀河英雄伝説(1988)』ラインハルト役、『ファイブスター物語(1989)』レデオス・ソープ役、『ドラゴンボールZ(1989)』ベジータ役など、中性的な声のキャラクターからクールなライバル役まで幅広く80年代から活躍されている声優です

90年代以降も「名探偵コナン服部平次役や「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORYコウ・ウラキ役など作品で現在も活躍されています


堀川さんは2020年5月から精力的に動画投稿されており、今までに演じられてきたキャラクターにまつわるエピソードを中心に語られていることが多いです

当時のアフレコ現場での様子や声優さんの思い出などのウラ話が聞けるので、ファンとしては最高に嬉しいチャンネルになっています


声優デビュー作でいきなりの壁。夢戦士ウィングマン《広野健太・役》


銀河英雄伝説ラインハルトを語る


特に『夢戦士ウイングマン』(キータクラー役)や『銀河英雄伝説』(ヤン・ウェンリー役)で共演された富山敬さんへの想いを語られていることが多く、デビュー当時に受けた影響などが語られています

 


少年時代の僕のヒーローは大人になってもやはりヒーローでした。富山敬さん《タイガーマスク、キータクラー、ヤン・ウェンリーetc…》との思い出

 

 

堀川さんは自身のチャンネルで『ドラゴンボール』シリーズに登場するベジータのモノマネをされている芸人・R藤本さんともコラボされており、R藤本さんのベジータ衣装を堀川さんが着た動画は120万回再生を突破するほどの反響です(2021年2月14日現在)

アニメキャラ芸人とそのキャラクターを演じられている声優とのコラボというのは、お互いにチャンネルを持つYouTube時代のキセキであるように思えます


R藤本くんの戦闘服着てみた【Wベジータ奇跡のコラボ】

 

更に他の動画ではベジータのセリフを交互に言い合うコラボもあり、ここでしか聞けないWベジータの夢の共演が観ることができます(この動画では、R藤本さんがただのファンの様な反応をするのも面白いです)


【永久保存版】これがサイヤ人の戦いだっ!名台詞連発のトランプ対決!

 

 そして近日中には、自身の考え方や初恋の相手の話など「堀川りょう史」を語るもう一つYouTubeチャンネルを開設する予定となっています

進化し続ける堀川さんのYouTube活動に注目です!

 

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井上和彦

サイボーグ009」の島村ジョー役など70年代から第一線で活躍されている声優さんです

80年代アニメでいうと…

太陽の牙ダグラム(1981)』クリン・カシム役、『機動戦士Zガンダム(1985)』ジェリド・メサ役、『タッチ』新田明男役、『蒼き流星SPTレイズナー(1985)』アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ役、『美味しんぼ(1988)』山岡士郎役など、主役から印象深いライバルキャラまで数多くの作品にメインキャストとして参加されています

最近では「NARUTO -ナルト-」のはたけカカシ役や「夏目友人帳」でニャンコ先生役としても知られています

 

井上さんのYouTubeチャンネル「KAZUFUN」は2020年3月から精力的に動画投稿されており、ロードバイクの旅動画などプライベートな一面が見れるチャンネルとなっています


アコースティックギターで弾き語りなどもされており、中でも2020年12月に投稿された動画では1980年に公開された『サイボーグ009 超銀河伝説』の主題歌「10億光年の愛」を歌われております

 


サイボーグ009歌っちゃう?KAZUFUN 声優 井上和彦


様々な動画を投稿されている井上さんでありますが、私が皆様に観ていただきたい動画があります

それは…2020年8月6日に投稿された井上さんが亡くなられたお父さんが残した手記を朗読する動画です

投稿された8月6日はというと、日本人なら誰もが忘れてはならない1945年・広島に原子爆弾が投下された日であります

そしてお父さんが残した手記の内容というのも、投下された当日に兵士として広島市いて救助活動をされていた記録なのです

 

戦後40年経ってから書かれたとされるお父さんが残した手記には、爆心地近くで川に浮かぶ死体の山を掻き分けながら救助活動をし、「水をくれ」と叫ぶ人に水をあげ息を引き取る光景が鮮明に書かれております

