2019年8月24日(土)に福岡市美術館で開催されている『富野由悠季の世界』展に行ってきました
本来は開催初日に行きたかったのですが予定が合わず、ズルズル流れてしまい今日となりました
それでも開催期間内に来れたのでよかったです
そして24日は劇場版『ガンダムGのレコンギスタⅠ』の国内最速試写会の開催日でありました
上映終了後に富野由悠季が登壇され、開催中トークイベントが開催されたわけですが私は落選したので関係がないことです
福岡会場の開催期間が9月1日(日)までなのでこのレポートが福岡会場で活躍するか分かりませんが、兵庫会場以降に行かれる予定の方の参考になればと思います
滞在時間はおおよそ4時間半
全6部ある本展覧会で見ることができたのは第2部(だいたいイデオンあたり)まででした
たったの2部までです…
次の予定が詰まっていた為、あとは流し見での観覧となりました
これは自分の見るスピードが人より遅いというのもありますが展示品が濃密すぎるというのも一つの要因だと思います
展覧会の感想については私が呟いた一連のツイートを見ていただけたらと思います
福岡市美術館まで『富野由悠季の世界』展を観に来ました
— SATAトミオ@80年代Lover (@YTOSzjxpdHOjt9g) 2019年8月24日
今日は『劇場版 ガンダム GのレコンギスタⅠ』の国内最速試写会がありましたが落選した私には関係ございません😛
(観たかったぞ、ちくしょうッ!)
これから感想をツイートしていきます♪#富野由悠季の世界 pic.twitter.com/cpmnWCJJas
ここに書いてあること以外ですと安田朗さんが描かれた∀ガンダムのイラスト原画の大きさには度肝を抜かれました
実物の凄さは見た人にしか分かりませんので是非見てください、必見です!
展示物の配置場所も重要だと考えて観覧した後、ブログに載せようと思いメモした展覧会内の作品配置マップが『富野由悠季の世界展』公式ツイッター様で紹介されました
合ってます。なんかうれしいですね(担当より) https://t.co/01sOwaskeN
— 富野由悠季の世界展 (@tominoexhibiti1) 2019年8月27日
マジでびっくりしました‼️
引用リツイートや返信で「感動がよみがえる」や「観覧する時の参考になる」といった嬉しい声をいただき、本当にありがとうございます!
ただ自分が忘れない程度にメモしたものだったので、とにかく荒いっ!
ブログに載せるときはちゃんと清書しようと思っていたのでまさかメモ段階でここまで評価していただけるとは思いませんでした
そして描いた清書版がこちらです
『富野由悠季の世界』展 福岡会場 マップ
エリアの大きさなどの多少違いがあると思いますが作品の配置場所はおおよそ間違っていないと思います
後半は流し見での観覧でしたので正確性が少し低いかもしれないです
兵庫会場でもマッピングをしたいと思いますのでお楽しみください!
『富野由悠季の世界』展のオススメの周り方
『富野由悠季の世界』展の恐ろしいところは先程のマップ内に3000点以上もの展示物があるということ
そしてマップ内に富野監督が描かれた絵コンテ以外にも安彦良和さん、湖川友謙さん、北爪宏幸さん、いのまたむつみさん、安田朗さんらの原画があることはマップ図だけでは分からないことです
富野ファンとしてはまさに楽園でありましたが戦場でもあります
軽い気持ちで行くと大やけどを負うことになります
では、どうすれば効率良く見ることができるのか…
私なりに考えてみました
オススメの周り方をいくつか紹介したいと思います
複数回、会場に訪れる
この方法が隅から隅まで楽しめる上に体に負担がかからないと思います
値段と日数はかかりますが最もオススメできる方法です
また兵庫会場では入場時に特製しおりが曜日別に配布されます
そちらの収集にも複数回訪れるのは有益であると思います
自分が一番見たい作品を決めておく
本展示会は作品展示数が3000点を超えるボリュームのある展示なので序盤に力を費やすと自分のように後半ほとんど見れないという事態が発生します
その為、まず自分はどの作品を一番見たいかを決めておき、ペース配分を考えて進行していくと良いのではないかと思います
映像を楽しむ
本展覧会では絵コンテと共にそのシーンの映像が流れています
絵コンテと比較しながらアニメ映像を楽しむのが醍醐味の一つだと思います
映像の展示はほぼ全ての作品に対して存在し、映像を全て見るだけでおそらく3時間以上かかるのではないでしょうか
更に重度の富野ファンも観たことないであろう『しあわせの王子』や『闇夜の時代劇 正体を知る』といったレアな映像が流れています
その他にも富野監督が大学生時代に演出・脚本・撮影をした8mm映画『二つの場所』も上映されています
はっきり言ってここでしか見れない作品ではないかと思いますので是非観ていただきたいです
通販で図録を購入し、予習しておく
今回展示してある原画や絵コンテなどは本展覧会の図録にほとんど載ってあります
公式図録はネット通販などでも購入できますのでまずは図録に目を通して気になるものをピックアップし、会場で現物を確認するという方法もあります
会場内にはポスターと原画が横並びに置いてある展示品もあります
それを見るとポスターでは表せない原画だけがもつ、深みや色合いが感じれるわけです
こればかりは実物を見ないと分からないと思います
そういった部分を見るのもオススメの一つです
ネットで図録を購入する➡富野由悠季の世界 | KINEJUN ONLINE
開館から閉館まで滞在する
遠くから来られる方や複数回来れないという方もいると思います
体に負担はかかりますが一日滞在するという方法もあります
展覧会内には座れるスペースが設けられていたり、一時退出も係員に声をかければ可能なので時間をたっぷりと使い、一日をフルに使い、満喫するという方法もどうでしょうか
一人で楽しむ
友達や家族と一緒に見て回るのは大変素晴らしい事だと思います
しかし、複数人で回るという方法はじっくりと見たい人にはオススメできません
本展覧会は絵を見るというより文を読むという行動の方が多いです
相手のスピードを合わせながら展示品を見るというのはじっくり楽しめる方法ではないと思います
しかし私は決して一人で来てくださいと言っているわけではありません
一緒に来て別行動をとるのもいいですし、複数回訪れる事を前提として一緒に見て回るのもいいと思います
何より会話しながら見て、感想を共有することは展覧会の醍醐味の一つです
じっくり見る方法ではないという意味で言わせていただきました
『富野由悠季の世界』展は伊達じゃない!
富野作品の魅力は何度観ても新たな発見があることだと思います
一度観ただけではわからないほど作品内の情報量が多く、その点は本展覧会も同じであるように思えます
そして行かれた方、全ての人が同じことを言います
それは「時間が全然足らない」ということです
前半に集中し過ぎて、後半の『∀ガンダム』や『ガンダムGのレコンギスタ』を前に力尽きた人や時間が足りなくなった人は多いと思います(自分もその一人です)
『富野由悠季の世界』展をメインで見ることを考えた上で、1日の計画を立てて来られることをオススメします!
55年分の仕事を僅か数時間で振り返ろうなんてのは到底無理なこと
何度でも足を運んでいただきたいと思います
「富野由悠季の世界」福岡会場
会期 2019年6月22日(土)〜9月1日(日)
会場 福岡市美術館
〒810-0051 福岡県福岡市中央区大濠公園1-6
「富野由悠季の世界」兵庫会場
会期 2019年10月12日(土)〜12月22日(日)
会場 兵庫県立美術館
〒651-0073 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1
「富野由悠季の世界」公式サイト→https://www.tomino-exhibition.com/index.html