80年代アニメを知りたい! 伝えたい!

主に1980年代に制作されたアニメや関西で行われるイベントについてを20代の若造の視点で書いていこうと思います。

『Animec(アニメック)』復刊 一回限りじゃダメ‼️ 20代の若者が望む本当の復刊とは …

 


機動戦士ガンダムが社会現象を起こすまでの作品に押し上げたのは70年・80年代のアニメファンに多大な影響を与えた伝説のアニメ雑誌『Animec(アニメック)』の存在があったからではないしょうか

しかし、アニメックは1987年2月号をもって休刊しました...

昭和の時代に終えた雑誌が平成を超え、そして今、令和の時代に始まる

🎉『Animec(アニメック)』🎉

今夏にて一号限りの復刊‼️

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(※私が所有しているアニメックの一部です)


今回の復刊は「機動戦士ガンダム」が放送から40周年を迎えるにあたってガンダムブームに一役かった雑誌として復刊されるのでしょう

そして巻頭特集はもちろんガンダムであり、日本アニメ史を語るにおいて外せない伝説のイベント、1981年2月22日新宿アルタで行われた『2・22アニメ新世紀宣言大会』について書かれるそうです

 


そして今回、投稿サイトカクヨムにてアニメ新世紀宣言の体験談「あの日、ボクらは、、、」を募集し、優秀作は復刊されるアニメック』に掲載されるという事であります

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あの日、新宿アルタ前で行なわれたイベントに参加された方、参加したかったけど現場にたどり着けなかった方、そしてスタッフとして参加していたという方。あの特別な一日には、自分だけの思いがあるはずです。あなたの思い出を文章にして、カクヨムに投稿してください。(カクヨム特設サイト、原文のまま)

『アニメ新世紀宣言』体験談コンテスト 応募要項 - カクヨム


アニメ新世紀宣言については大和田秀樹先生作の『「ガンダム」を創った男たち。』という漫画の下巻に書かれているのですが新宿アルタ前に1万人以上のファンが集まるだなんてすごいことなんでしょうね

自分も旅行で新宿へ行った時にアルタ前まで行きましたけどここに1万人以上のファンが全国から押し寄せて来たと思うと人口密度がハンパないし、当時の熱気って凄かったのかなと感じます

アニメ新世紀宣言やガンダム誕生秘話について詳しく知りたい方は大和田先生の『「ガンダム」を創った男たち。』を読みましょう(本作はギャグ漫画なので事実と異なる部分もありますのであしからず…しかし、熱量は本物の作品だと思います)

 

 


アニメ新世紀宣言ってそんなに凄かったのかなと思う一方、復刊するのであれば当時体験したファン向けの企画だけでなく、これからの時代を築くファンの声も汲み取れるような企画があってもいいのではないでしょうか

 


最近、アニメックと同じくらい支持されていたアニメ誌月刊OUTの復刊があり、そちらも"ヤマト特集"という名目で一号限りの復刊でありましたし、当時のファンの方には嬉しい事なのでしょうけど"それって、次につながるの?"という思いがあります

80年代アニメ好きの自分としては常に懐かしのアニメと呼ばれる作品が雑誌に掲載され、その雑誌が当たり前のように毎月本屋に並んである光景を見たいし、応援し続けたい!

 

 

 

そこでアニメック復刊に伴い、80年代アニメファンである、20代の私が望む復刊の在り方を4つに分けて語っていこうと思います‼️

 

アニメック流レビュー
アニメックといえば良くも悪くも辛口な批評記事ではないでしょうか

アニメックは理念として"良いと思うものは取り上げ、そうでないものは沈黙を以て応える”としていました

1クールに30作品近くが制作される2019年現在、一話切りやPV切りが行われている今だからこそ、編集者の辛口な批評記事で切り込んてほしいという思いがあります

 

②現代からみた80年代アニメ
80年代アニメを今の時代の雑誌に載せる意味、それは今の時代の観点から作品を観て何が見えるのかを捉える記事が若い人にPRする上で必要なのではないでしょうか

"あれは良ったよね、懐かしいよね"と言っているだけでは次の世代は目を向けてくれません

そういう意味でも今なぜこの作品を発信していかなくてはいけないのかを雑誌のやり方で見せてほしいと思います

 

③若きスタッフの才能
最近思うのが80年代に比べて若い制作スタッフの露出が少ないような気がします

アニメック内でもアニメスタジオを特集した記事やアニメーターを取り上げた記事がありましたがそういうのが今の時代にもっとあっても良いのではないかと感じます

制作進行の仕事やどのカットを担当したなど、若いスタッフにスポットが当たる記事が見たいです

そうすることで若い力のある作品がどんどん出てきてくれたらいいですね

 

④文通交換=SNS
昔みたいに文通交換みたいなコーナーがあったら面白いですね

 個人情報がガッチリガードされている今の時代には雑誌を通して文通をすることはできないかもしれませんがそれこそSNSがありますので、ツイッターのIDを雑誌に掲載して”良かったらフォローして、DMしませんか”みたいなことをやっても面白そうじゃないですか

SNS上で繋がるのではなくて雑誌をかえして繋がるのことにノスタルジーさと温かみを感じられるのではないでしょうか

 

 


ここまで売り上げとか利益的なことを考えずにバカみたいなことを書いていきましたけど、やはり70年代も80年代もそうですが"懐かしのアニメ"という括りで歴史というガレキの中に埋もれて欲しくないという思いがあります

今だってその輝きはまったく衰えることがないのです、それは20代である私が心の底から言えることです

その為にも若い世代に80年代アニメの良さをアピールできるステージが多くあるだけ広まっていくと思います

 

そして今回のアニメック復刊はその良さをアピールできる雑誌として復刊されることを願っています

 

 

『アニメ新世紀宣言』体験談コンテスト

募集期間  4月26日(金)〜6月9日(日)

今のところ応募数もそんなに多くないので採用される確率は高いですよ!

kakuyomu.jp