日付から場所まで事細かく書かれている手記…何年経っても忘れられないほどに悲惨であったのかが伝わってくるのです


爆心地近くで救助活動をしたことで、ご自身も被爆し苦しめらたと記されている手記には「戦争はもう嫌だ」と叫ぶお父さんの心の声が聞こえてきて、そんなお父さんが残した記録を息子である井上和彦さんが読む…

 

何も感じない筈がありません


この動画は、被爆2世であり声を仕事とする【声優・井上和彦】さんにしか語れることができない動画になっています

平和を願う井上さんとお父さんの思いを、多くの方に聞いていただきたいです

 


ヒロシマ体験の記録 井上和彦

 

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郷田ほづみ

1983年に『装甲騎兵ボトムズキリコ・キュービィー役で大ブレイクします

しかしキリコ役以降、他の作品に出演されず声優活動から離れていました

その後、1998年『銀河英雄伝説 外伝』ヤン・ウェンリー役をきっかけに声優復帰し、現在も声優として活躍されています

 


郷田さんのYouTubeチャンネル「hoZmixTV おじさんひとりでできるもん」は2020年4月より動画投稿がされており、車、DIYエレキギター、料理、キャンプなど都内から離れて生活されている郷田さんのプライベートな一面が見れるチャンネルとなっています

老後の過ごす参考にしてほしいと動画内で語っており、おじさん(郷田さん)がただのんびりと趣味を楽しむ姿が魅力です

 

郷田さんといえばやはり『装甲騎兵ボトムズ』であり、キリコですよね!

本チャンネルでは郷田さんが趣味を楽しむ動画の他に『ボトムズ』に関する動画も数多く投稿されています

 


キリコ(郷田さん)がコーヒーを飲む動画、キリコ(郷田さん)がタカラ製スコープドッグを直す動画、キリコ(郷田さん)が等身大スコープドッグを見にいく動画など、キリコ声優ならではコンテンツは人気が高く『ボトムズ』ファンには堪らない動画ばかりです


その中でも、オーディションや第一話のアフレコ現場の様子など、当時の思い出や『ボトムズ』秘話を語られている動画は必見であります


「装甲騎兵ボトムズ」出演者が全てを語る①【キリコ声優郷田ほづみが語るボトムズ秘話その1】


【男性キャラクター部門 第1位、男性声優部門 第9位】と『ボトムズ』のキリコ役を演じたことで、1983年のアニメージュ主催の「アニメグランプリ」で新人ながらいきなり輝かしい成績を残した郷田さん…

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しかし、大ブレイクしてこれから!…という大事な時期に声優業から離れ、その後約15年間ボトムズ』以外の他作品に出演されることはありませんでした

当時のファンが、突然アニメ界から郷田さんが居なくなったのをどう思っていたのか気になるところです…


そして、この動画ではそんな当時の出来事を話し、なぜ『ボトムズ』以外の他作品への出演をされなかった理由も語られています

 


ボトムズ』コンテンツはまだまだたくさんあり、『ボトムズ』の監督をされた高橋良輔監督やメカニカルデザイナーの大河原邦男さんにインタビューする動画や当時のアフレコ台本が発掘される動画などもあります


ボトムズの高橋良輔監督と大河原邦男さんに会った【鼎談終了直後にゲリラ撮影】


「装甲騎兵ボトムズ」放送当時の台本を発掘【一緒に貴重な資料も出てきた!】


95%の視聴者が男性という"最低野郎"たちが集まるYouTubeチャンネルでありますが、郷田さんがのんびりとDIYなどを楽しむ動画がたくさんありますので、『ボトムズ』ファン以外の方にも是非見ていただきたく思います

 

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織田哲郎

先ほどは、『ボトムズ』で主役をされた方のYouTubeチャンネルを紹介しましたので、今度も『ボトムズ』に深い関わりがある方のYouTubeチャンネルを紹介します


その方というのが、「オダテツ」こと織田哲郎さんです


織田さんは「世界中の誰よりきっと」、「負けないで」、「このまま君だけを奪い去りたい」、「おどるポンポコリン」など90年代に数多くのヒットソングを作曲するヒットメーカーとして知られています


また90年代アニメでも、「ドラゴンボールGT」のOP「DAN DAN 心魅かれてくFIELD OF VIEW」や「スラムダンク」のED「世界が終るまでは…WANDS」など数多くのアニソンを作曲されました

 


そんな織田さんのYouTubeチャンネルでは、自身が作曲された曲を中心にギター片手に織田さん自らが歌われている動画【オダテツ3分トーキング】が投稿されています

作曲のウラ話などもされており、なんと言っても音楽スタジオで熱唱される織田さんがめちゃくちゃカッコいいのです

 

 

アニメ界でも沢山の功績を残される織田さんでありますが、80年代アニメ好きからすると織田さんといえばやはり『ボトムズ』の人なのであります

 


ご存知の方も多いと思いますが実は、『ボトムズ』で織田哲郎さんは【TETSU】という名義で、OP「炎のさだめ」/ ED「いつもあなたが」(作詞:高橋良輔、作曲・編曲:乾裕樹)を歌われている方なのです

あの有名な 「む せ る」 という奴ですよ!

 


織田さんのYouTubeチャンネルでは、自身が歌われた『ボトムズ』楽曲の弾き語りもしており、その中でもOP「炎のさだめ」を歌われた動画は80万再生を突破し多くのアニメファンをむせさせています(2021年2月14日現在)

「よし!むせようか、皆んな!」と織田さんの一言から始まる本動画は、とにかく む せ る!

OPで歌われているあの当時のままの歌声に痺れます

是非聴いて、むせて…むせてむせまくってください!

 


織田哲郎が装甲騎兵ボトムズ「炎のさだめ」を歌ってみた【オダテツ3分トーキング・アーカイブ】#織田哲郎Youtube #むせる

 


<弾き語り> いつもあなたが/ TETSU 装甲騎兵ボトムズ【オダテツ3分トーキング】#織田哲郎Youtube #むせる


80年代アニメで織田さんといえば、もう一つ忘れてはいけない作品があります

それは…『魔法の天使 クリィミーマミ(1983)』です


織田さんは『クリィミーマミ』の楽曲を2曲手掛けられており、その内の一つ「美衝撃(ビューティフルショック)」がYouTubeチャンネルの方で歌われています

「美衝撃(ビューティフルショック)」はクリィミーマミ/森沢優役をされたアイドルの太田貴子さんが歌われた楽曲でありますが、織田さんが歌う事により渋い声でダンディな世界に一気に染まり、ポップなアイドル曲が全く違う楽曲になっているのが見どころの動画であります

 


太田貴子/魔法の天使クリィミーマミ「美衝撃」(ビューティフルショック)【オダテツ3分トーキング】#織田哲郎Youtube


「美衝撃(ビューティフルショック)」も素晴らしい曲でありますが、織田さんが作曲されたもう一つの曲「囁いてジュテーム-Je t'aime-」も私の中では忘れられない名曲です

「囁いてジュテーム-Je t'aime-」はTVシリーズ本編最終回でちょこっとだけしか歌われていないマイナー曲ではありますが、数ある『クリィミーマミ』楽曲の中で私が一番好きな曲なので、いつか織田さんのYouTubeチャンネルで歌っていただきたく思います

 

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プライベートが動画で観れる時代

昔だと雑誌の誌面やラジオなどでしか知り得ることの出来なかった声優さんなどのプライベートが、今だと動画で観れるというのはすごくネット社会の現代を思う次第です

そして80年代に活躍したレジェンドたちが、自分たちが好きな事で思い思いの動画を投稿されている光景は、正しくYouTubeの原点ではないかと感じます

そして何よりも、ファンとしてはすごく嬉しいことです

ただ純粋に楽しむ動画をこれからも楽しませていただきたく思います!

 


まだまだコロナ禍である現在、おそらく80年代に活躍したレジェンドたちのYouTube進出というのはこれからもドンドン続いていくでしょう!

また新たな動き、皆様に伝えたい動画などがありましたらYouTubeチャンネルを取り上げようと思います


辛く苦しいステイホームな日々ですが、そんな時こそ是非YouTubeに投稿されている動画を見てこれからを楽しんでいきましょう!

では!!

 

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🌟-前回の記事-🌟

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